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田本
たもと
Tamoto
外に出るのが過酷な秘境駅
JR東海
飯田線(豊橋起点)104.2km
開業日 1935年(昭和10年)11月15日
天竜川の渓谷上に駅があってホームは渓谷の崖に設けられている。その地勢と下記の経歴から、駅前の田本集落まで高低差のある山道を約20分進まなければ辿り着けない秘境駅。道は狭い上に険しく徒歩以外で通ることは不可能。ここは本当に駅なのかと思うぐらいの立地で、数ある日本の秘境駅の中でも指折りの秘境度を誇る。
本来当駅は設けられる予定ではなかったが田本集落の人々の強い要望により設置が認められた「請願駅」。しかし飯田線を集落のある高台まで上げるのは不可能だったため、駅を飯田線と同じ高さの天竜川の渓谷に設けた。その結果回りに何もない秘境駅になったという。
一部普通列車は当駅を通過する。臨時列車の「飯田線秘境駅号」は当駅に停車するが、20分ほどの停車時間で駅の外まで行って戻ってくるには間違いなく時間がたりない。
駅周辺
ホームから長い山道を抜けてやっとの思いで辿り着く田本集落。道中はハイキングコース並みの険しさかつ狭い道で、駅前に出た時は息が上がってしまい戻るのが嫌になるぐらいだった。
駅名標。本数が少ないので下車の際は計画的に
コンクリート製擁壁の下にホームと待合室。それだけの駅
降りたのは自分だけ。山の中に一人取り残された気分
待合所にたくさんの駅ノート。愛されている秘境駅のようだ
ホームの目の前を見ても山しかない。木々の隙間からわずかに天竜川が見えた
駅の外に出てみる。出口はどこだろう
トンネルの横に細い道。え・・・これ出口なの?
トンネルの横に無理やり作ったような階段だ。秘境駅にバリアフリーを求めちゃいけない
階段を上りトンネルの上を通過。この先が駅の外なのか?
山道じゃんこれ・・・。画像左の上り坂が駅の外(田本集落)、右の下り坂が天竜川の吊り橋へ続いているようだが、右側の道を進んでいる時間はなかった
駅の外へ続く道はずっと上り坂。しかも道が狭い上に舗装されていないのだ。これじゃあ山登りしているのと同じ
随所に申し訳程度に舗装されているところはある。それにしても道が狭く、手すりなんてものはないので落ちてしまったらアウトだ
まだ駅の外じゃないの・・・?さすがに疲れてきた
山しかないけど本当にこっちで合ってる?
まだかまだかと頭の中で思いつつ足を進める。道中ずっと上り坂で、時間に余裕がなかったり体力に自信がない人は進むのをやめたほうがいいかも
ようやく見えた建物。ここがゴールだ・・・。ホームから20分かかった
駅前は田本集落。道路は長野県道1号「飯田富山佐久間線」。地元の人はあんなトンデモ立地の田本駅を使ったことがあるのだろうか?
見渡す限りの山々。疲れを癒そう
道路から見た田本駅の出入口。どう見てもハイキングコースの出入口。ここから田本駅に行く際はずっと下り坂なため落ち葉や石ころで足を滑らせないよう注意。来た道を戻るのも大変だった
