大前
おおまえ
Omae
グンマー帝国最奥部の駅
吾妻線の終着駅。吾妻線は長野県の信越本線(現しなの鉄道北しなの線)の豊野駅まで延伸する予定だったが、当時の国鉄の赤字等の理由で実現できなかった模様。
1面1線棒線駅、有効長4両。奥に延びる線路を活用すれば7両編成まで入線が可能。行楽シーズン時に吾妻線で臨時列車が運行されると待避のため当駅まで回送されることがあるらしい。
吾妻線下りは一つ手前の万座・鹿沢口で折り返す電車がほとんど。そのため日中電車が約7時間来ない上、当駅を発車する電車は2024年現在5本のみ。「長野原草津口」〜「大前」間は超赤字区間で存続が危ぶまれている。
路線
吾妻線
渋川起点
55.3km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業日 1971年(昭和46年)3月7日
運営形態 無人駅
駅名標
縦型駅名標。線路末端部に1枚だけある
海抜 八四〇・三七M
ホーム。電車が到着すると皆写真撮影や風景を楽しむ。車掌がきっぷの確認をする
吾妻線の線路終端部。途絶えた延伸計画
道中安全
便所
待合室の中
ようこそ大前駅へ。駅ノート
スカスカの時刻表
きっぷの運賃表が高崎駅までしかない
ホームからの景色。割と建物多め
駅前。坂を上った先の国道144号・国道406号沿いは建物が多く、嬬恋村役場が立地。隣の万座・鹿沢口駅まで徒歩約50分。そこまで行けば本数の少ない当駅から脱出可能
駅前にある嬬恋村大前村営住宅。この建物のおかげで秘境感薄め?
駅の出入口
駅の看板
駅前を流れる吾妻川