所在地
福島県相馬郡新地町
1日平均乗車人員
JR東日本(2021年)約240人
常磐線福島県エリアおよびJR東日本水戸支社最北端の駅。震災の影響で以前の駅舎は全壊し、新しい駅舎は300mほど内陸部に建設された。
震災前は2面3線ホームだったが復旧後は1線廃止され2面2線。行き違いがない時は上下線共駅舎側1番線を使用する。特急停車駅ではなく有効長は6両分だが10両同士の列車交換に対応するため、列車交換設備は10両分ある。少数派だが仙台方面から当駅止まりがあり、2番線で仙台行きとして折り返す。
常磐線
(上り) |
(下り) |
福島県 北の玄関口・新地町。新地町は福島県浜通りの最北端にあって宮城県と接しており、常磐線も南北を貫く形で福島県と宮城県を結んでいる。鹿狼山(かろうさん)は新地町と宮城県丸森町に跨がる標高は429.3mの山。海を見ながら登れる山として知られているようだ。右近清水(うこんしみず)とは名水の事で、菅ノ沢溜池を取り囲むように桜の回廊がある桜の名所。あんこ地蔵とはこの地に移り住んだ「家山(かざん)」和尚が平和の願いを込めて建立した地蔵。8月下旬に家山和尚の命日に好物だったあんこを口元に塗って供養する。
縦型駅名標
跨線橋に大きなガラス窓があり、そこから海が見える
海を眺める
駅舎の中
当駅の上下線の発車番線は上り下り関係なく異なる
図書スペース
新地駅の文字
地下自由通路を通れば駅の反対側、海側に行ける
JR東日本 | ||
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駅構造 | 地上駅 | |
ホーム |
2面2線 |
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開業日 |
1897年(明治30年) |
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運営形態 | 簡易委託駅 | |
路線 | ||
常磐線 | ||
キロ程 |
315.6km |
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駒ケ嶺 |
坂元 |
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年度別1日平均乗車人員 | ||
2000年 | 400 | |
2005年 | 350 | |
2010年 | 320 | |
2011年3月〜2016年12月 東日本大震災により「相馬」〜「浜吉田」間が休止 | ||
2016年 | 210 | |
2019年 | 280 | |
2020年 | 230 | |
2021年 | 240 |
※2021年8月現在の配線図です。
番線 | 路線 | 行き先 | 有効長 | 備考 |
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1 | 常磐線 | 原ノ町方面(仙台方面) | ※6 | 主に使用 |
2 | 常磐線 | 原ノ町方面(仙台方面) | ※6 | 当駅始発。仙台方面との行き違い |
※列車交換は10両編成に対応
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