六本木

ろっぽんぎ

Roppongi

日本一深い地下鉄の駅

所在地

東京都港区

1日平均乗車人員

東京メトロ(2023年)約105,000人
東京都交通局(2023年)約70,800人

Train line

東京メトロ日比谷線

A線
中目黒方面

B線
上野・北千住・
南栗橋方面

都営大江戸線

大門・両国方面

都庁前・
光が丘方面

どんな駅?

概要

 

日比谷線と大江戸線が利用できる駅。六本木ヒルズや東京ミッドタウンをはじめとした国際的な繁華街の玄関口にして交通の要衝を担う駅である。大江戸線は日本で一番地下深い場所にホームがある駅としても知られている。

 

東京メトロ


日比谷線(北千住起点)16.1km


開業日 1964年(昭和39年)3月25日

 

日比谷線は都道412号に沿った東西方向に駅があり、六本木ヒルズは日比谷線の方が近い場所にある。

 

数は少ないが平日朝ラッシュ時に当駅止まりがある。到着した電車はそのまま当駅始発にはならず広尾寄りにある留置線や中目黒駅に回送となる。

 

日比谷線はTHライナー停車駅。久喜始発恵比寿行きの片道のみ停車し、「霞ケ関」〜「恵比寿」間のフリー乗降区間なため座席指定券なしで乗降可能。

 

東京都交通局


大江戸線(都庁前起点)23.2km


開業日 2000年(平成12年)12月12日

 

大江戸線は都道319号に沿った南北方向に駅があり、東京ミッドタウンは大江戸線の方が近い場所にある。

 

大江戸線ホームは線形の関係で2層構造になっており、その結果1番線(大門・両国方面)ホームは日本の地下鉄で最も深い地下42.3m地点にある。これは日本の地下鉄で一番地表から深い数値。階層は地下7階。

 

大江戸線は地下鉄の中でも新しい部類に入り、建設の際は既存の地下鉄や他の埋設物の都合、大江戸線が23区を1周することもあって全体的に深い場所に造られている。

 

駅周辺

 

華やかで高級感のある東京の繁華街の一つ。常に最先端を行き商業施設やオフィスが集まる町のイメージが強い。美術館が多くある事から都内では上野に次ぐ文化・芸術の発信拠点という側面も持っている。

 

大使館や外国企業が多くある事から東京で最も国際的なエリアと言われている。外国人居住者や観光客も多く見られる。

Stamp

設置事業者 東京メトロ
設置場所 東京メトロ六本木方面改札外
備考 東京メトロ全駅スタンプラリー(2022〜2025)のポスターのQRコードを読み取り取得

六本木交差点。都営大江戸線と被るのを嫌ったか、六本木ヒルズじゃない。六本木通りと外苑東通りとがまじわる交差点。当駅構内の日比谷線と大江戸線の接点上にある。上に首都高速3号渋谷線が通っており、六本木交差点から首都高の高架を見ると「ROPPONGI」のロゴが刻まれている。

設置事業者 東京メトロ
設置場所 東京メトロ六本木方面改札外(駅スタンプアプリエキタグ)

03系。1988年の営団地下鉄時代から営業運転を開始した車両。製造当初の編成は3ドアだったが、1990年から1993年にかけて製造された編成は朝ラッシュの乗降時間短縮を目的とし両端2両が5ドアになっている。老朽化やドア位置の関係でホームドアに対応できない事から2020年に離脱。

設置事業者 東京都交通局
設置場所 都営六本木駅東京ミッドタウン方面改札内

六本木ヒルズと東京ミッドタウン。六本木ヒルズは高さ238m、54階建ての六本木ヒルズ森タワーを中核とした複合施設。屋上には六本木ヒルズスカイデッキがある。ビル1つが六本木ヒルズではない。東京ミッドタウンは高さ248.1m、54階建てのミッドタウン・タワーを中核とする複合施設。

Gallery

東京メトロ日比谷線

駅名標。緑の三角は六本木だけに木を表している?

駅名標2。東京メトロ全駅から見ても上位クラスの利用客数

日比谷線ホーム。平日朝に限り北千住方面から当駅止まりの電車が設定されている。大江戸線乗り換えはホーム神谷町寄りにある六本木方面改札へ

ホーム広尾寄りにある西麻布方面改札。ここから大江戸線を利用したい時、乗車券を確認の上駅員が駅構内通過証を発券する。これで日比谷線ホームを通り抜けて大江戸線に近い六本木交差点方面改札を出ることができる

1c出口。六本木ヒルズ方面。早朝深夜は閉鎖されている

1a・1b出口方面。六本木ヒルズノースタワー。六本木ヒルズで一番北にある地上18階、地下4階構造のビル。低層階は商業施設、高層階はオフィス

1a出口、大江戸線六本木駅とある。一度外に出るよりも日比谷線六本木駅の構内通過サービスを使った方がいいかも

1a・2出口周辺。都道412号「六本木通り」

1a出口

2出口

ホーム神谷町寄りにある六本木方面改札。六本木とあるが六本木ヒルズはこっちじゃない。大江戸線乗り換えはこちらから

エレベーター専用改札。1番線と2番線を別々の改札として設置。これらは少し離れた場所にある

日比谷線の六本木方面改札から大江戸線へ。駅構内の雰囲気がガラリと変わるので分かりやすい。乗り換え時間は5分?

3・4a・4b出口周辺。六本木交差点。六本木駅構内は「L」を左右逆にした形になっていて、六本木交差点はその折れ曲がった部分

3出口

4a出口

4b出口

駅の看板

都営大江戸線

駅名標。大江戸線の行き先案内にも表記されている主要駅

駅名標2。新宿駅から約10分。結構離れているように見えるが短時間で着く

地下7階にある1番線大門方面ホーム。地下42.3mと日本の地下鉄で最深となる深さ。こんな地下深い場所なのに綺麗な駅構内である。ここから地上に出るには6分を要すると言われている

ホームに柱が多く並ぶ位置に困るため、足元に並ぶスペースと降車スペースが示されている

地下5階にある2番線新宿方面ホーム。地下32.8m。因みに、2023年に地下1階と地下5階を結ぶエレベーターが故障しおよそ2か月停止してしまった事がある

洗練されたデザインのベンチ

長〜い階段で健脚を目指そう。普通はエスカレーターを使った方がよい。地上から大門ホームまでの階段は合計262段。階段を1段上がるとおよそ0.1kcalを消費し262段上ると26kcalにもなる。スポーツドリンク100ml相当

ホーム青山一丁目寄りにある地下5階新宿方面ホームと地下7階大門方面ホームを結ぶエレベーター。踊り場にあたる地下6階は乗降口があるものの止まらない

乗り場の階層が異なるため、色で識別している。やはり地下7階は、深すぎる

ホーム青山一丁目寄りにある六本木交差点・六本木ヒルズ方面改札。日比谷線はこちらから。日比谷線に比べると大江戸線は六本木ヒルズから少し離れた場所にある

六本木交差点・六本木ヒルズ方面改札内にあるアート「PRIMAL BEAT(プライマルビート)」。人々の熱気や気分の高揚といった六本木の街の鼓動を表現した作品。国を越えて六本木に集まる様々な人々をイメージし、言葉や解説のいらない「世界共通言語」としての絵

路線記号が色の丸だけののりば案内。東京メトロと都営地下鉄が駅ナンバリングを導入したのは2004年4月1日のこと。営団地下鉄が東京メトロに民営化したのと同時期

5・6出口周辺。六本木交差点

5出口

6出口

大江戸線の2つの改札を結ぶ東京ミッドタウン内の通路。動く歩道がある

ホーム麻布十番寄りにある東京ミッドタウン方面改札。ここから日比谷線への通り抜けは不可

8出口、東京ミッドタウン。玄関口にあたるミッドタウン・イーストの地下1階に直結

7出口周辺。東京ミッドタウン前交差点

六本木駅の文字

駅の看板