くびき
Kubiki
宇宙船みたいな駅
頸城(くびき)のシンボルである情報交流の拠点として存在をアピールするために、特徴的なドーム状の駅舎している駅。大きくない建物にボリューム感を持たせることで従来の駅にないエネルギーを発生させているという。内部空間も独特であり、日常と異なる場所への出発点としての駅の役割を演出するための工夫がなされている。
駅舎反対側は銀色に塗られたコンクリートに目玉のようなガラス窓。駅の出入口はここの逆なのだが、新たに当駅に訪れる人にとってはこちら側が正面になるという。
1線スルー式の1面2線ホーム。上下線とも1番線からの発着が基本となる。
路線
ほくほく線
六日町起点
53.6km
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
開業日 1997年(平成9年)3月22日
運営形態 無人駅
設置場所 | ホーム連絡通路 |
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くびき駅。南魚沼市の六日町駅と上越市の犀潟(さいがた)駅を結ぶほくほく線は山間部を真っ直ぐ突っ切るため、区間の約70%はトンネルで構成されている。「くびき」〜「犀潟」間はトンネルがなく、田園地帯を駆け抜けるためこれがなかなか良い景色。
駅名標
縦型駅名標
ホーム。列車交換可能な1面2線
越後湯沢方面1両乗車口、蛍の里のコシヒカリ
希望館
直江津方面1・2両乗車口、村の花あやめ
1番線ホームの窓からの景色。美しい田園風景
ホーム上の待合室
駅舎とホームを結ぶ連絡通路
駅舎からホームへの連絡通路出入口
駅舎の中。深みと落ち着きを感じさせる黒塗り。朱色の部分とガラスは内と外を繋ぐ一体感と、周辺の環境を取り込むといった宇宙的な広がりを表現している
駅舎の天井を見上げる。雲をデフォルメしたような白いパネル柔らかな浮遊感を演出し、白から黒へ向かうグラデーションは単調になりがちなドーム空間に繋がりを持たせている
駅前。上越市頸城(くびき)区。上越市には地域自治区が設置されている
駅出入口。宇宙船のような反対側と全く異なる赤く塗られた杉の外壁。季節の移り変わりで様々な表情の変化を見せ、日常の利用客に対してはこの外観が正面になる
駅前のトイレ
くびき駅の文字
歴史のまち・ひとのまち・花のまち上越。坂口記念館、希望館、B&G海洋センター、大池いこいの森ビジターセンター、日本自然学習実践センター
駅の外から見るホーム。白いとんがり屋根をしている
駅の看板