発車標レア表記集

中央・総武線(中央線系統)

お正月

場所 千葉
撮影日 2019年1月


お正月にちなんで門松や鏡餅などが表記された。重箱の隅だが中央・総武線の5号車6ドア表記がされているがもうない。

節分

場所 千葉
撮影日 2019年2月


節分にちなんで鬼や豆などが表記された。表記に合わせてフォントが変わっていたり各駅停車が各停に縮められているのも面白い。

ひな祭り

場所 千葉
撮影日 2019年3月


ひな祭りにちなんで梅の花や甘酒などが表記された。ディスプレイ式の発車標はかなり細かいところまで描かれておりこだわりを感じさせる。

子どもの日

場所 千葉
撮影日 2019年5月


子どもの日にちなんで兜や柏餅などが表記された。普段見慣れた発車標に少し手を加えるだけで季節を感じることができる良いアイデアだと思う。

七夕

場所 千葉
撮影日 2019年7月


七夕にちなんで笹や天の川などが表記された。千葉駅にATOSが導入されてからは季節に関する表記を実施しなくなったため、開始されてから1年ほどで幕を閉じた。

秋分の日

場所 千葉
撮影日 2019年9月


秋分の日にちなんで満月や月見団子などが表記された。見ているだけでも面白かったので千葉駅さん、またこういうのやりませんか…

青梅マラソン号

 

場所 千葉
撮影日 2020年2月


東京都青梅市で例年2月第3日曜日に開かれる市民マラソン大会、青梅マラソンのアクセスに便利な特急列車。千葉始発の青梅行き。停車駅は2020年2月現在、千葉・船橋・錦糸町・新宿・河辺・青梅。千葉駅から青梅駅まで約1時間40分。使用車両は2020年2月現在E353系。

 

会場の最寄り駅は河辺駅である。2019年度までは河辺発着で使用車両がE257系0番台(9両)だった。2021・2022年度は新型コロナウイルスの影響で青梅マラソンが中止になったが、2023年度から再開した。

 

同日に「川崎」〜「河辺」間を結ぶらくらく青梅マラソン号も運行された。またホリデー快速おくたまが河辺駅に臨時停車した。

場所 船橋
撮影日 2020年2月


青梅マラソン号帰りの千葉行き。青梅マラソン号は愛称であり、正式名称は行きはおうめ91号、帰りはおうめ92号。

北総江戸紀行

場所 新宿
撮影日 2021年3月


日本遺産「北総四都市江戸紀行」の成田・佐原と、成田ゆめ牧場へのアクセスに便利な特急列車。新宿始発佐原行き。停車駅は2021年3月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河・下総神崎・佐原。

 

新宿駅から佐原駅まで約1時間50分。使用車両は2021年度がE257系500番台、2022年度はE257系5500番台。

 

佐原駅に着いた車両は成田駅まで一旦回送される。佐原発新宿行きの時刻が近づくと佐原駅まで再び回送される。佐原駅で留置しないのは場所がないためらしい。

 

2022年秋から運行されなくなったが、停車駅が同じで鹿島神宮発着になった「さわら・かしま」が登場した。

さわら・かしま

場所 新宿
撮影日 2023年2月


2022年度より新規設定。成田・佐原・鹿島方面の観光に便利な特急列車。新宿始発佐原行きの特急「北総江戸紀行」を鹿島神宮駅まで延長して名称を変えたものだと思われる。

 

停車駅は2022年2月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河・下総神崎・佐原・鹿島神宮。佐原駅から鹿島神宮駅まで約2時間15分。使用車両はE257系5500番台。

 

2023年2月の運行日は5・19日と日曜日限定だった。

 

2023年4月から八王子発着に変更された。停車駅は八王子・立川・新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河・佐原・鹿島神宮。八王子駅から鹿島神宮駅まで約3時間5分。使用車両はE257系500番台。下総神崎駅が停車駅から外された。

特急あずさ松本行き・特急富士回遊富士山・河口湖行き

場所 千葉
撮影日 2020年7月


一日一本運行される千葉始発の特急あずさ松本行き。特急富士回遊富士山・河口湖行き。2種類の特急は大月駅で分割する。停車駅は2021年4月現在、千葉・船橋・錦糸町・新宿・立川・八王子・大月。中央・総武線を経由する「秋葉原」〜「浅草橋」間は、時間帯的に朝のラッシュであるため2〜3分間隔で走る列車の間をゆっくりと走る。大月から先は特急あずさと特急富士回遊が分割し、行き先が分かれる。

 

大月より先の特急あずさの停車駅は2021年4月現在、塩山・山梨市・石和温泉・甲府・韮崎・小淵沢・冨士見・茅野・上諏訪・下諏訪・岡谷・塩尻・松本。千葉駅から松本駅まで約3時間40分。

 

大月より先の特急富士回遊は中央本線から富士急行線に直通。停車駅は2021年4月現在、都留文科大学前・下吉田・富士山・富士急ハイランド・河口湖。千葉駅から河口湖駅まで約2時間40分。

 

前日の松本始発特急あずさ千葉行きが千葉駅に到着後、幕張車両センターに回送される。翌朝になると千葉駅まで回送されてこの列車になる。

 

2020年3月のダイヤ改正までは特急あずさ南小谷行きで使用車両もE257系0番台だった。

特急あずさ南小谷行き

場所 千葉
撮影日 2019年2月


一日一本運行される千葉始発の特急あずさ南小谷行き。2020年3月のダイヤ改正により松本行き・河口湖行きになった。停車駅は千葉・船橋・錦糸町・新宿・立川・八王子・大月・甲府・韮崎・小淵沢・冨士見・茅野・上諏訪・下諏訪・岡谷・塩尻・松本・豊科・穂高・信濃大町・白馬・南小谷。

 

2022年現在南小谷行きは新宿始発となっている。停車駅は新宿・立川・八王子・甲府・小淵沢・茅野・上諏訪・岡谷・塩尻・松本・豊科・穂高・信濃大町・白馬・南小谷。新宿駅から南小谷駅まで約4時間。大月・韮崎・冨士見・下諏訪が停車駅から外れた。松本駅までは12両編成で運行され、松本駅で4分停車し後ろ3両を切り離す。

 

千葉駅から南小谷駅まで約5時間。走行距離は約342kmというロングラン特急だった。さらに長い特急として特急ひたちの「品川」〜「仙台」間の約374kmがある。

特急あずさ白馬行き

場所 新宿
撮影日 2023年8月


夏の信州・白馬へのアクセスを目的とした臨時列車で、特急あずさ1号松本行きを白馬行きに延長したもの。白馬行きとなっているが1本で白馬駅に行くわけではなく、松本駅において同一ホームでE353系の別編成に乗り換える形となっている。そのため新宿始発のE353系の行き先表示は「松本」。

 

「新宿」〜「松本」間は12両編成、「松本」〜「白馬」間は3両編成で運行された。7月1日〜9月30日までの土休日ダイヤのみの運行で、平日は従来通り松本行き。

 

白馬駅では帰りの列車として白馬始発特急あずさ38号新宿行きが運行されている。これは松本始発の特急あずさ38号を白馬始発にしたもの。行きの白馬行きと同じで松本駅において別編成に乗り換える。

水道橋行き

場所 秋葉原
撮影日 2023年1月


2023年度の終夜運転で運行。中央・総武線は全線において約10分〜80分間隔で運行され、最後の西行列車が津田沼始発水道橋行きだったというもの。E231系には「水道橋」の表記があり出すことができる。

 

水道橋駅の緩行線には御茶ノ水寄りに両渡り線があるため折り返しに対応する。終夜運転の水道橋行きは到着後、折り返しで水道橋始発千葉行きになった。

御茶ノ水行き

場所 船橋
撮影日 2020年2月


早朝深夜の中央・総武線西行の列車は御茶ノ水駅にて折り返し運転が行われていたが、2020年3月のダイヤ改正により御茶ノ水折り返しは廃止された。2021年4月現在、御茶ノ水行きは東行の終電1本を残すのみとなった。御茶ノ水駅改良工事のため、御茶ノ水駅に着いた列車は水道橋駅まで回送されて夜間留置、翌朝になると再び御茶ノ水駅まで回送されて始発の千葉行きになる。御茶ノ水始発は三鷹行きもあるが、こちらは津田沼駅から回送されてくる。

 

この時間帯における御茶ノ水以西の中央・総武線は中央線快速の車両が緩行線を走行していた。水道橋や飯田橋に停車しながらも高尾行きや東京行きなどになり昼間とはまったく違う光景が広がっていた。

西船橋行き

場所 新宿
撮影日 2024年1月


この画像は2023〜2024年の終夜運転で運行されたもの。西船橋行きは主に平日の朝夕ラッシュ時に運行される東行の列車。2024年1月現在、土休日だと夜の1本のみ。この列車が運行される時間帯は東京メトロ東西線が津田沼駅まで直通運転を行っており、緩行線がひっ迫するためJR線は西船橋駅で折り返しを行う。東西線が津田沼駅まで直通運転を行うのは乗り換え客による西船橋駅の混雑緩和のためである。

 

土休日ダイヤだと東西線が津田沼方面に直通しないためJR線の西船橋行きがない。夜の1本は西船橋駅中線の2・3番線で夜を明かし、翌朝の始発の西行列車となる。

幕張行き

場所 西船橋
撮影日 2020年2月


2020年3月のダイヤ改正により東行列車に幕張行きが平日1日1本設定。こちらの画像の幕張行きは列車遅延により誕生したもの。幕張行きは総武線ホームドア設置工事に伴って減便した総武線の千葉行き1本が幕張までの運転に短縮されたものである。幕張駅では中線の2・3番線に入線し西行列車として折り返す。

 

幕張行きの定期運用は20年ほど前にも設定されていたようだ。新設というか復活みたいな感じである。しかし設定されたのも束の間、2022年3月のダイヤ改正で消滅した。

 

幕張行きはなくなったが、朝に1方幕張始発の西行列車があり、中線が使われなくなったわけではない。

武蔵小金井行き・立川行き

場所 船橋
撮影日 2020年2月


2020年3月のダイヤ改正により中央・総武線の三鷹以西の運行が廃止されたのでこちらの行き先は消滅した。これらの行き先があったのは夜間に豊田センター武蔵小金井派出所に中央・総武線の車両を留置し、早朝に武蔵小金井・国分寺・立川始発の千葉行きとして運用するためだった。深夜時間帯の西行列車は大半が御茶ノ水行きとなり立川行きは平日夜のみの設定。武蔵小金井行きも少数派だった。

 

千葉駅から立川駅までの所有時間は約2時間。ダントツで中央・総武線最長運用だった。

 

国分寺始発はあったが各駅停車国分寺行きはない。しかし折り返しを想定してか中央・総武線の車両には「国分寺」の行き先が用意されている。

早朝深夜の中央線各駅停車

場所 飯田橋
撮影日 2019年12月


早朝・深夜時間帯のみ御茶ノ水以西の中央線各駅停車は、中央線快速の車両が緩行線を走り東京駅発着、三鷹以西、青梅線乗り入れという運行形態だったが2020年3月のダイヤ改正により廃止となった。これは将来的に中央線快速にグリーン車を導入する準備の一環である。

 

行き先としては上りが東京、下りが高尾・青梅・豊田・武蔵小金井、平日に限り河辺行きが設定されていた。下り列車は三鷹駅まで「各駅停車」を表記するが、三鷹以西は種別を消して走行する。この時間帯の御茶ノ水以東の中央・総武線は西行が全て御茶ノ水折り返しとなっていた。

 

中央・総武線と中央線快速の車両はお互い10両編成だが、中央線快速にグリーン車を導入すると12両になる。中央線快速の停車駅ではホーム延伸工事が行われているが、中央・総武線のホームは工事をせず、グリーン車を連結した車両を入線しないことにしている。

東西線直通通勤快速

場所 津田沼
撮影日 2024年3月


平日朝夕のみ「西船橋」〜「津田沼」間に直通運転を行う東京メトロ東西線との直通列車。朝は各駅停車と通勤快速の2種別が運行され、通勤h快速は平日朝限定なのでなかなか貴重。

 

津田沼駅から発車する直通列車は全て東西線からの折り返し列車である。津田沼駅に付くと一度乗客を降ろす一旦ドア閉め乗車が行われる。

快速高麗川・武蔵五日市行き

場所 東京
撮影日 2022年1月


2022年3月のダイヤ改正まで夜に1本だけ運行されていた東京始発の列車。平日は通勤快速、土休日は快速として運行される。前4両を高麗川行き、後ろ6両を武蔵五日市行きとして運行し拝島駅で切り離し作業を行う。切り離された車両はそれぞれ八高線と五日市線に直通する。

 

この列車の廃止に伴って八高線と五日市線は中央線との直通運転がなくなり、東京駅にから1本で行けなくなった。

特急はちおうじ・おうめ

場所 新宿
撮影日 2021年3月


平日のみ運行されるホームライナー。特急はちおうじは八王子始発東京行きが朝に2本、特急おうめは青梅始発東京行きが朝に1本設定されている。所有時間は八王子駅から東京駅まで約50分、青梅駅から東京駅まで約1時間25分となっている。特急はちおうじは12両編成、特急おうめは9両編成で運行される。

 

2021年4月現在、特急はちおうじの停車駅は八王子・立川・新宿・東京。特急おうめの停車駅は青梅・河辺・拝島・立川・新宿・東京。

 

ほぼ同じ時刻に同区間で運行される通勤特快だと八王子駅から東京駅まで約1時間、青梅駅から東京駅まで約1時間20分となっている。通勤特快は停車駅が少なくても速度はたかが知れている。

 

2019年3月までは特急はちおうじが中央ライナー、おうめが青梅ライナーという名称だった。使用車両もE257系0番台だった。

お座敷桃源郷パノラマ号

場所 千葉
撮影日 2021年4月


千葉から山梨桃源郷へのアクセスを目的とした臨時列車。桃の花の見ごろに合わせて運行される。停車駅は2021年3月現在、千葉・津田沼・船橋・錦糸町・新宿・三鷹・立川・八王子・勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉・甲府・韮崎・小淵沢。下りのみ新府・穴山が停車駅に加わる。

 

使用車両は2021年4月現在、485系「華」。千葉駅から小淵沢駅まで約3時間30分。

 

1時間前に千葉駅を出る特急あずさ3号松本行きの停車駅とほぼ同じでこちらは勝沼ぶどう郷が停車駅に加わっている。

 

運行に用いられた485系「華」は2022年11月に廃車されたため、2022年3月が最後のお座敷桃源郷パノラマ号の運行であった。

お座敷 千葉・甲斐国

場所 錦糸町
撮影日 2022年7月


夏の山梨の食やアウトドアなどを楽しむために運行された小淵沢行きの臨時快速。同じ小淵沢行きの臨時快速として「新宿・甲斐国」「大宮・甲斐国」「常磐・甲斐国」「小田原・甲斐国」もある。新宿・千葉・大宮発着は快速で勝田(常磐)・小田原発着は特急となっている。「小田原・甲斐国」だけお座敷列車ではなくE257系5500番台での運行。

 

JR東海では「静岡」〜「甲府」間を身延線経由の特急「ふじかわ・甲斐国」を373系で運行した。

 

千葉発着の停車駅は2022年7月現在、千葉・津田沼・船橋・錦糸町・新宿・三鷹・立川・八王子・高尾・大月・勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉・甲府・韮崎・長坂・小淵沢。千葉駅から小淵沢駅まで約3時間40分。使用車両は2022年7月現在、485系「華」。

お座敷 青梅奥多摩号

場所 新宿
撮影日 2022年8月


夏の奥多摩への行楽を目的とした臨時快速。停車駅は2022年8月現在、新宿・三鷹・国分寺・立川・拝島・青梅・御嶽・奥多摩。

 

新宿駅から奥多摩駅まで約1時間50分、同区間をホリデー快速おくたまで行くと約1時間40分。ホリデー快速のほうが停車駅が多く切り離し作業があるのにホリデー快速の方が早い。使用車両は2022年8月現在485系「華」。

 

2021年5月には三鷹発着、同年10月には川崎発着、2022年5月には吉川美南発着のお座敷青梅奥多摩号が運行されている。

武蔵御嶽神社初日の出号

場所 立川
撮影日 2022年1月


元旦の終夜運転で運転されたもので初日の出スポットである武蔵御嶽神社へのアクセスを促す。2022年度は2:00発と3:20発の2本が運行され停車駅は「立川」〜「青梅」の各駅と「御嶽」。列車種別が表記されていないが通過駅があるため「快速」である。2022年度は「快速」の単体幕で運行された。2021年度は新型コロナウイルスの影響で運休になっている。

 

使用車両は中央快速線のE233系6両。御嶽駅にてケーブルカー滝本駅への路線バスに接続する。御嶽駅に着いた列車は折り返しで武蔵御嶽神社初日の出号立川行きになる。

開運初詣号

場所 新宿
撮影日 2022年1月


2022年度から新たに設定された臨時特急で新宿から鹿島神宮への初詣を目的とする。停車駅は新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・成田・香取・鹿島神宮。新宿駅から鹿島神宮駅まで約3時間20分、使用車両はE257系5500番台。2022年度の運転日は1月2日(日)・3日(月)と1月8日から始まる成田山初詣臨時列車よりも一足早く運行された。

 

なおこの臨時特急でE257系5500番台初の鹿島線乗り入れとなった。

 

2023年度はE257系500番台での運行。2022年度は1週間の日・月の運行だったが、2023年度は1週間目が月・火、2週間目が土・日・月と運行日が増えている。

場所 秋葉原
撮影日 2023年1月


秋葉原駅バージョン。

ホリデー快速おくたま奥多摩行き・ホリデー快速あきがわ武蔵五日市行き

場所 新宿
撮影日 2023年1月


2023年3月のダイヤ改正まで運行されていた中央線から青梅線と五日市線に直通するホリデー快速。土休日ダイヤで新宿始発が朝に3本設定。前6両をホリデー快速おくたま奥多摩行き、後ろ4両をホリデー快速あきがわ武蔵五日市行きとして運行し、拝島駅で切り離し作業を行う。

 

停車駅は特別快速(中央特快・青梅特快)と同じだが青梅線内も通過駅がある。拝島駅で分割後ホリデー快速おくたま奥多摩行きは続けて通過運転するが、ホリデー快速あきがわ武蔵五日市行きは五日市線内の各駅に停車する。青梅線内の停車駅は立川・西立川・拝島・福生・青梅・御嶽・奥多摩。

 

2023年3月のダイヤ改正で10両全てがホリデー快速おくたま青梅行きとなり、ホリデー快速あきがわ武蔵五日市行きは廃止された。ホリデー快速おくたま青梅行きは青梅駅にて季節運行される臨時列車ホリデー快速おくたま号奥多摩行きに乗り換えるように変更された。なお拝島駅で後続の立川始発各種停車武蔵五日市行きに接続するため、実質これがホリデー快速あきがわ武蔵五日市行きの代替列車。

ホリデー快速おくたま河辺行き

場所 新宿
撮影日 2022年10月


2022年10月15日に行われた中央線グリーン車導入に向けての青梅線線路切替工事に伴い「河辺」〜「日向和田」間が終日運休となり、全ての下り列車は河辺止まり、上り列車は日向和田止まりとなる。ホリデー快速おくたまも例外ではなく奥多摩行きから河辺行きに短縮された。因みに通常ホリデー快速おくたまは河辺駅に停車しない。

 

ホリデー快速あきがわ武蔵五日市行きは通常通り運行された。これにより河辺・武蔵五日市行きとなり、非常にレアだったためか多くの撮影者が集まった。

青梅特快河辺行き

場所 三鷹
撮影日 2022年10月


上記のホリデー快速おくたま河辺行きと同じ理由で青梅行きから河辺行きに短縮されたもの。「立川」〜「河辺」間は通常の9割の本数となる約15分間隔で運行が行われ、中央線との直通運転は一部実施された。

 

終日運休となった「河辺」〜「日向和田」間はバス代行輸送が行われた。「日向和田」〜「奥多摩」間は通常の7割の本数となる約40分間隔で運行された。

相模湖行き

場所 新宿
撮影日 2023年10月


2023年10月21日(土)に行われた中央快速線グリーン車導入に伴う高尾駅線路切換工事に伴い、中央快速線は運休や運転区間の変更などを実施。これに伴い定期設定のない相模湖行きが複数設定された。

 

この工事の影響として19時20分頃から終電まで、中央快速線「八王子」〜「高尾」間のすべての列車が運休となった他、一時的に「豊田」〜「八王子」間は約30分、「高尾」〜「相模湖」間は約70分運休となる時間帯が生じた。また下り列車の多くが八王子行きとなり、定期設定のない中央特快八王子行き、中央特快豊田行きが運行された。

場所 吉祥寺
撮影日 2023年10月


各駅停車相模湖行き。線路切替工事は土休日ダイヤだったため下り列車は吉祥寺駅から先は各駅停車となる。

場所 東京
撮影日 2023年10月


1本だけ運行された東京始発中央特快相模湖行き。始発となる東京駅中央線ホームは多くの鉄道ファンで溢れかえった。

新宿わかしお

場所 新宿
撮影日 2022年12月


土休日1往復のみ運行される特急、こちらは行きの安房鴨川行き。臨時列車扱いのようだが毎週運行されている。普通の特急わかしおと違い新宿発着で中央線・総武線経由のルートになっているのが特徴。

 

停車駅は2023年現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・蘇我・大網・茂原・上総一ノ宮・大原・御宿・勝浦・上総興津・安房小湊・安房鴨川。

 

新宿駅の始発ホームは7番線。新宿駅には留置場所がないため、運行時は幕張車両センターから回送する。

はちおうじ・わかしお

場所 八王子
撮影日 2023年8月


2023年度より新規設定。その名の通り八王子発着の特急わかしおである。停車駅は八王子・立川・新宿・秋葉原・錦糸町・御宿・勝浦・安房小湊・安房鴨川。停車駅はわかしおや新宿わかしおと比較してかなり絞られており、「錦糸町」〜「御宿」間はノンストップ。

 

使用車両はE257系5500番台(5両)。車両は幕張車両センターからの回送で、土休日に運行されている新宿わかしおの新宿駅への回送を八王子駅まで延長したものとなる。

特急あやめ祭り

場所 新宿
撮影日 2023年6月


潮来駅周辺にある水郷潮来あやめ園で毎年6月に開催される水郷潮来あやめまつりに合わせ臨時列車が運行。停車駅は2023年6月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河・佐原・潮来・鹿島神宮。新宿駅から鹿島神宮駅まで約2時間20分。

 

使用車両は2023年度がE257系500番台。運行日が5月25日〜6月18日の土日と長い。

犬吠初日の出号

場所 新宿
撮影日 2024年1月


大晦日の終夜運転で運行される毎年恒例の臨時特急。日本で一番早く初日の出が見られる千葉県銚子市犬吠埼へのアクセスを目的とする。2024年度は高尾始発の1号、大宮始発の3号、新宿始発の5号の3本の運行。全て新宿駅から先は中央本線・総武本線・成田線本線経由の運行。

 

1号の停車駅は高尾・八王子・立川・新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・千葉・佐倉・成田・銚子。高尾駅から銚子駅まで約2時間50分。E257系500番台(5両)での運行。

 

3号の停車駅は大宮・浦和・新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・千葉・佐倉・成田・銚子。大宮駅から銚子駅まで約3時間。185系(6両)での運行。

 

5号の停車駅は新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・千葉・佐倉・成田・銚子。新宿駅から銚子駅まで約2時間30分。255系(9両)での運行。

 

全て行きの列車のみで帰りの列車は運行されなかった。

 

終点の銚子駅では銚子電気鉄道線の始発の犬吠行きと接続を行う。銚子駅でスムーズに乗り換えができるよう、犬吠初日の出号の車内では銚子電気鉄道線が全線乗り放題になる弧廻手形が元旦の特別デザインで販売された。現金は使えずICカード決済のみ。

特急外房初日の出

場所 新宿
撮影日 2024年1月


大晦日の終夜運転で運行される毎年恒例の臨時特急。南房総での初日の出鑑賞に便利な特急列車。停車駅は新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・千葉・蘇我・安房小湊・安房鴨川・千倉。新宿駅から千倉駅まで約3時間25分。外房線から内房線に直通する貴重な列車。

 

E257系500番台(5両)での運行。帰りの列車はない。