上総東

かずさあずま

Kazusa-Azuma

2面2線の列車交換可能駅

所在地

千葉県いすみ市

1日平均乗車人員

いすみ鉄道(2019年)約30人

Train line

いすみ鉄道線

上り
大原方面

下り
大多喜・上総中野方面

どんな駅?

急行停車駅。2面2線ホームで駅出入口側が上り(大原方面)ホーム、構内踏切を渡った先が下り(上総中野方面)ホーム。汲み取り式のトイレがある。上下線の交換が可能な駅だが当駅で列車交換は行わず、国吉駅または大多喜駅で行う。

 

2021年6月に駅名標が更新され「かずさあ『づ』ま」から「かずさあ『ず』ま」になった。

 

いすみ鉄道の路線は国鉄の木原線を引き継いだものである。久留里線と接続し内房の「木」更津と外房の大「原」を結び房総半島を横断する路線になるはずだったが、山ばかりの一帯で住人が少なく採算が取れないと国鉄が考えたため小湊鉄道線と接続した時点で計画を打ち切った。その結果久留里線は盲腸線になった。

いすみ鉄道
 

路線

いすみ線

大原起点
5.2km

 

 

駅構造 地上駅

 

ホーム 2面2線

 

開業日 1930年(昭和5年)4月1日

 

運営形態 無人駅

 

Gallery

駅名標。2021年6月に旧国鉄木原線時代風のデザインに交換されたもの

かつての駅名標。錆びていて雰囲気バッチリ。「ず」が「づ」なのも良い

ホーム。2面2線で列車交換可能。のりばの番号はない

待合所

汲み取り式のトイレ。いすみ鉄道線の駅はトイレなしの駅が多いのでないよりマシ

いすみ環境と文化のさと。ここいすみ地域は、豊かな自然の中で古くから稲作を中心とした生活が営まれ、神社やお寺も数多く残されています。

駅前は国道465号線。高田堰(トンボの沼)という千葉県大半のトンボの生息地が徒歩約16分の場所にある

いすみ鉄道応援自販機。目を引く黄色のいすみ鉄道カラー。飲んで応援しよう!この自販機で購入された飲料水の売上の一部はいすみ鉄道へ寄付されます。

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Column

ムーミン谷のなかまたち2

 

いすみ鉄道でかつてイメージキャラクターとして採用されていたムーミンにはたくさんのなかまたちがいる。ここではそのなかまたちを紹介していこう。

 

スニフ

ムーミントロールの友達。ムーミントロールやスナフキンのやることに興味津々で一緒にやりたがる。しかし臆病で飽きっぽい。思い通りにいかないとすねたりわがままを言ったりする。キラキラしたものや価値のあるものに目がない。

 

ミムラねえさん

リトルミイの姉でママミムラ一番上の娘。スナフキンの異父姉にあたる。思ったことを口に出すことは妹のリトルミイと似ているが穏やかでロマンチスト。マイペースで頭の回転が早く、おしゃれやダンスが大好き。

 

ヘムレン

ヘムル族の一人で彼らの多くはヘムレンさんと呼ばれている。つまり何人ものヘムレンさんがいる。代表的なヘムレンさんはムーミン谷に住む切手や植物を収集するヘムレンさん。ヘムル族はムーミン族より少し大きくて自分の意見を周囲に押しつける傾向があり、コレクター気質で何かを収集するのが好き。

 

ニョロニョロ

集団で揺れ動く謎の生き物。白くつやつやした種から生まれ、夏祭りの前の晩に種をまくと生えてくる。耳は聞こえず言葉を発しないが、手を振ったりおじきをしてコミュニケーションをとっている。食べたり眠ったりしない。体は電気を帯びているが危害を加えてくることはない。

 

モラン

ムーミン谷の住人が恐れる孤独な女の魔物。冷気をまとっていてどこからともなく現れる。歩いた跡の草木は凍り、地面には霜が降りる。嫌われているがそこまで危険ではなく、ムーミン一家は怖いと感じる一方でかわいそうだと思っている。ランタンの灯りやかがり火など明るく温かいものに引き付けられる。

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