塩尻

しおじり

Shiojiri

ホームのぶどう園と日本一狭い駅そば

所在地

長野県塩尻市

1日平均乗車人員

JR東日本(2024年)約4,070人

Train line

中央東線・篠ノ井線

中央東線
上諏訪・小淵沢・
新宿方面

篠ノ井線
松本・篠ノ井・
長野方面

中央西線・篠ノ井線

中央西線
木曾福島・中津川・
名古屋方面

篠ノ井線
松本・篠ノ井・
長野方面

中央東線(辰野支線)・篠ノ井線

辰野支線
辰野・岡谷方面

篠ノ井線
松本方面

どんな駅?

JR東日本


中央本線(東京起点)222.1km

中央本線辰野支線(岡谷起点)27.7km

篠ノ井線(篠ノ井起点)66.7km


開業日 1903年(明治36年)12月15日

 

東京と名古屋を結ぶ中央本線、松本と長野を結ぶ篠ノ井線が乗り入れる交通の要衝。中央本線は当駅より甲府・東京方面がJR東日本の中央西線、中津川・名古屋方面がJR東海の中央東線と区別された名称で呼ばれており、管轄会社も異なれば運行形態も分離されているため当駅を跨いで運行する中央本線は設定されていない。なお当駅の施設管理及び保有はJR東日本が行っている。

 

篠ノ井線の終着駅。中央東線と中央西線は互いに直通せずそれぞれ篠ノ井線の長野・松本方面と相互直通運転を行うことで長野県の主要都市への利便性を確保している。

 

東京駅と松本駅を結ぶ特急あずさ、名古屋駅と長野駅を結ぶ特急しなのが停車する。あずさは一部停車だが、しなのは全列車が停車。

 

「岡谷」〜「辰野」〜「塩尻」間の辰野支線の終着点でもある。特に「辰野」〜「塩尻」間は運行本数が少ない。

 

ごくわずかな本数だが飯田線直通列車を利用する事ができる。

 

「塩尻」〜「中津川」間の中央西線は交通系ICカード乗車券のエリア外となる。

 

3・4番線ホームの奥に塩尻特産のぶどうを栽培している日本唯一のホーム上のぶどう園がある。塩尻のぶどうとワインのPRの一環として植えられたもの。塩尻市内のワイナリー従業員、JR職員、市内ボランティアが中心となり栽培を行い、収穫されたぶどうはイベントに活用したりワインの醸造に使われる。

 

駅構内に立ち食いそばの「そば処 桔梗」があり改札の中からでも外からでも利用できるようになっているが、改札内の立ち食いスペースは二人が限界の激狭空間。しかも出入口の幅がわずか50cmしかないため「日本一狭い駅そば」と言われている。駅のバリアフリー化を推進するため横にエレベーターを設置したらこうなってしまったという。

 

駅周辺

 

塩尻市の中心市街地は東口。塩尻駅に加えて高速道路が市内を通るほか近隣に松本空港がある県内随一の交通の要衝として栄えている。

Stamp

設置場所 改札内

ブドウとワインの郷と平出遺跡

設置場所 改札内

キツネとぶどう

Gallery

中央東線と辰野支線、篠ノ井線駅名標。辰野方面は原則的に当駅で乗り換えが必要となる上日中は3時間程運転間隔が開くなどかなり使いにくい区間

フォークみたいな形の4方向の駅名標。広岡が松本方面の篠ノ井線、みどり湖が新宿方面の中央東線、小野が辰野方面の辰野支線、洗馬が名古屋方面の中央西線。中央西線はJR東海区間なので矢印がJR東海のオレンジ色。

中央西線と篠ノ井線駅名標。中央西線の駅ナンバリングは「CF」だが「塩尻」〜「中津川」間は訪日観光で人気の高い一部の駅にしか設定されていない。「中津川」〜「名古屋」間には全駅にナンバリングがある

ぶどうが背景の4方向の駅名標。塩尻市はぶどうとワインが特産品。塩尻のぶどう栽培が始まったのは1890年(明治23年)と深い歴史を持つ。その7年後となる1897年(明治30年)には長野県初となるワインの醸造が塩尻で始まった

ぶどうが背景の中央東線駅名標。塩尻市で多く栽培されているぶどうの品種は「ナイアガラ(ナイヤガラ)」という白ぶどう。ぶどう狩りのぶどうはもちろん白ワインやジュースの原料としても需要が高い

3面6線ホーム。中央東線・中央西線・篠ノ井線が接続するターミナル駅にしてジャンクション駅。階段の場所的に松本寄りに行くとだいぶ歩く羽目になる

二方向に分かれる中央本線。画像で見て左が中央東線(新宿方面)、右が中央西線(名古屋方面)

案内も中央東線と中央西線に分けられている。路線自体は東京から名古屋まで1本の中央本線

6番線にある篠ノ井線0キロポスト。終点は66.7km先の篠ノ井駅。運行上の篠ノ井線の起点は篠ノ井駅で終点は塩尻駅。線路名称公告上だと起点は塩尻駅になっているため当駅に0キロポストがあるとか

松本・篠ノ井・長野方面。篠ノ井線は松本駅で一旦運行形態が分かれ、松本駅より先は篠ノ井駅より信越本線に直通して長野駅まで乗り入れている

上諏訪・茅野・小淵沢・新宿方面。当駅から普通列車で乗り換えなしで行ける限界は2026年1月現在高尾駅。全体的に上諏訪行きが多い。なおこれをよく見ると小"淵"沢が小"渕"沢

木曾福島・中津川・名古屋方面。こちらは中央東線と比べて普通列車の本数が少なく運転間隔が2時間開く時間帯もある

ぶどうがデザインされたホーム上の待合室。全てのホームにある

5・6番ホームにある売店の「信濃の風」。朝と夜は営業時間外

特急しなの号の乗車位置。基本的に6両編成で運行されている。1時間に1本設定されていて当駅から名古屋駅を約2時間で結ぶ

ナイスホリデー名古屋行き。「名古屋」〜「塩尻」間を運行していた臨時快速列車。新型コロナウイルスによる感染症拡大防止と乗客数減少から2020年5月に最終運行となってしまった

3・4番線ホームの松本寄りには日本唯一となるホーム上のぶどう園がある。ホームで入り口にも「日本でここだけ」と主張している

日本で唯一のホームのぶどう園。訪問時は真冬なので何もない。1988年(昭和63年)に塩尻のぶどうとワインのPRの一環としてホーム上に植えられた。収穫は塩尻市内の保育園の園児を招待して行うようだ

ホーム上にあるワイン樽。フォトスポットによさそうだがホーム上なので気を付けて

3・4番線ホームの階段にぶどう狩りをする様子の写真

ぶどう園にナイアガラ、メルローと書かれた駅名標。塩尻の代表的な品種であるナイアガラとメルローという2種類のぶどうがここで栽培されている

ナイアガラ、メルローと書かれた駅名標2。ここで収穫されたナイアガラはイベント用、メルローは市内のワイン醸造会社の手によってワインとなり、「塩尻駅メルロ」として数量限定販売される

改札内にあるワイン樽のスタンプ台。2026年1月訪問時は2種類の駅スタンプがあった

塩尻駅から見える"穂高連峰"。塩尻市は北アルプスの盟主穂高連峰が街の中で庭先から路地から堂々と見えるただひとつのまちなのです

跨線橋から見る景色。曇り空で山があまり見えないが、こういった山が近い景色は自分の地元では見れないので新鮮であった

立ち食いそば「そば処 桔梗」。改札内からでも外からでも利用できるが、改札内の出入口はエレベーター設置により圧迫された狭すぎる出入口。大きな荷物で入るのはキツイ「日本一狭い駅そば」。内部は店員のプライバシーに配慮し撮影はやめた。というか狭すぎて撮れない

朝食として信州鹿肉そばをすする。券売機で食券を購入して食べるスタイルだが、先に中に一人入っていたら券売機で食券を買うのも大変そうだった

名物の山賊焼を乗せたそば(数量限定)。山賊焼とは松本市・塩尻市を中心とする中信地方のご当地グルメ。鶏の一枚肉をにんにくや玉ねぎを効かせた醤油タレに長時間漬けたあと片栗粉をまぶして揚げたもの。鶏の唐揚げに似ている

改札。当駅はJR東日本の所有なのでJR東海みは一切感じられない。JR東海の文字すらない

ニューデイズキオスク、待合室、そば処桔梗を兼ねたスペース。先ほどのそば処桔梗はこちらから利用すると至って普通の駅そばで、イスに座って食べることもできる

売り物ではない

券売機の下にぶどうの意匠

所々お洒落な改札外コンコース。ワイナリーみたいだ

中心市街地方面の東口

東口のぶどうの意匠

駅の看板

東口にある塩尻"驛"と書かれた古い看板。開業明治明治三十五年十二月十五日

東口の塩尻駅の文字

西口前の塩尻ワインの歴史を感じる大樽。1938年(昭和13年)に大黒葡萄酒(現シャトー・ブリシャン)が塩尻市桔梗ヶ原に進出した当時から長きにわたり醸造に使用されてきたもの

東口にも大樽が設置されている。塩尻市は「ワインのまち塩尻」を印象付けることを目的にし、塩尻市の玄関口である塩尻駅に歴史資産的価値の高いワイン樽を2022年に設置した

西口は東口に比べて落ち着いた雰囲気。ぶどうとワインの一大産地「桔梗ヶ原(ききょうがはら)」はこっち側

東口から駅舎を眺める

東口の塩尻駅の文字

東口の塩尻駅の文字2

桔梗ヶ原ワイン街道起点。塩尻市の桔梗ヶ原は長野県のワイン作りにおいて最も古い歴史を持つエリアで、塩尻駅を起点にワイナリー巡りが楽しめる