運用者 JR東日本
所属 幕張車両センター
運用開始日 2009年(平成21年)10月1日
編成 6両・4両
運用区間
内房線「千葉」〜「安房鴨川」
外房線「千葉」〜「安房鴨川」
東金線「大網」〜「成東」
総武本線「千葉」〜「銚子」
成田線「千葉」〜「銚子」・「成田空港」
房総地区の車両。元京浜東北線の車両であり、京浜東北線のE233系への置き換えに伴い本系列は両端の先頭車をセミクロスシートに改造、2号車を車椅子対応大型洋式トイレを設置する形で房総地区に転用。2009年10月より房総各線で営業運転を開始した。
4両編成と6両編成があり最大8両編成で運行される。10両編成での運転は2021年3月のダイヤ改正で取りやめになっている。
2021年3月より投入されたE131系により内房線及び外房線の末端区間(一部209系のまま)、鹿島線を完全に置き換えたため運行範囲が縮小した。これに伴い余剰となった6両編成の一部が廃車され、6両編成2本が4両化の上、伊豆急行に譲渡されている。
車内・ロングシート
車内・セミクロスシート
ドリンクテーブルつきのボックス席
優先席
2号車にはトイレがあるため車端部に優先席が設置できず、トイレ隣のロングシートに優先席が設けられている
トイレ
トイレ内
車内案内表示装置
なぜかドアの色が違う
JR
トイレ設置に伴い埋められた窓
車内温度保持のためのドアカット
総武本線千葉行き
総武本線四街道行き
総武本線佐倉行き
総武本線八街行き
総武本線成東行き
総武本線横芝行き
総武本線旭行き
総武本線銚子行き
総武本線各駅停車
成田線千葉行き
成田線成田行き
成田線成田空港行き
成田線佐原行き
成田線銚子行き
成田線各駅停車
鹿島線佐原行き
鹿島線鹿島神宮行き
成田・鹿島線鹿島神宮行き
鹿島・成田線成田行き
外房線千葉行き
外房線誉田行き
外房線大網行き
外房線茂原行き
外房線上総一ノ宮行き
外房線大原行き
外房線勝浦行き
外房線安房鴨川行き
東金線大網行き
東金線成東行き
外房・東金線東金行き
外房・東金線成東行き
東金・外房線千葉行き
内房線千葉行き
内房線姉ヶ崎行き
内房線木更津行き
内房線君津行き
内房線上総湊行き
内房線館山行き
内房線千倉行き
内房線安房鴨川行き
総武本線
成田線
鹿島線
成田・鹿島線
鹿島・成田線
外房線
東金線
外房・東金線
東金・外房線
内房線
普通
快速
回送
ようこそ房総へ!ラッピング
ようこそ房総へ!ラッピング2
鉄道開業150周年記念ラッピング
鉄道開業150周年記念ラッピング2
前面行き先表示機・快速
旅客案内表示「上総一ノ宮」〜「長者町」
旅客案内表示器「三門」〜「御宿」
旅客案内表示「勝浦」〜「行川アイランド」
旅客案内表示「安房小湊」〜「安房鴨川」
旅客案内表示「木更津」〜「大貫」
旅客案内表示「佐貫町」〜「竹岡」
旅客案内表示「浜金谷」〜「安房勝山」
旅客案内表示「岩井」〜「那古船形」
旅客案内表示「館山」〜「千歳」
旅客案内表示「南三原」〜「太海」
旅客案内表示「十二橋」〜「鹿島神宮」
千葉駅で並ぶ
東千葉駅
「物井」〜「佐倉」間、山野越踏切付近上り6両編成
撮影地ガイド
物井駅から約1km、通称「モノサク」。駅から佐倉駅方面に向かって線路沿いを歩くと田園地帯に出るので、そこを走る総武本線(成田線)を撮影する。柵がない、見晴らしが良い、本数そこそこ、乗り入れる車両も多岐に渡る有名撮影地である。ただし周辺にコンビニはない。
撮影対象は2022年6月現在、209系・E217系、E235系・E259系(成田エクスプレス)・255系(しおさい)・E257系(しおさい)。E257系のしおさいは平日朝1本上りしか設定されていない。
「物井」〜「佐倉」間、山野越踏切付近上り8両編成
「物井」〜「佐倉」間、山野越踏切付近下り8両編成
「物井」〜「佐倉」間、山野越踏切下り8両編成
「物井」〜「佐倉」間、亀崎踏切上り6両編成
「物井」〜「佐倉」間、亀崎踏切下り8両編成
「物井」〜「佐倉」間の菜の花
「物井」〜「佐倉」間の菜の花2
「物井」〜「佐倉」間のあじさい
撮影地ガイド
有名撮影地のモノサクの山野越踏切付近には少しだがあじさいがある(2021年現在)。そのあじさいと一緒に走る列車を撮影することで梅雨の季節感溢れる一枚になる。列車をあえてぼやかしてもよい。
「物井」〜「佐倉」間のあじさい2
「物井」〜「佐倉」間、8両編成
撮影地ガイド
佐倉駅から約1.5km。佐倉駅から物井駅間にある古峰神社および密蔵院薬師堂まで行く。ここには田園地帯を望む高台があるのでそこに上って総武本線・成田線を撮影する。有名撮影地のモノサクを俯瞰できる場所である。車両全てを写真1枚に収めるためE217とE235の15両編成の場合、車両は小さく写ってしまいわかりにくくなる。
周辺にコンビニはないため注意すること。
「物井」〜「佐倉」間、6両編成
雪残る「物井」〜「佐倉」間、6両編成
雪残る「物井」〜「佐倉」間、4両編成
「成田」〜「空港第2ビル」間
「成田」〜「空港第2ビル」間2
撮影地ガイド
成田駅から約4km。成田駅から東に向かって坂を下り、成田市役所下交差点へ。交差点からは国道51号線を道なりに北上し、取香川を渡る。川を渡ったら最初の信号を右に曲がり田園地帯へ。田園地帯に入ると高架が姿を表すので高架をくぐって線路の反対側へ。線路の反対側に出たら線路沿いを東に向かって進む。すると上り坂と下り坂に差し掛かり、坂を下った先の左に山道が現れる。その山道を進むと成田線と京成線(成田スカイアクセス線)の線路の真上にある橋に出るので、そこから金網越しに俯瞰して撮影する。
JR成田線と京成本線・成田スカイアクセス線が並走する関係上多くの種類の車両が通過する。印旛日本医大止まりの北総線普通列車は来ない。ここは本数が少ないだけでなく、成田駅からも遠いので全車両を撮影するのは至難の技。周辺にコンビニはない。
「飯岡」〜「倉橋」間
「飯岡」〜「倉橋」間、風力発電所の脇を走る
撮影地ガイド
飯岡駅から約1.5km。飯岡〜倉橋間には田園地帯から風力発電所が見える場所があるのでそこから電車を撮影する。銚子市近辺は年間を通して比較的風が強いとされ、風力発電所の稼働に適しているらしく多くの風力発電所が立地している。
209系・255系(しおさい)・BBBASEが撮影できる。風力発電所は千葉で銚子側にしかないので個性が引き立つ。
成田線の広大な田畑の中を走る
「下総神崎」〜「大戸」間、コスモス畑
撮影地ガイド
下総神崎駅から約1.5km。下総神崎駅から国道356号線に出て大戸駅方面に歩き、自動車の「カワサキオート」の向かい側にある道路を北に行き、成田線の重田踏切を渡る。踏切を渡った先の田園地帯の少し東にコスモス畑があるのでそこで撮影する。朝1本E131系が来る。
「下総神崎」〜「大戸」間、コスモス畑6両編成
「下総神崎」〜「大戸」間、コスモス畑2
「松岸」〜「銚子」間
「十二橋」〜「潮来」間
「延方」〜「鹿島神宮」間、晴れ
撮影地ガイド
鹿島神宮駅から約2km。鹿島神宮駅から延方方面にある北浦に向かい北浦の湖畔、鹿島線の高架下から撮影する。まるで海の上を走るかのような一枚になる鹿島線を代表する撮影地。ただし鹿島線の運行本数は内房線や外房線末端区間を下回る。
有名撮影地だがキャパはかなり広い。周辺にコンビニはない。1日1往復のみの総武快速線直通列車が来たり、貨物列車が来たりする。梅雨の時期になると臨時列車が運行されたりする。
「延方」〜「鹿島神宮」間2
「袖ヶ浦」〜「巌根」間、晴れ8両編成
撮影地ガイド
袖ケ浦駅から約1.5km。袖ケ浦駅西にある浮戸川付近は田園地帯が広がっており内房線にも遮るものがないので撮影に適している。
撮影対象は2022年4月現在209系・E217系、E235系・E233系・209系(京葉)・E257系(さざなみ)・255(さざなみ)。京葉線車両の乗り入れは朝と夜しかなく、特急さざなみは平日のみの運行なので注意。
「袖ヶ浦」〜「巌根」間、曇り8両編成
「袖ヶ浦」〜「巌根」間、雲り8両編成・梅雨
「袖ヶ浦」〜「巌根」間、6両編成
なんとも言えない空模様
「袖ヶ浦」〜「巌根」間、富士山
撮影地ガイド
袖ヶ浦駅から約600m。南口から袖ヶ浦駅入口交差点に出て左折し、海蔵院 那谷寺付近の急な坂を上り高台へ行く。そして高台から富士山をバックに内房線を撮影する。2022年4月現在209系・E217系、E235系・E233系・209系(京葉)・E257系(さざなみ)・E131系(回送)が撮れる。
「袖ヶ浦」〜「巌根」間、京葉工業地域をバックに走る
撮影地ガイド
巌根駅から約2km。巌根駅から見て北東にある小櫃川付近にある高柳交差点へ、交差点に入ったら北西方向の国道409号線に入る。国道は高架になっており内房線が下をくぐる場所があるのでそこから撮ると京葉工業地域が背景になって内房線らしさが引き立つ。
最寄りとなる巌根駅は普通列車と京葉線のみの停車なので注意。総武線快速停車駅の袖ケ浦駅からは約3kmとやや遠い。
「巌根」〜「木更津」間、きみさらずタワーから見下ろす
撮影地ガイド
木更津駅東口から約1kmの場所にある太田山公園のきみさらずタワーに上って撮影する。木更津市街地、アクアライン、海ほたる、東京湾を挟んで神奈川県川崎市と東京都大田区が一枚に収まる贅沢な撮影地。
展望台のキャパはそこそこあり、トイレもタワー近くにあるので困らない。
「佐貫町」〜「上総湊」間、富士山が見える
撮影地ガイド
上総湊駅から約1.5km。駅前から国道127号線に出て北上、GoogleMapで見てマスヤという店付近から海側に一本道が延びている。そこに進み「やながわ米の里」まで行き高台から内房線を撮影する。天候に恵まれれば背景に富士山が写る。
「佐貫町」〜「上総湊」間、富士山は見えない
「佐貫町」〜「上総湊」間、曇り
上総湊駅の桜
撮影地ガイド
上総湊駅2番線側にある桜と列車を組み合わせて撮影する。上り列車が対象。駅舎反対側に行くと桜を強調できる構図となるが駅の出入口が一つしかないために遠回りとなり、反対側に行くには徒歩約10分かかる。坂道も多い。
上総湊駅の桜2
「上総湊」〜「竹岡」間、湊川橋梁を走る
撮影地ガイド
上総湊駅から約1km。駅前から国道127号線に出て竹岡駅方面へ、湊川が見えたら内房線の線路へ向かい、川沿いから湊川橋梁を渡る電車を撮る。E131系、新宿さざなみのE257系、朝と夜限定で209系、運転日であればB.B.BASEが撮れる。
内房線は臨時列車が運行されることはほぼないが、毎年GWの多客期に増発される特急さざなみは定期列車とは異なる車両が乗り入れる。
湊川橋梁2
上総湊港
「竹岡」〜「浜金谷」間、鋸山から見下ろす
撮影地ガイド
鋸山ロープウェーの山頂にある山頂駅から鋸山を俯瞰する。東京湾を絡めるなり浜金谷駅や保田駅を絡めるなり様々なシチュエーションで撮影できる。なお鋸山ロープウェーの営業開始時間は9時となっている。自力で登山すれば時間に囚われず撮影可能。
浜金谷駅
「浜金谷」〜「保田」間
鋸山をバックに走る
撮影地ガイド
保田駅から約1km。内房線から見て内陸側を浜金谷駅方面に歩き、鋸山のふもと付近まで行くと開けた場所があるのでそこから撮影する。近くにはセブンイレブン鋸南保田店があるのでトイレや食べものなどには困らない。
「浜金谷」〜「保田」間、鋸山から見下ろす
「南三原」〜「和田浦」間
撮影地ガイド
和田浦駅から約1.5km。和田浦駅の南にある国道128号線に出て南三原駅方面へ。内房線から見て内陸側にある真浦神社と威徳院の間に上り坂と階段があるので階段上から草木をかわして撮影する。この撮影地は「ぶらり途中下車の旅」や「いい旅夢気分」などのカットで使用されたことがある。
鴨川市街地を走る
「江見」〜「太海」間
撮影地ガイド
江見駅から約2.5km、太海駅から約3km。この区間には山生橋梁という橋があり内房線が海の近くを走る。橋梁の後ろは山になっており国道128号から道(伊南房州通往環)が一本山側に伸びているのでそこから海側に向いて橋梁を俯瞰し撮る。
「江見」〜「太海」間。雲一つない青空
金谷郷のひまわり畑
撮影地ガイド
2022年度からは栽培管理者の確保が困難となったためにひまわりの作付けが行われなくなり消滅。
大網駅から約2.5kmの金谷郷のひまわり畑に行き、ひまわりと高架を走る外房線を撮る有名撮影地。近くには大網白里市ふれあいセンターがある。見上げるような形で撮影するため、畑側から見て奥の上り線は車両が少し隠れるので手前の下り線を撮影すると良い。
撮影対象は2022年4月現在209系・E217系、E235系・E233系・209系(京葉)・E257系(わかしお)・255(わかしお)。
日中に総武快速線は乗り入れないので注意する。朝の時間帯は本数が多くなり京葉線・総武快速線・特急まで全ての車両を撮る事が可能なため朝が狙い目。周辺にコンビニやトイレがなく、夏場で日陰が少ないため体調に気を付ける。
朝の東金線、晴れ
撮影地ガイド
東金駅から約1.5km。東金駅から求名駅方面に向かい国道126号線へ、国道が東金線の上を跨ぐ箇所があるのでそこから東金線と田園地帯を俯瞰する。朝1本に京葉線直通の東京行き、夜1本に京葉線からの成東行きがある。
京葉線は成東・勝浦行きで切り離したE233系4両編成のみの撮影となる。切り離しできない京葉線の209系は東金線に来ない。
朝の東金線、曇り
東金線内、水を張った田んぼ
東金線沿いの住宅街
大網駅
「安房天津」〜「安房鴨川」間、晴れ
撮影地ガイド
安房鴨川駅から約3.5km、安房天津駅から約2.5kmと両駅の中間辺り。東条海岸沿いの国道128号線が外房線の上を跨ぐ場所があるのでそこから撮る。海を背景に加えつつ電車を撮影できる外房線の貴重なポイントであり房総らしい風景が撮れる。
2021年8月現在撮影対象はE131、わかしおのE257と255、209、B.B.BASEの209。ただし209は朝と夜の限られた時間しか来ない。
「安房天津」〜「安房鴨川」間、曇り
千葉駅から銚子駅まで約2時間。成田線経由に比べると千葉駅から直接銚子駅に行ける電車が多く設定されており、銚子駅までの利便性は総武本線経由が勝る。成田線経由も約2時間だが成田止まりが多いため待ち時間が発生しやすい。
千葉始発しかないと思いきや早朝に旭始発普通銚子行きが1本ある。これは夜の銚子始発普通旭行きが旭駅で夜間留置されたものである。
1日1本夜に設定。銚子始発の列車のため旭以東にいなければ見ることができない。なお旭駅に着いた列車は3番線に留置される。ちなみに銚子駅の発車標には八日市場周りではなく、猿田・飯岡方面と表記される。
夜間留置された車両は翌朝の旭始発普通銚子行きになる。旭駅3番線は上下発着可能でありホーム有効長は8両。1・2番線は11両となっている。
千葉方面からの区間列車で夕方1本のみの設定。四街道駅には0番線に入線し普通千葉行きとして折り返す。内房線の姉ヶ崎行き、外房線の誉田行きと同じように千葉寄りの区間で利用客が多いために設定される。
姉ヶ崎行きと誉田行きとは異なり朝には設定されていない。わずか3駅で終点となる短い行き先である。
千葉駅から成田空港駅まで約50分。成田空港駅は東京方面からの総武線快速が主体のダイヤであるため、成田空港駅に普通列車が乗り入れるのは1日3本と少ない。
2020年3月18日のダイヤ改正より総武快速線からの成田空港行きが減便されることになり、減便された分は209系による普通成田空港行きになる。
E131系が導入されるまでは209系が鹿島線の運行を担っていたが、2021年3月のダイヤ改正により鹿島線はE131系に置き換えられ209系は姿を消した。定期運用から外れただけでカシマサッカースタジアムの試合開催による臨時列車で乗り入れることはあるらしい。
209系が鹿島線を走っていた頃は4両編成で運行されていた。これは佐原駅の鹿島線折り返しホームは有効長が4両分しかないため。因みに総武快速線車両による間合い運用も4両編成である。
千葉駅から成田線を経由して鹿島神宮駅に向かうというもの。鹿島神宮駅からの千葉行きはない。鹿島線がE131系に置き換えられると消滅し、鹿島線の各駅停車は成田駅までの乗り入れに縮小されてしまった。成田・鹿島線という言葉も死語と化した。
夜間に1本だけ設定され4両編成で運行されていた。鹿島神宮始発千葉行きは2015年のダイヤ改正まで存在していたようだ。因みに鹿島線の特急あやめも同じ時期に廃止されている。
千葉駅から安房鴨川駅まで約2時間。外房線は上総一ノ宮駅で運行形態が変わるため、千葉駅から安房鴨川駅まで通し運転をするのは1時間に1本ぐらい。2021年3月のダイヤ改正から導入された新型車両E131系により千葉始発の外房線安房鴨川行きは削減されてしまったが完全にはなくならなかった。
千葉始発の外房線安房鴨川行きは2023年1月現在夕方と夜のみの運行。日中は全て上総一ノ宮か茂原止まりになってしまう。上総一ノ宮駅での乗り換えも日中は全て木更津行き。
1日朝夕の2本設定。外房線の千葉駅に近い区間は東京のベッドタウンとしての性質が強く、朝ラッシュは非常に混雑する。中でも鎌取駅の混雑はひどく、駅の構造上折り返しのできない鎌取駅に代わり、隣の誉田駅で折り返しを行うことで上りの本数を確保している。
誉田駅に着くと上下発着可能な中線の2番線を用いて普通千葉行きとして折り返す。
千葉駅から外房線を経由し大網駅からは東金線に直通する行き先。成東行きは総武本線経由と外房線経由の2種類があり、千葉駅から外房線経由は成東まで約45分、総武本線経由は約40分を要する。外房線と東金線が直通するのは1時間に1本ぐらい。
東金線は日中時間帯全ての列車が外房線千葉方面と直通運転を行う。東金線内のみの列車は朝夕夜のみ。
千葉駅から安房鴨川駅まで約2時間30分。内房線は木更津・君津・館山と分断される地点が多く、千葉駅から安房鴨川駅まで通し運転することは非常に少ない。同じ外房線の安房鴨川行きより距離があり時間がかかるので安房鴨川駅に行きたいなら外房線の方が早い。2021年3月のダイヤ改正で千葉始発の内房線安房鴨川行きは消滅し、内房線全線を通して運行する定期列車はなくなった。
209系による内房線安房鴨川行きがなくなったわけではない。元々E131系の運転だった朝の木更津始発普通安房鴨川行き1本が、2022年3月のダイヤ改正で209系になったりしている。
1日朝夕の2本設定。内房線の千葉駅に近い区間は東京のベッドタウンとしての性質が強く利用客が多いため、姉ケ崎駅で折り返すことにより電車の本数を確保している。外房線の誉田行きと同じようなものだがなぜか姉ケ崎行きは中途半端な行き先として挙げられることが多い。
姉ケ崎駅では上下発着可能な2番線に入り普通千葉行きとして折り返す。万が一の時は総武快速線や京葉線からの列車も折り返し可能。
日中の時間帯に多く見られる行き先。特に「君津」〜「館山」間は日中になると上り列車がすべて木更津行きになってしまう。その代わり君津駅で東京方面の総武線快速に接続できるようダイヤが組まれており、乗り継ぎは悪くないと思う。
千葉方面からの普通木更津行きは木更津駅に着くと上下発着可能な2番線に入り、普通千葉行きとして折り返す。館山方面からも同様で2番線に入り折り返す。
新車導入によるワンマン運転が開始されると、上りの木更津行きはE131系がその役割を担うようになった。
千葉方面から多く設定される区間列車で君津以南からの設定はない。君津駅における館山方面への列車との接続は行わない。原則的に東京方面からの総武線快速列車が館山方面との接続を行っている。
君津駅に着くと2番線に入り普通千葉行きとして折り返す。君津以南からの君津行きは朝1本E131系による運行がある。
館山駅は内房線末端区間の境界駅のような存在であり、上り下りともに館山止まりが多い。館山駅をまたいでの運転は少ないため実質乗り換えが必要となる。館山駅での接続はあまりよくないため、内房線経由で房総大回りに時間がかかる要因のひとつになっている。
2021年3月のダイヤ改正以降は館山駅を跨いでの運行が大半となり、館山駅で乗り換えをするという光景はほとんど見られなくなった。
E131系導入後の209系による館山行きは完全にはなくなっていない。館山駅の話だが、E131系は車体から発車メロディーを発するため、E131系が大半となった今館山駅の発車メロディーの使用機会が大幅に削減されている。
行き先というか列車種別。悪天候や人身事故などでダイヤ乱れが生じ、209系のシステム上設定されていない駅の行き先になると駅名を出せずにこうなる。〇〇線各駅停車もある。
日本の鉄道は1872年に「新橋」〜「横浜」間で開業し、2022年で150年目を迎えた事から各地で様々な催し物が行われた。これの一環としてJR東日本千葉支社は房総の209系4両1編成に鉄道開業150年を記念したラッピングを施した。運行期間は2022年9月24日〜2023年3月中旬。