東葉高速鉄道2000系

東葉高速鉄道の車両。東京メトロ東西線05系13次車と共同開発。東葉高速線が千葉と東京を東西に結んでいることから「陽は東から昇り西に沈む」をイメージした配色になっており、日の出を表す赤、昼間の白、日没を現すオレンジのラインカラーを車両に配す。車内は緑・木に囲まれた沿線のロケーションをイメージしている。

 

東葉高速線と東西線と直通運転を行うがJR中央・総武線とは行わない。本系列はJR線に対応した保安装置が非搭載なため、JR線に直通できない。

Gallery

車内

優先席

車内案内表示装置

東葉高速鉄道のシンボルマーク

ドアにご注意!東葉高速鉄道のマスコットキャラクター「マンナちゃん」

ドアにご注意!こちらも女の子の「マンナちゃん」

かけ込み乗車はやめましょう!

かけ込み乗車はやめましょう!2

各駅停車中野行き

通勤快速中野行き

快速中野行き

各駅停車日本橋行き

各駅停車妙典行き

 

各駅停車西船橋行き

 

 

各駅停車八千代緑が丘行き

各駅停車東葉勝田台行き

快速東葉勝田台行き

回送

東葉快速東葉勝田台行き(再現)

 

開業25周年記念ヘッドマーク

東葉ローズトレインヘッドマーク

東葉ローズトレインヘッドマーク2

荒川中川橋梁を渡る、晴れ

 

撮影地ガイド

 

南砂町駅から約1.5km。Googlemapなどを頼りに西葛西駅方面に向かって線路沿いに歩くとやがて荒川の堤防に突き当たる。堤防沿いは荒川・砂町水辺公園が広がるのでそこから荒川を渡る東西線を撮る。川の上を走る地下鉄らしからぬ一枚となる。

 

付近にはトイレがあるので困らない。堤防下はランナーやサイクリストが行き交うので堤防の斜面上から撮る。


荒川中川橋梁を渡る、曇り

「東海神」〜「飯山満」間

 

撮影地ガイド

 

飯山満駅から約700m。飯山満駅から東海神駅方面に向かって歩くと船橋市飯山満公民館付近に跨線橋があるのでそこから撮影する。東西線のE231系以外を撮影可能。E231系は東葉高速線の保安装置が搭載されていないため東葉高速線に乗り入れできない。

 

住宅街なので人通りはほとんどないがやや狭い。跨線橋から飯山満側と東海神側の2パターンが撮影できる。


「東海神」〜「飯山満」間2

船橋日大前駅

 

撮影地ガイド

 

船橋日大前駅は地下駅であり、地上は高台に位置している。東口の前に高台から見下ろせるような場所があり、そこから撮るとマンションを背景に加えつつ東葉高速線を撮影できる。住宅街を中心に走る東葉高速線らしい一枚。

 

東葉高速線の日中毎時運行本数は4本と控えめな上、それなりの種類の車両が走るので短時間でのコンプリートは少し難しい。


八千代中央駅

「八千代中央」〜「村上」間、新川の桜

 

撮影地ガイド

 

村上駅から約1km。村上駅西にある新川の北側には「ゆらゆら橋」と呼ばれる橋があり、そこの展望台に上ると東葉高速線が見えるようになる。新川沿いは桜の名所であるため桜と絡めて撮影が可能である。東葉高速線と東西線における数少ない風景撮影地。


Spec

東葉高速鉄道2000系
運用者

東葉高速鉄道

所属

八千代緑が丘車両基地

運用開始日

2004年(平成16年)12月7日

運用区間

東京メトロ東西線「中野」〜「西船橋」
東葉高速線「西船橋」〜「東葉勝田台」

編成 10両
軌間 1,067mm
電気方式 直流1,500V
設計最高速度 120km
最高速度 100km
起動加速度 3.3km
減速度 3.5km

Column

通勤快速中野行き


東葉勝田台駅から中野駅まで約1時間20分、平日朝のみ運行。「西船橋」〜「浦安」間は快速運転が行われ浦安より先は各駅に停車するというもの。車両によっては浦安より先からは通勤快速ではなく各駅停車に表記が変わる。下りの通勤快速はない。

 

原木中山駅にて各駅停車を追い抜く事がある。妙典駅は通勤快速の通過後、後追いで妙典始発の上り各駅停車が発車する。

各駅停車八千代緑が丘行き


平日朝ラッシュの下りと土休日の終電時間帯上りに設定。八千代緑が丘駅には東葉高速線の車両基地があり、そちらに回送する。JRの車両であるE231系は保安装置の関係上、東葉高速線に乗り入れることができないため八千代緑が丘行きや東葉勝田台行きになることはない。

 

八千代緑が丘駅でそのまま折り返したりはしない。八千代緑が丘駅は渡り線が下り方面にしかなく、もし折り返すならば一度下り方面に引き上げ、上り線に転線しなければならない。これが手間なのか八千代緑が丘駅でそのまま当駅始発にはしない。

東葉快速東葉勝田台行き


2014年3月まで運行されていた種別。東西線に加え東葉高速線内でも快速運転を行い停車駅は西船橋・北習志野・八千代緑が丘・東葉勝田台。しかし東葉快速通過駅の通過速度が60km制限なため、時短効果がほとんどなく各駅停車の混雑や遅延のもとになっていたため廃止された。

東葉高速線開業25周年記念HM


東葉高速線は1996年4月に開業し2021年4月には開業25周年を迎えた。これを記念して東葉高速鉄道2000系1編成にHMを掲出、開業25周年記念1日乗車券を4月〜7月に大人700円で販売した。なお「西船橋」〜「東葉勝田台」間の運賃はICカード乗車券だと639円。