榎戸行き

場所 千葉
撮影日 2019年10月


大雨による線路の盛土流失の影響で10月26日11時頃から運転見合わせとなり、28日12時頃まで「榎戸」〜「成東」が不通となり榎戸行きとなってしまった。英語表記はない。209系には榎戸表記がなかったため「各駅停車」と表記。1日1本ある成田空港・成東行きの電車は切り離さず15両編成の成田空港行きとして運行された。

 

総武本線には毎朝成東始発の総武快速線直通列車が1本設定されているが、これは11両なためホーム有効長が8両分しかない榎戸駅から発車できずに運休となった。因みに線路有効長は15両分ある。

 

榎戸駅は2面2線で渡り線もないが信号設備上、上下線共に1・2番線の発着が可能。このことから非常時に折り返しができるが、隣の八街駅が2面3線かつ主要駅なので八街折り返しになることが多い。

八街行き

場所 千葉
撮影日 2019年10月


大雨による線路の盛土流出の影響で八街行きとなってしまった。八街駅は2面3線ホームであり3番線は千葉方面銚子方面共に発着が可能。万が一の時に折り返すことが可能な構造である。この後八街行きは榎戸行きに変更されたため八街行きは運行されなかった。

 

209系・E217系・E235系は「八街」の表記があるため出すことができる。

 

2023年3月のダイヤ改正から夜間の成東行き1本が八街行きに短縮され定期列車化した。八街駅に着くと折り返しで普通千葉行きになる。なおこの千葉行きは八街駅上り最終電車である。

場所 千葉
撮影日 2023年4月


2023年3月のダイヤ改正で定期化された後。

B.B.BASE

場所 千葉
撮影日 2019年6月


東京と千葉県房総地区を結ぶサイクルトレイン、B.B.BASEの運行に伴う表記。千葉駅は2020年2月にATOSが導入されたため現在この表記は見られず「JR」もしくは「臨時」「団体」としか表記されない、と思う。

 

因みに2018年4月〜2019年3月まで津田沼駅と千葉駅に停車していたが、それ以降の停車駅は内房・外房方面が本千葉駅、銚子・佐原方面が東千葉駅に変更となったため千葉駅は通過する。

 

2018年以前は千葉以西の停車駅は両国のみだった。途中乗車駅を追加したのは乗客増加の目的。

節分

場所 千葉
撮影日 2019年2月


節分にちなんで青鬼や豆が表記された。この季節に関する表記は千葉駅にATOSが導入されてから行われていない。

北総江戸紀行

場所 佐倉
撮影日 2019年3月


日本遺産「北総四都市江戸紀行」の成田・佐原と、成田ゆめ牧場へのアクセスに便利な特急列車。成田線佐原方面に乗り入れる数少ない特急の一つ。基本的に3月に運行され停車駅は2021年3月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河・下総神崎・佐原。

 

新宿駅を発車すると中央快速線を走り、御茶ノ水駅で緩行線(総武本線支線)に転線、さらに錦糸町駅にて総武快速線に転線する。このルートは北総江戸紀行に限らず千葉発着のあずさ、新宿発着の千葉方面臨時列車によく使われる。

 

新宿駅から佐原駅まで約1時間50分。使用車両は2021年度がE257系500番台、2022年度はE257系5500番台。

旭行き

場所 銚子
撮影日 2019年8月


1日1本夜のみ銚子方面から設定。千葉方面からの設定はない。旭駅に着くと列車は夜間留置され翌朝の旭始発銚子行きになる。銚子駅の発車標には八日市場回りではなく猿田・飯岡方面と表記されるのが面白い?

 

旭駅は2面3線ホームで定期列車に加え非常時の折り返しにも対応。旭駅では3番線で夜間留置する。3番線のホーム有効長は8両分だが、発車標を見る限り6両で運行されているようだ。

四街道行き

場所 千葉
撮影日 2020年10月


千葉始発の四街道行きでわずか3駅で終点となる。1日夜1本しか設定されていない。内房線の姉ケ崎行き、外房線の誉田行きと同じタイプの区間列車。四街道駅では0番線が折り返しに用いられ、四街道駅に着くと折り返しで千葉行きになる。

 

四街道駅0番線のホーム有効長は8両。快速や特急は有効長以上に長いため、四街道駅では普通列車しか折り返すことができない。

場所 千葉
撮影日 2019年11月


千葉駅ATOS更新前。

横芝行き

場所 千葉
撮影日 2021年10月


千葉始発の総武本線最終列車。横芝駅はそこそこ利用客がいるため横芝光町の要望により設定されている。横芝駅に着いた列車は夜間留置され翌朝の横芝始発千葉行きになる。

 

横芝駅では3番線に入り夜間留置する。因みに横芝駅3番線は定期列車だと横芝行きの夜間留置にしか使用されない。3番線の有効長は6両と短め。

 

この横芝行きは2010年3月13日のダイヤ改正で終電成東行きの運転区間を延長したものである。終電成東行きは成東駅到着後、横芝駅まで回送されていたがこの回送を客扱い開始したものが現在の横芝行きである。

 

2023年3月のダイヤ改正から時刻が繰り上げられた。また成東駅で平日のみ運行される特急しおさい13号成東行きと接続を行うようになった。

品川行き

場所 佐倉
撮影日 2020年11月


佐倉始発の総武線快速直通品川行き。品川行きは2021年7月現在平日限定で佐倉始発1日1本、千葉始発1本、津田沼始発が3本ある。いずれも朝の運行となる。品川以南の横須賀線からは平日休日ともに終電1本が品川行きになる。

 

佐倉始発の快速品川行きは、朝の東京始発の快速佐倉行きが折り返しで始発の品川行きになる。品川駅に着くと折り返しで津田沼行きになり、津田沼駅に着くと車庫に回送される。

 

2022年3月12日のダイヤ改正で千葉始発は消滅した。

成田空港・成東行き

場所 千葉
撮影日 2020年10月


1日1本夜しか運行されない。始発は逗子駅。佐倉駅にて前11両が成田空港行き、後ろ4両が成東行きとして列車を切り離す。逗子駅から成東駅までの所有時間は約2時間40分となかなかの長距離運転となる。

場所 四街道
撮影日 2022年1月


四街道駅バージョン。この成田空港・成東行きはかつて運転されていた特急あやめの削減に伴い代替列車として運行されたのが始まりとなる。以前は日中の運行もあり1日1本ではなかったようだ。

場所 物井
撮影日 2022年1月


物井駅バージョン。因みに朝の成東始発の総武快速線直通列車は夜の各駅に停車する切り離した4両の成東行きとは異なり「成東」〜「佐倉」間が快速運転となっている。これは朝の成東始発の快速は11両なため、ホーム有効長が8両しかない日向・榎戸・南酒々井に停車できないからである。

成東始発快速東京行き

場所 成東
撮影日 2021年2月


成東駅に1日1本朝に設定されている総武快速線直通列車。11両編成で「佐倉」〜「成東」間においてグリーン車が利用できる唯一の列車である。通過となる日向・榎戸・南酒々井はホーム有効長が8両分しかないため停車できずに通過する。

 

この始発列車は、前夜の快速佐倉行きを佐倉駅の留置線に夜間留置し、翌朝に成東駅まで回送したものである。因みに成東駅と八街駅には、グリーン車乗り入れが1日1便しかないにもかかわらずグリーン券の券売機が設置されている。

 

帰りの総武快速線からの成東行きは付属4両編成が直通してくるため、グリーン車は利用できない。

通勤快速大船行き

場所 佐倉
撮影日 2020年11月


平日1日1本しか運行されない、成田始発の通勤快速大船行き。総武線の通勤快速はもう1本逗子行きが存在する。通勤快速は通常の通過駅に加え物井・稲毛・津田沼・市川・新小岩を通過する。横須賀線内は各駅に停車。

 

通過する市川駅では快速線ホーム外側にある通過線を走行するが、朝の通勤快速は先行列車の追い抜きがないので快速列車が市川駅で通勤快速の通過待ちをする、ということはない。夜の通勤快速は追い抜きする。

 

2022年3月12日のダイヤ改正をもって廃止された。E235系は2020年12月21日より営業開始したが、2年弱で通勤快速表記が見れなくなった。

通勤快速逗子行き

場所 佐倉
撮影日 2020年12月


平日1日1本しか運行されない、成田空港始発の通勤快速逗子行き。東京から先の横須賀線内は各駅に停車する。なお上りの通勤快速は先行列車を追い越ししないため普通の快速と所有時間はほぼ同じ。新小岩駅を通過すると種別幕と側面の行き先から通勤快速が消える。

 

種別カラーが設定されておりE217系が赤、E235系が紫。なぜE235系で色が変わったのかは不明。

 

総武快速線の最高運転速度は120km。線形のよい「船橋」〜「市川」間で出すことがある。それ以外はカーブが多く速度が出しにくい。

BOSO地酒バルトレイン

場所 佐倉
撮影日 2024年4月


サイクルトレイン「B.B.BASE」を活用した団体臨時列車。車内で房総の地酒やおつまみを味わいながら車窓を楽しむというもの。4月13日・14日に運行されたBOSO地酒バルトレイン北総の運転時刻は佐倉13:42発、銚子16:19着。参加費用大人一人5500円。

 

バルトレインというのは地元の酒や料理を電車内で楽しめる列車のこと。