ガーラ湯沢
がーらゆざわ
GALA Yuzawa
250円で新幹線に乗れる駅
JR東日本のグループ会社が運営するスキー場、ガーラ湯沢スキー場に直結する駅。当駅はその関係上冬季(12月中旬〜5月上旬頃)しか営業しない臨時駅。日本全国の新幹線の駅で唯一の臨時駅である。上越新幹線の保線基地の裏に開業したガーラ湯沢スキー場に合わせて、当駅も開業した。
営業期間中は朝夕の越後湯沢発着のたにがわが当駅まで延長運転されるが、日中は運転間隔が大きく開くので注意。越後湯沢駅とガーラ湯沢駅の間は新幹線しか旅客営業を行わないものの、路線上は上越線の支線扱い。そのため越後湯沢駅とガーラ湯沢駅間に乗り入れる新幹線は在来線の特急列車扱いとなり、この1駅間なら150円の運賃と在来線の特定特急券100円を合わせた250円で乗車できる。日本で一番安く乗れる新幹線である。
ガーラ湯沢スキー場は首都圏のアクセスの良さから人気の高いスキー場。当駅の駅舎は「スキーセンター カワバンガ」としてガーラ湯沢スキー場チケットカウンター、スキーやスノーボード、ウェア等のレンタルカウンター、ゴンドラリフトなどを備え、手ぶら来ても気軽にウィンタースポーツを楽しめるようになっている。
路線
上越線
支線
越後湯沢起点
1.8km
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業日 1990年(平成2年)12月20日
運営形態 臨時駅
設置場所 | 改札外 |
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ガーラ湯沢。JR東日本グループの会社が運営するスキー場。上越新幹線のガーラ湯沢駅と直結し東京駅から最速71分、充実のレンタル用品で手ぶらでスキーやスノボを楽しめるスノーリゾートとして紹介されている。ゲレンデは初心者から上級者まで楽しめるコースまで幅広い。
設置場所 | 改札外 |
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備考 | スマートフォンアプリ「エキタグ」のNFCタグを読み取り取得 |
ガーラ湯沢。常設のスタンプとデザインはほぼ同じだが、エキタグで入手したものは丸型になっている。
駅名標
ホーム
安全のためホーム上で次の新幹線を待つのは禁止されている。一度改札の外に出なければならない
上越新幹線のたにがわでは車内販売がない。当駅のホーム上や改札内に売店はないので、自動販売機のみ
ホーム越後湯沢寄り、E7系たにがわ1号車
たにがわガーラ湯沢行き
豪雪地帯を走る上越新幹線は高速で雪の上を通過すると、舞い上がった雪が車体に付着して様々な弊害が発生する。その対策としてスプリンクラーで温水を撒いて雪を溶かしている
線路終端部側。ホームの一番端は立ち入り禁止地帯として、ロープが張られている。ホーム端に積もった雪で遊んでしまう人がいて危険だからだろう
ホームから改札階へ。ようこそガーラ湯沢へ
ホームへの階段。雪の結晶がデザインされている
改札内のトイレ。ピクトグラムがスキーヤーデザイン
改札階の窓から側線を眺める
改札。発車時刻の15分前にならないと中に入れないようになっている
改札の外、改札の向かい側にはガーラ湯沢スキー場のチケットカウンターとインフォメーション
みどりの窓口とインフォメーションのディスプレイ
券売機、運賃表
上越新幹線の時刻表。運行間隔が開く時間があるので注意
路線図。当駅は路線上は上越線の支線なので上越線の一駅として路線図に組み込まれている。運賃も上記運賃の他に越後湯沢駅までの特定特急料金(100円)が必要です。と表記されている
ガーラ湯沢駅からの上越新幹線運賃・自由席特急料金。「ガーラ湯沢」〜「越後湯沢」間は運賃150円と特定特急料金100円を合わせた250円で乗車できる。日本一安く乗れる新幹線
券売機でガーラ湯沢駅から越後湯沢駅までの乗車券と特定特急券を発券。2枚を自動改札機に入れて通る
スキー、スノーボードギアなどを取り揃えた「Gelespo(ゲレスポ)」。新潟県の特産品を取り扱う土産物屋「茅平堂(かやひらどう)」
ゴンドラ乗り場。ディリジャンスという馬車に因んだ愛称がある。山麓にあるJRガーラ湯沢駅と山頂にあるゲレンデを結ぶ
ゴンドラ乗り場横のフォトスポット
2階と3階は吹き抜け構造
3階のロッカールームと更衣室
3階のIRORIラウンジとSPAガーラの湯
無料の休憩スペースIRORIラウンジ、軽食コーナーのIRORICafe。靴を脱いで上がるスペースには有料のマッサージチェアがある
SPAガーラの湯。温泉だけでなくジャグジーやプールもあるとか
2階から1階に下りて駅前、新潟県道462号「湯沢温泉線」。越後湯沢駅行きのバスあり。周辺には特に何もない
駅前は高台にあり、なかなかの見晴らし
駅出入口
GALA YUZAWA SNOW RESORT
雪の結晶をイメージしているガーラ湯沢スキー場のロゴ
上野駅にて、たにがわのガーラ湯沢行き