わくわく舞浜号

場所 東京
撮影日 2020年11月


茨城県から東京周辺や東京ディズニーリゾートへのアクセスを目的とした臨時列車。帰りの日立行き。「日立」〜「東京」間と舞浜・東京ベイエリア号と同じ区間を走行するが微妙に停車駅が異なる、こちらは茨城県民の日に運行されるといった違いがある。

 

停車駅は2021年3月現在、日立・常陸多賀・大甕・東海・勝田・水戸・赤塚・友部・石岡・土浦・牛久・龍ケ崎市・舞浜・東京。日立駅から東京駅まで約1時間10分。使用車両は2021年3月現在、E653系。行きの東京行きは舞浜駅9:42着であり、東京ディズニーリゾート開園時刻は9:00なので開園前に着くことはできない。

 

俗にいう各地からTDR(東京ディズニーリゾート)へのアクセスを目的とした「TDR臨」の一つ。舞浜駅では折り返しできないのでとりあえず東京駅まで運転されている。

 

2022年度以降は運行されていない。

氏家雛めぐり号

場所 海浜幕張
撮影日 2020年2月


栃木県さくら市で開催される氏家雛めぐりに合わせて臨時列車が運行された。2021年度はコロナの影響で雛めぐりが中止となり運行されなかった。停車駅は2021年2月現在、海浜幕張・南船橋・西船橋・東松戸・新八柱・新松戸・南流山・南越谷・東川口・南浦和・大宮・蓮田・久喜・古河・小山・宇都宮・氏家。

 

海浜幕張駅から氏家駅まで約2時間40分。使用車両は2021年2月現在、E257系500番台。

 

2022年度は始発駅が海浜幕張駅から新習志野駅に変更となったがこちらもコロナで運休となった。

 

2023年度からは3年ぶりに運転され、停車駅は海浜幕張・西船橋・新松戸・吉川美南・南越谷・大宮・宇都宮・氏家。快速から特急に格上げされたため停車駅が少なくなっている。使用車両はE257系5500番台。

通勤快速東京行き

場所 蘇我
撮影日 2020年4月


外房線と内房線からそれぞれ2本ずつ直通してくる通勤快速。平日にしか運行されない。京葉線における最速の列車種別であり蘇我から新木場まで11駅通過、約30分トイレ無しの車両に閉じ込められるため体調が悪いときは乗らない方がいいかもしれない。

 

待避可能な千葉みなと・海浜幕張・新習志野・新浦安・葛西臨海公園にて先行する列車を追い抜く。追い抜きする駅は列車によって異なる。2022年3月13日のダイヤ改正で君津始発と上総一ノ宮始発の通勤快速が各駅停車に格下げされ、減便される。

 

2024年3月16日のダイヤ改正で上総湊始発と成東始発、勝浦始発の通勤快速も各駅停車に格下げ、通勤快速は廃止された。

快速成東・勝浦行き

場所 南船橋
撮影日 2019年9月


休日1日1本しか運行されない。誉田駅にて前4両が成東行き、後ろ6両を勝浦行きとして列車を切り離す。平日は通勤快速になる。所有時間は東京駅から成東駅まで約1時間30分、同じく勝浦駅まで約2時間。

 

通過駅は外房線直通の総武線と同じで、上総一ノ宮以南は各駅に停車する。ちなみに外房線の三門駅と浪花駅はホーム有効長が8両なため、10両の京葉線は切り離す必要がある。因みに東金線のホーム有効長は6両である。

 

2024年3月16日のダイヤ改正で京葉線の快速運転時間が縮小、勝浦行きも上総一ノ宮行きに短縮され各駅停車成東・上総一ノ宮行きとなった。

通勤快速成東・勝浦行き

場所 東京
撮影日 2020年8月


平日1日1本しか運行されない。誉田駅にて前4両が成東行き、後ろ6両を勝浦行きとして列車を切り離す。快速に比べると停車駅が非常に少ない。土休日は快速になる。所有時間は東京駅から成東駅まで約1時間20分、同じく勝浦駅まで約1時間50分。東金線内及び上総一ノ宮以南は各駅に停車する。

 

新浦安駅と海浜幕張駅にて先行する各駅停車を追い抜く。京葉線は総武快速線に比べると本数が多く高密度運転で最高速度は100kmと控えめになっている。

 

京葉線の209系は切り離しができないため成東・勝浦行きにならず、外房線は誉田行きと上総一ノ宮行きのみに当てられる。

 

2024年3月16日のダイヤ改正で各駅停車に格下げ、勝浦行きは上総一ノ宮行きに短縮と大幅な変更があった。またこれにより京葉線車両が定期列車で上総一ノ宮以南に乗り入れなくなった。

各駅停車成東・上総一ノ宮行き

場所 東京
撮影日 2024年3月


これまで運行されていた成東・勝浦行きが2024年3月16日のダイヤ改正で変更されたもの。平日土休日に関わらず各駅停車になった他、勝浦行きが上総一ノ宮行きに短縮されている。

 

東京駅から成東駅まで約1時間30分、同じく上総一ノ宮駅まで約1時間40分を要する。

快速誉田行き

場所 南船橋
撮影日 2020年4月


平日帰宅時間帯に1本だけ設定。外房線の鎌取駅は千葉・東京方面への利用客が多く通勤時間帯は混雑する。しかし鎌取駅は折り返しのできない構造であるため、折り返しが可能な隣の誉田駅まで運転する。東京駅から誉田駅まで約55分。

 

誉田駅に到着後は折り返しで各駅停車東京行きになる。鎌取駅の1日平均乗車人員は2019年に2万人を記録しており、外房線の中でもトップクラスの利用客を誇る。対して誉田駅の利用客は1万人にも満たない。

 

2018年3月のダイヤ改正以前は土休日にも運行されていたようだ。

 

2024年3月16日のダイヤ改正で各駅停車に格下げされた。

場所 東京
撮影日 2020年4月


東京駅バージョン。

各駅停車誉田行き

場所 東京
撮影日 2024年9月


2024年3月16日のダイヤ改正で快速誉田行きが各駅停車に格下げされたもの。東京駅から誉田駅までの所有時間はちょうど1時間。快速と比較して所有時間が5分延びてしまった。

通勤快速君津行き

場所 東京
撮影日 2020年8月


平日帰宅時間帯に1本のみ運行。東京駅から君津駅まで約1時間10分。内房線内は各駅に停車する。上りの通勤快速は上総湊発なのに下りの通勤快速は君津止まりなのは皆帰りの時間帯にバラつきがあるため上総湊まで運転しても需要が少ない、ということらしい。

 

余談だが舞浜駅に行きたい人が間違って通勤快速に乗ってしまい蘇我駅まで行ってしまうことを「蘇我る」という。ディズニーオタクの用語の一つである。蘇我駅から快速に乗って舞浜駅に戻ると約30分かかる。

 

因みに京葉線通勤快速は2016年10月16日以前までは新木場駅が通過であり、「八丁堀」〜「蘇我」間がノンストップだった。

 

2024年3月16日のダイヤ改正で各駅停車に格下げされた。

しもうさ号大宮行き

場所 南船橋
撮影日 2020年1月


朝と夕に新習志野発が2本、西船橋発が1本設定。武蔵野線は東京都心を大きく外周する路線で乗り換え路線が多いことから「東京メガループ」の一角を担う。しもうさ号は東京メガループの利便性や速達性の向上を図るための直通列車として2010年12月から運行されている。列車種別が表記されていないが「普通」のようだ。

 

平日と土休日ダイヤで運行時間が異なる。2021年12月現在、朝の新習志野発大宮行きは平日だと7:11発、土休日だと6:19発になっている。

西船橋行き

場所 東京
撮影日 2021年12月


東京方面から夕方と夜に運行される西船橋行きは武蔵野線の車両ではなく、京葉線の車両で運行される。この時E233系は列車種別が「各駅停車」ではなく「普通」になり、西船橋駅まで乗り入れるなかなか貴重な光景が見られる。

 

武蔵野線の車両が8両なのに対し、京葉線の車両は10両なため発車標で判別可能である。

 

西船橋駅に着いた列車は折り返しで京葉線方面に戻る。因みに武蔵野線のホーム有効長は8両であり、10両編成の京葉線は西船橋以北に乗り入れる事はできない。

 

2023年3月のダイヤ改正で平日夕方に1本増発され、この西船橋行きは海浜幕張始発の武蔵野線府中本町行きに接続を行う。また平日に限り京葉線車両で蘇我始発各駅停車西船橋行きも運行されている。

東所沢行き

場所 南船橋
撮影日 2020年1月


京葉線内からは平日朝夕に設定。東所沢駅には東所沢電車区があるために設定され、東所沢駅に着いた列車は車両基地に回送される。始発列車になることはない。

 

臨時で東京競馬や中山競馬開催時に増発される列車が東所沢行きになることがある。

 

東所沢止まりの列車は2・3番線に入線する。2・3番線からは車両基地の東所沢電車区へ入ることができる。なお取り扱う車両は京葉車両センターの車両で東所沢電車区所属の車両はない。

リゾート那須野満喫号

場所 新習志野
撮影日 2021年5月


初夏になり新緑が見ごろを迎えた那須塩原へのアクセスを目的とした臨時列車。停車駅は2021年5月現在、新習志野・南船橋・西船橋・新松戸・南越谷・南浦和・大宮・蓮田・久喜・小山・宇都宮・西那須野・那須塩原・黒磯。

 

八王子発もあり停車駅は八王子・立川・新秋津・東所沢・北朝霞・大宮・蓮田・久喜・古河・小山・宇都宮・西那須野・那須塩原・黒磯。列車種別は「快速」である。

 

新習志野駅から黒磯駅まで約3時間10分、同じく八王子駅から黒磯駅まで約2時間50分。使用車両は2021年5月現在、485系「リゾートやまどり」。

 

2020年度は新型コロナウイルスの影響で運休になっている。2020年度は253系で運行される予定だった模様。

 

また2022年度は運行されていない。運行に用いられた485系「リゾートやまどり」は2022年12月の運転をもって運用を離脱し廃車されている。

わかしお・さざなみ

場所 東京
撮影日 2024年6月


わかしおは外房線、さざなみは内房線に直通する特急。さざなみは平日のみ運行のホームライナー。

 

さざなみの255系は上り1本(6号)のみの運行で2024年3月16日のダイヤ改正でE257系に置き換えられるはずだったが、2024年6月28日まで上り1本(6号)と下り1本(3号)は255系で運行された。

 

同じくわかしおも2024年6月28日まで255系での運行があった。下りの15号安房鴨川行きは「勝浦」〜「安房鴨川」間普通列車になるが、2024年3月16日ダイヤ改正以降平日のみ255系での運行となり、255系の普通列車が2015年3月のダイヤ改正以来9年ぶりに復活した。

さざなみ館山行き

場所 東京
撮影日 2021年8月


夏の多客期の時に運行される臨時特急さざなみ91号館山行きの表記。2021年8月12・13日に営業運転したのは中央線特急「あずさ」から撤退後、波動用に改造された車両E257系5000番台でありこの車両が営業運転に着くのはさざなみ91号が初となった。

 

土休日に運行されている新宿さざなみは同じく館山行きだが中央線と総武線を経由する新宿発着。京葉線東京発着のさざなみは平日にしか運行されず、君津駅までしか行かない。よって京葉線からの館山行きはレア。

 

停車駅は2022年8月現在、東京・海浜幕張・蘇我・五井・木更津・君津・浜金谷・保田・岩井・富浦・館山。2022年度は車両がE257系500番台に変わった。

 

2023年1月29日(日)には「第43回館山若潮マラソン」に合わせて「両国」〜「館山」間のさざなみ91号が運行された。

さざなみ木更津行き

場所 東京
撮影日 2024年11月


2024年11月10日(日)、千葉県木更津市で開催されるちばアクアラインマラソンに合わせて運行された臨時特急。スタート時間が9時45分なため朝早い運行。さざなみ91号とあるがアクアラインマラソン91号という愛称がつけられている。

 

停車駅は東京・海浜幕張・蘇我・木更津。東京駅から木更津駅まで約1時間。E257系5500番台(9両)での運行。

海浜公園コキア蘇我号

場所 蘇我
撮影日 2022年10月


茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園のコキアの色づきに合わせて運行された臨時特急の一つ。停車駅は2022年10月現在、蘇我・稲毛海岸・海浜幕張・西船橋・南流山・水戸・勝田。使用車両はE653系。

 

E653系が「蘇我」〜「南船橋」間を走行することは少ないため貴重な運行。また特急も通勤快速も停車しない稲毛海岸駅が特急停車駅に選ばれているのが面白い。もしかしたら稲毛海岸駅の特急停車はこれが初?

青の絶景ネモフィラ号

場所 蘇我
撮影日 2023年4月


2023年度より新規設定。茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園のネモフィラの見頃に合わせて運行された臨時特急の一つ。停車駅は蘇我・海浜幕張・西船橋・水戸・勝田。蘇我駅から勝田駅まで約2時間。使用車両はE653系。

 

蘇我発着は1・2号で週ごとに発着駅が変わり、八王子発着の3・4号、大船発着の5・6号、大宮発着の7・8号が運行された。いずれもE653系での運行。

マリンきぬがわ

 

場所 海浜幕張
撮影日 2024年2月


2024年2月17日(土)に海浜幕張始発鬼怒川温泉行き、翌18日(日)に鬼怒川温泉始発海浜幕張行きというスケジュールで運行。京葉エリアから鬼怒川温泉へのお出かけに便利な臨時列車。発車標での鬼怒川温泉行きを期待したが「JR」しか表記されなかった。鬼怒川温泉駅はJRではなく東武の駅なので、用意されていなかった(しなかった)ものと思われる。

 

停車駅は海浜幕張・西船橋・新松戸・吉川美南・南浦和・栃木・新鹿沼・下今市・東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉。海浜幕張駅から鬼怒川温泉駅まで約2時間50分。253系での運転。

快速木更津行き

場所 東京
撮影日 2024年11月


2024年11月10日(日)、千葉県木更津市で開催されるちばアクアラインマラソンに合わせて運行された臨時列車。快速木更津行きは定期列車にないため貴重である。内房線内は各駅に停車する。

 

さざなみ91号(アクアラインマラソン91号)の30分後に運行。東京駅から木更津駅まで約1時間20分。