笠上黒生

かさがみくろはえ

KASAGAMI KUROHAE

かさがみくろはえ、かみのけくろはえ

所在地

千葉県銚子市

1日平均乗車人員

銚子電気鉄道(2019年)約80人

Train line

銚子電気鉄道線

上り
銚子方面

下り
外川方面

どんな駅?

2面2線ホームの有人駅。駅舎側が下り(外川方面)ホーム、構内踏切を渡った先が上り(銚子方面)ホーム。銚子電気鉄道線で唯一上下線の列車交換が可能な駅となっている。「笠上黒生」〜「外川」間は全駅単線でスタフ閉塞区間となり、1列車しか侵入できないようになっている。また当駅には銚子電気鉄道線全線へ電気を供給する変電所が設置されている。

 

当駅を境に「笠上黒生」〜「外川」間は車掌が乗務しないワンマン運転を行うことがある。ワンマン運転の際は乗降口が運転席後ろの1か所のドアのみになるので注意。

 

ネーミングライツにより「かみのけくろはえ」の名前を持つ有人駅。ネーミングライツはヘアケア製品の製造・販売を行う株式会社メソケアプラスが命名しインパクトは抜群。銚子電鉄で一番印象に残るのではないのだろうか。

 

駅周辺は銚子ポートタワーや水産物直売所のウオッセ21があり、徒歩で行くにはやや大変だが比較的近い。

銚子電気鉄道
 

路線

銚子電気鉄道線

銚子起点
2.7km

 

 

駅構造 地上駅

 

ホーム 2面2線

 

開業日 1925年(大正14年)7月1日

 

運営形態 有人駅

 

Gallery

下りホームの古い駅名標、2018年。間に空白があり「かさがみ くろはえ」になっている

下りホームの古い駅名標、2023年10月14日

上りホームの古い駅名標、2023年10月14日

駅名標「かみのけくろはえ」バージョン。漢字は「髪毛黒生」

駅名標3。漢字が「髪毛黒生」バージョン。両駅のネーミングライツ長すぎ

隣の西海鹿島駅ネーミングライツが「みんなの夢 銚子電鉄」だった頃の駅名標

ホーム。列車交換可能。のりばの番号なし。当駅から外川方面は駅を含み全線単線となり、列車交換が不可。列車交換の際はタブレット交換が行われる

列車交換のようす。駅舎側に外川方面、反対側に銚子方面が入る。銚子方面の列車は、外川方面の列車が駅構内に入るまで場内信号機の手前で待機する決まりがあるらしい

銚子方面ホームにある待合室

待合室の笠上黒生の文字が水色だった頃

補強工事がされた?

なんとなく本銚子駅っぽさがある待合室の中

かつての待合室の中。家から使わなくなったのを持ってきたような座布団、黒板の時刻表、きそば・中華・丼類の出前の看板

頭皮にまじめなスカルプシャンプーとローションです。メソケア+

観音・銚子行ホーム

犬吠・外川行ホーム

桃太郎電鉄のキャラクター「貧乏神」。上にトリがいる「貧乏をトリ」像。ハドソン(現コナミ)とのコラボ企画で寄贈された「しあわせ三像」の一体

ホーム本銚子寄りに変電所がある。銚子電気鉄道線全線に電気を供給する重要な設備

変電所の新設備らしい。近くの電線から電気を引き込み、銚子電鉄の架線に流れている600Vの電気を出力する

腕木式信号機 取扱いてこ。1999年まで活躍したもの。大きなレバーを操作し、ここから伸びるワイヤーで信号機本体の腕木の位置を変える

西海鹿島寄りの構内踏切

本銚子寄りの構内踏切

本銚子寄りの構内踏切から駐車場を通り抜けて駅の外に出られる

上りホーム外側に留置線がある。2023年10月14日訪問時、これは検測車だろうか?

ホームから本銚子寄りを眺める。上り線(左)から留置線が分岐している

駅舎の中。有人駅。鉄道グッズやぬれ煎餅などを販売している

ヘッドマークだろうか

トイレ。小便器と洋式トイレがあり、洋式トイレはウォシュレットつき

駅の看板。髪毛黒生と書いてかさがみくろはえ・・・じゃない

駅前。銚子ポートタワーとウオッセ21に比較的近く、徒歩約25分ぐらい。因みに駅名は「(黒生)くろはえ」だが周辺地名は「黒生町(くろはいちょう)」。隣の西海鹿島駅まで徒歩約8分、本銚子駅まで徒歩約14分

Spot

銚子ポートタワー

ちょうしポートタワー

笠上黒生駅から約2km


高さ57.7m、ハーフミラーガラスのツインタワーの展望塔。展望室は高さ46.95mの場所にあり銚子市街地や利根川、鹿島臨海工業地帯などを一望できる。隣接する「ウオッセ21」とともに千葉県の水産業が新たな時代へと移り行くシンボルとして建てられたもの。

展望室

ようこそ夫婦ヶ鼻(めどがはな)へ。銚子ポートタワーの脇にある小さな崖のこと。銚子ポートタワーの形と地名から夫婦や恋人同士の絆が強くなるスポットとして注目されている

銚子缶パーク。「フードツーリズム」で銚子を訪れるリピーターを増やすため、銚子ポートタワーと地球の丸く見える丘展望館の2施設で県内や全国の缶詰300種類以上を販売する

銚子ポートタワーはアニメツーリズムと呼ばれるアニメ聖地に設定されている。当地は恋愛学園モノの「アマガミ」

利根川の向こうは茨城県

銚子漁港と太平洋

「ウオッセ21」を見下ろす

鹿島臨海工業地帯

犬吠埼灯台

地球の丸く見える丘展望館

筑波山

風力発電風車群

太平洋

銚子漁港第三魚市場

風力発電風車群と銚子市役所(中心の大きな建物)

銚子大橋

アマガミのタペストリー

アマガミで描かれた銚子駅前

撮影パネル

記念メダル

弱虫ペダルの「巻島裕介(まきしまゆうすけ)」

銚子ポートタワーとウオッセ21を結ぶ連絡通路

銚子無線電信局発祥の地。明治41年5月16日、この地に我が国始めての無線電信局が開設され、同年5月27日に太平洋航行中の丹後丸との間に無線通信が成功した。これが我が国で無線電報を取り扱った最初の日である

ウオッセ21

笠上黒生駅から約2km


銚子漁港で水揚げされた海産物を販売する水産物即売センター。2023年1月現在14店舗のお店が入る。銚子ポートタワーと合わせて銚子市最大の観光拠点を担う施設。食事処として新鮮な海の幸を味わえる「シーフードレストランうおっせ」もある。

銚子漁港で水揚げされた海産物を買う

撮影パネル

シーフードレストランうおっせ

シーフードレストランうおっせで新鮮な海の幸を食べる

つりきん目の煮付け、いわしのつみれ汁。つりきん目の煮付けの値段は2023年現在、3630円(税込み)である

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