神奈川
かながわ
Kanagawa
県名の駅なのに小さすぎる
神奈川県横浜市
京浜急行電鉄(2023年)約4,230人
京急本線
上り
羽田空港・品川方面
下り
横浜・三浦海岸方面
普通
普通電車のみ停車。神奈川県の神奈川の名を名乗る駅なのに小規模で、普通電車しか止まらない。利用客も京急ワーストクラスと散々たるもの。県内最大のターミナル駅横浜駅に隣接しているのもあってかなり地味な駅。
駅名は東海道の宿場「神奈川宿」に由来し、起点の日本橋から数えて3番目の宿場町として栄えていた。1872年に日本初の鉄道「品川」〜「横浜(現桜木町)」間が仮開業すると、鉄道省は新暦7月10日に途中駅として川崎駅と神奈川駅を開業。1905年に京急の神奈川駅、1926年に東急の神奈川駅が開業しターミナル駅としての地位を得る。
横浜駅の移設で神奈川駅と近接したこと、横浜港開港による急速な横浜の発展で神奈川宿が衰退したことなどが重なって、1928年に国鉄神奈川駅が廃止、1950年に東急神奈川駅も廃止され、京急だけが残った。
路線
本線
品川起点
21.5km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業日 1905年(明治38年)12月24日
駅名標
駅名標2
縦型駅名標
縦型駅名標2
ホーム。有効長6両、普通電車のみの停車駅。ホームが狭く通過電車が怖い
ホーム京急東神奈川寄りを眺める。東海道線の片隅にあるような駅
2番線ホームから見える東海道線の複々線。架線柱や線があって撮影地としては微妙か
狭い改札内。トイレはスライドドア式
小さく、狭い改札。始発から朝7時まではモニターホンによる対応となる
関東の駅百選認定駅のプレート。選定理由は「神奈川宿歴史の道街づくりの一環として宿場を模した駅」
駅前は青木橋、国道1号、国道15号。横浜駅まで徒歩約9分、東急東横線「反町駅」まで徒歩約10分
神奈川宿歴史の道。東海道五十三次の日本橋より数えて三番目が神奈川宿である。この地名が県名や区名の由来であり、またここが近代都市横浜の母体でもあった。
駅の看板