松久
まつひさ
Matsuhisa
公衆トイレだと言われた駅
JR東日本
八高線(八王子起点)71.1km
開業日 1933年(昭和8年)1月25日
ログハウス風の建物は駅舎ではなく松久駅前情報館という公共施設。駅舎はその奥にある白いコンクリート造の建物で、その外観から地元住民が「公衆トイレのようだ」と不評だった。町の玄関口として建て替え案が挙がったものの、駅舎は町と調整せずに2002年に改築されたものでまだ新しい上駅の利用客も多くない事からJRは難色を示した。そのため美里町は駅舎と繋がるような形で松久駅前情報館を建設し、公衆トイレのような駅舎は情報館の後ろに隠れることとなった。
美里町唯一の鉄道駅。開業当時はここが松久村だったため、村が美里町になった今でも駅名が変わることなく現在に受け継がれている。
駅名標。現在は美里町、昔は松久村だった場所
縦型駅名標。松久村は1954年に大沢村と東児玉村と合併したことにより消滅
1面1線ホーム。ホームの目の前に公園があり、当駅が相対式ホームだった頃はそこにホームと線路があったらしい
ホーム児玉寄り先端まで行くと見晴し抜群な景色が広がる
八高線非電化区間「高麗川」〜「高崎」間を走るキハ110系。2025年下期より新型車両のHB-E220系により置き換えられる運命にある
公衆トイレみたいな駅舎の隣に本物のトイレ。並ぶとどっちもトイレみたいだ
駅舎の中は全体的に狭苦しい
駅の看板。JRの部分はロゴではなく単なる文字
松久駅前情報館の中。朝に訪問した際は中の明かりが点いていなかった。座る場所があり待合場所としての機能がある
住宅街の駅前。コンビニなどの商業施設は見当たらない
児玉霊場と北武蔵の遺跡を訪ねるコース。児玉駅を起点とする「金鑚の森を訪ねるコース(9.5km)」と児玉駅又は松久駅を起点とする「田園に札所と万葉のロマンを訪ねるコース(18.9km)」