運用者 JR東日本

 

所属 京葉車両センター

 

運用開始日 2010年(平成24年)12月4日

 

編成 8両

 

運用区間
武蔵野線「府中本町」〜「西船橋」
京葉線「東京」〜「海浜幕張」

 
209系・E231系(武蔵野線)

武蔵野線の車両。209系は元中央・総武線の車両であり、同路線のE231系導入に伴う置き換えで8両編成化され武蔵野線に転属してきた。

 

E231系も元中央・総武線の車両であり、山手線のE235系投入により余剰となった本系列が中央・総武線に転用。余った本系列が武蔵野線に転用されている。

 

どちらも外観と車内が瓜二つだが正面を見ると209系は白、E231系は銀色と異なるため正面で区別可能。

Gallery

正面が銀色のE231系。山手線へのE235系導入により余ってしまったE231系を中央・総武線に転用し、捻出された三鷹車両センターの車両を武蔵野線に転用したもの

車内

優先席

車内案内表示装置

東京行き

南船橋行き

新習志野行き

海浜幕張行き

西船橋行き

吉川美南行き

南越谷行き

東所沢行き

府中本町行き

むさしの号八王子行き

むさしの号大宮行き

しもうさ号西船橋行き

しもうさ号新習志野行き

しもうさ号海浜幕張行き

しもうさ号大宮行き

武蔵野線

臨時

回送

東京オリンピックラッピング

ローレル賞受賞記念プレート

幕張豊砂駅開業記念ヘッドマーク

幕張豊砂駅開業記念ヘッドマーク2

武蔵野線開業50周年記念ヘッドマーク

停車駅のご案内・幕張豊砂駅開業前

停車駅のご案内・新八柱新京成線乗り換え

府中本町駅

トンネルに入る

「東所沢」〜「西浦和」間

「北朝霞」〜「西浦和」間

 

撮影地ガイド

 

北朝霞駅から約2km。北朝霞駅から西浦和駅方面に向かって線路沿いを進むと見晴らしのよい高台につく。そして高台から金網越しに武蔵野線を俯瞰して撮影する。道が狭く人が行き違うのが大変で三脚の利用を禁止する注意書きがある。

 

ここから下に降りた場所にもうひとつの撮影スポットがある。


「北朝霞」〜「西浦和」間2

 

撮影地ガイド

 

北朝霞駅から約2km。北朝霞駅から西浦和駅方面に向かって線路沿いを進み高台に着いたら坂を下って新河岸川方面へ。新河岸川辺りは畑になっており高架を走る武蔵野線を撮影する。高架で暴風柵が多い武蔵野線だが、ここには柵がない。

 

ここまで来る途中に通る高台も撮影スポットとなっている。


「北朝霞」〜「西浦和」間3

「東浦和」〜「東川口」間の桜、2023年4月1日

「東浦和」〜「東川口」間、晴れ

 

撮影地ガイド

 

東浦和駅から約1.5km程の場所で奥ヒガウラの異名を持つ。東浦和駅から線路沿いに東川口方面に向かって歩き、芝川を渡る。芝川を渡ると田園風景が広がる場所が見え、そこでは武蔵野線が地上を走っている。高架や開削部の多い武蔵野線の数少ない地上撮影地である。

 

この区間はホリデー快速鎌倉を筆頭に臨時列車が通ることが多い。


「東浦和」〜「東川口」間、曇り

「東浦和」〜「東川口」間2

稲実る「東浦和」〜「東川口」間

 

撮影地ガイド

 

欲にいう奥ヒガウラと呼ばれる場所。田園地帯に実る稲と武蔵野線を絡めて撮影する。武蔵野線は高架と開削部が大半に加え、沿線は住宅街ばかりなので武蔵野線らしからぬ一枚になる。


稲実る「東浦和」〜「東川口」間2

「吉川」〜「吉川美南」間

 

撮影地ガイド

 

吉川美南駅から約350m。吉川美南駅から吉川駅方面に歩いてすぐに武蔵野線を跨ぐ陸橋がある。そこの上に行って武蔵野線を俯瞰する形で撮影する。春になると桜が咲く武蔵野線唯一の桜撮影地、だと思う。


桜咲く「吉川」〜「吉川美南」間

桜咲く「吉川」〜「吉川美南」間、2023年4月1日

「三郷」〜「南流山」間、江戸川の菜の花。2024年3月20日

「三郷」〜「南流山」間、江戸川の菜の花2

葛西臨海公園の観覧車とツーショット

 

撮影地ガイド

 

葛西臨海公園駅のホーム舞浜寄りから、東京方面に向かう上り列車を葛西臨海公園の観覧車と絡めて撮影する。武蔵野線の車両は8両と京葉線よりも短いため停車位置がいい感じにずれて観覧車と並ぶ。


夜の葛西臨海公園の観覧車とツーショット

ディズニーリゾートのロゴと共に

 

撮影地ガイド

 

舞浜駅ホームの新浦安寄りから見える東京ディズニーリゾートのロゴと電車を合わせて撮影する。上り東京方面の電車を停車中ではなく、当駅を発車しだしたタイミングで撮らなければならない。2022年1月29日にホーム延伸工事が完了して誕生した撮影地である。


幕張豊砂駅から京葉車両センターを眺める

Column

府中本町行き


武蔵野線基本の行き先。最長は京葉線東京駅から府中本町駅まで約1時間45分。府中本町駅に着くと降車専用の2番線ホームで一度乗客を降ろし回送、貨物駅寄りにある折り返し線を用いて転線し3番線に入ることで始発列車となる。府中本町駅の北府中寄りに渡り線などはない。

東所沢行き


朝と夜に府中本町側と西船橋側両方から設定される行き先。設定本数は平日朝、西船橋側からが多い。東所沢駅には東所沢電車区があり武蔵野線車両の滞泊や留置が行われている。

 

東所沢駅でそのまま折り返して始発列車になることはなく、全て東所沢電車区へ回送される。

南越谷行き


府中本町方面から設定される終電時間帯の行き先。2本設定されており、南越谷駅に着くと2本共越谷レイクタウン寄りにある2本の折り返し線に入り夜間留置、翌朝の南越谷始発府中本町行きとして運行される。東京競馬場での競馬開催に伴い臨時列車として運行されることもある。

西船橋行き


主に平日の夕方に設定。武蔵野線は京葉線と一体化した運行形態なため、武蔵野線単体で運行を終えることは少ない。なお京葉線側から平日の夕方に西船橋行きがあるが、これは京葉線車両で運行される。西船橋駅に着くと折り返しで始発列車となる。

しもうさ号海浜幕張行き


朝に1本設定。朝の新習志野発のしもうさ号大宮行きが折り返しで海浜幕張行きになる。大宮駅の始発ホームはむさしの号と同じく3番線の上野東京ライン・湘南新宿ライン上りホーム。海浜幕張駅に着くと折り返しで1駅で終点になる新習志野行きになる。

 

「大宮」〜「武蔵浦和」間は東北本線を走り、与野駅から武蔵野線の貨物線である西浦和支線を走行する。「大宮」〜「与野」間は湘南新宿ラインと同じルートなため、さいたま新都心駅と与野駅は通過となっている。

むさしの号八王子行き


大宮駅から八王子駅まで約50分。むさしの号は「大宮」〜「八王子」の往復はあるが、府中本町発のむさしの号は往復がなく大宮行きのみ。途中西浦和駅を通り通過してしまうが、2・3番線の外側にあるホームのない1・4番線を経由するため停車できず、通過になっている。

 

始発となる大宮駅を出ると湘南新宿ラインと同じルートで与野駅まで走り、与野駅から武蔵野線貨物支線の大宮支線を通り西浦和駅へ出て武蔵野線を走る。新小平駅まで来ると武蔵野線貨物支線の国立支線を通り国立駅へ。国立駅からは中央線を走り八王子駅に着く。

幕張豊砂駅開業記念HM


京葉線の幕張豊砂駅は2023年3月18日のダイヤ改正と同時に開業した。これを記念して同年3月31日まで京葉線E233系に加え、直通先の武蔵野線E231系1編成に前後で異なるヘッドマークを掲出。デザインは京葉線か武蔵野線かで異なる。

武蔵野線開業50周年記念HM


武蔵野線「府中本町」〜「新松戸」間は1973年4月1日に旅客及び貨物の営業を開始。「新松戸」〜「西船橋」間の延伸開業は1978年。2023年4月1日に武蔵野線「府中本町」〜「新松戸」間開業50周年を記念してE231系1編成にヘッドマークを掲出。同年6月30日まで掲出された。