根府川
ねぶかわ
Nebukawa
相模湾見下ろす高台にある駅
神奈川県小田原市
JR東日本(2008年)約640人
東海道線(上野東京ライン)
上り
小田原・横浜・
東京方面
下り
熱海・伊東・
沼津方面
普通
JR東日本
東海道本線(東京起点)90.4km
開業日 1922年(大正11年)12月21日
ホームは海抜45mという高台かつ、相模湾に面した場所にあるため海の見える駅。東海道線でも有数の景勝地として知られ新年は始発列車に乗ってここに初日の出を見に来る人も多いとか。
JR東海道線
2面3線ホーム。2番線が上り、3番線が上下兼用の待避線、4番線が下りという構造。1番線がないが、撤去された貨物線用ホームに割り当てられていたため2番線から始まっているとのこと。
出典「配線略図.net」https://www.haisenryakuzu.net/
駅名標
駅名標2
駅名標3
駅名標4
縦型駅名標。1日の利用客は1000人未満。こんな駅でも15両編成がやってくる
ホーム。運行本数は日中毎時3本。湘南新宿ラインは小田原止まりなのでここからは利用不可
グリーン車乗車口と5両編成乗車口。5両編成なのに12号車とはどういうことなのかというと、2025年現在「国府津」〜「沼津」間ではごく一部5両編成が運行されており、その5両編成は11〜15号車になっているから
根府川駅周辺には、野生の猿が生息しています。
4番線下り(熱海方面)ホームの隣は相模湾に面する。また東海道線は当駅と隣の早川駅の間で相模湾のすぐそばを走っており、車窓も絶景
4番線ホームから見る海。東海道線の絶景。当駅は利用客が少なく無人駅なのもまたいい雰囲気を演出している
4番線ホーム早川寄りは狭い。安全確保のためこの先は撮影禁止になっている
撮影禁止の旨。この場所から先、ホームが狭くなっているため、大変危険です。写真撮影はご遠慮ください。
2・3番線ホームの待合室
待合室の中
ホーム真鶴寄りにあるホームと駅舎を結ぶ跨線橋。ローカル線な佇まい
番線。当駅に1番線はない。現在は撤去された貨物専用ホームに当てられていたとのこと
小田原・横浜・東京方面。当駅は東京駅から乗り換えなしで約1時間30分。グリーン車で贅沢しながら来るのも良い
熱海・沼津・伊東方面。沼津という行き先を見ると静岡とJR東海に近づいて来たんだなと思わせられる
ホームから駅舎へ。当駅の駅舎はホームより高い場所にある
跨線橋からホーム真鶴寄りを眺める。ここからも絶景。地平線の景色がたまらない
同じく早川寄り。ローカルな駅で有効長15両の長いホーム
カンナが花壇に植えられていて夏に花を咲かせる。詩人「茨木のり子」さんが自らの戦争体験をもとにして書かれた「根府川の海」には、根府川駅は「赤いカンナの咲いている駅」と詠われている
関東大震災殉難碑。関東大震災により発生した地すべりで、当駅に進入中の旅客列車が2両を残し、駅舎ホームもろとも海に沈む。これにより約130名が亡くなった
駅舎の中。JR東日本管内の東海道線で唯一の無人駅。簡易Suica改札機が置かれている
海の家を連想させるような畳の腰掛け
グリーン券も買える券売機。営業時間は2025年現在7〜16時30分。千円札のみ対応。当駅のホームにグリーン券券売機はなく、この券売機の営業時間外は車内料金でグリーン車に乗る羽目に
関東の駅百選認定駅。選定理由は「ミカン山を背に相模湾を見下ろし日の出が絶景な駅」
根府川の海「根府川 東海道の小駅 赤いカンナの咲いている駅 たっぷり栄養のある 大きな花の向こうに いつもまっさおな海がひろがっていた」
駅前。神奈川県道740号小田原湯河原線。駅周辺にはみかん狩りが楽しめるみかん農園がいくつかある
観光地よごすな 世界の友が来る
駅前のトイレ。当駅のトイレはここだけ
小田原ふるさとの原風景百選「潮騒の駅・根府川」。海と山に挟まれたJR東海道線の根府川駅は風光明媚で、駅から見る相模湾は絶景。
箱根ジオパーク 小田原エリア。根府川(片浦海岸)は、箱根火山の外輪山です。駅舎横の慰霊(いれい)碑や近くにある釈迦(しゃか)堂で、1923年の大正関東地震の際の駅裏の斜面の地滑りやその南を流れる白糸川で起きた岩屑(がんせつ)なだれなどの被害について、当時の状況を知ることができます。
早川・片浦ウォーキングトレイル。JR早川駅から根府川駅間の丘陵地を巡る健康の道です。トレイルには勾配がきついところがありますので、自分のペースで楽しんでください。ルールを守って楽しく歩きましょう。
駅の看板
夕暮れの根府川駅ホーム。2025年5月5日
夕暮れの根府川駅ホーム2。人の姿はちらほら見られた
夕暮れの根府川駅駅舎