桜木

さくらぎ

Sakuragi

(加曽利貝塚)

国の史跡、加曽利貝塚

所在地

千葉県千葉市

1日平均乗車人員

千葉都市モノレール(2019年)約1,840人

Train line

千葉都市モノレール2号線

上り
都賀・
千葉・千葉みなと方面

下り
千城台方面

どんな駅?

副駅名の「加曽利貝塚」は当駅から徒歩約10分の場所にある縄文時代の貝塚。日本最大級の貝塚だけでなく学史上でも著名な標式遺跡としても知られており、国の特別史跡に指定されている。

千葉都市モノレール
 

路線

2号線

千葉起点
9km

 

 

駅構造 高架駅

 

ホーム 2面2線

 

開業日 1988年(昭和63年)3月28日

 

運営形態 無人駅

 

Gallery

駅名標。副駅名に加曽利貝塚(かそりかいづか)。また副駅名にもKasori Shell Moundsという英語表記がある

縦型駅名標

ホーム。「都賀」〜「千城台」間は競合する鉄道路線がなく、千葉都市モノレールの独壇場。利用客多め

加曽利貝塚PR大使「かそりーぬ」。職業は公務員、恥ずかしがり屋だが人懐っこくて綺麗好き

ホームの壁に春夏秋冬の縄文時代の暮らしが描かれている

改札

加曽利貝塚は2017年に国の特別史跡に指定された

駅周辺は住宅街。西側に国道51号線あり。副駅名の加曽利貝塚まで徒歩約10分

駅の看板

Spot

加曽利貝塚

かそりかいづか

桜木駅から約1km


直径140mのドーナツの形をした縄文時代中期の北貝塚と、長径190mの馬のひづめの形をした縄文時代後期の南貝塚で構成される日本最大級の貝塚。国の特別史跡に指定され学史上でも著名な標式遺跡としても知られている。貝塚内は公園として整備されており自由に歩くことができる。

北貝塚の貝層断面。縄文人の使った道具や食べた魚や獣の骨が混入しており、当時の人々の生活を知る貴重な資料となっている

南貝塚の貝層断面。多くの動物の骨、土器や石器、人や犬の埋葬、焚火跡など生活の痕跡が多い

断面に無数の貝。イボキサゴ、ハマグリを中心とする

随所に獣の骨が確認できる

千葉市立加曽利貝塚博物館

加曽利貝塚にいた縄文人は魚や貝に加えドングリやイモ、イノシシやシカなど様々な食材をバランスよく食べていた

縄文時代の犬は狩猟のパートナーだけでなく村の番犬、寒い時には身を寄せ合い暖を取り合う仲間だった。火に次ぐ第2のエネルギーと称されるほど重要な存在

加曽利貝塚から出土した多くの土器が並ぶ

縄文時代中期の竪穴式住居が北貝塚から少し離れた場所に10軒発見され、一部が復元されている

旧大須賀家住宅。元幕張町にあったものが昭和43年に千葉市に寄贈され、民俗資料として保存するために加曽利貝塚へ移築した。北の代官所と呼ばれていた建物

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