片瀬江ノ島
かたせえのしま
Katase-Enoshima
(新江ノ島水族館 最寄駅)
竜宮城のようなユニークな駅
神奈川県藤沢市
小田急電鉄(2021年)約8,350人
小田急江ノ島線
上り
藤沢方面
急行
各駅停車
小田急電鉄
江ノ島線(相模大野起点)27.6km
開業日 1929年(昭和4年)4月1日
現在の竜宮城のような駅舎は2020年7月に完成したもの。行楽地・観光地として人気の高い江ノ島にふさわしいユニークな外観の駅舎が特徴である。しゃちほこがイルカになっていたり、美しい龍の装飾など豪華な作りが目を引く。
駅周辺
江ノ島の最寄り駅の一つ。他に江ノ島電鉄線「江ノ島駅」と湘南モノレール「湘南江の島駅」があるが当駅が最も江ノ島に近い場所に立地する。当駅の駅名は片瀬海岸が近くにあることから「片瀬江ノ島」と名付けられた。
小田急江ノ島線
2面3線ホーム。2・3・4番線の有効長は6両だが1番線だけ10両分ある。2・3番線は線路を供用し、3番線は降車専用ホーム。3番線で乗客を降車させた後に2番線の扉を開け乗車を行う。閑散時間帯は2番線のみ開けて乗降を行う。
出典「配線略図.net」https://www.haisenryakuzu.net/
設置場所 | 改札窓口 |
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竜宮作りの絢爛(けんらん)な駅舎。現在の駅舎は2020年7月30日に完成したもの。立て替え前から竜宮城デザインだったが、小田急によると駅が海の近くにあったから海をイメージさせるものとして竜宮城に行き着いたらしい。社寺建築の伝統技術を駆使した個性的な駅舎である。
駅名標。副駅名に「新江ノ島水族館 最寄駅」。当駅から新江ノ島水族館まで徒歩約5分
駅名標2。江ノ島電鉄線に江ノ島駅がすでにあったため、片瀬海岸が近くにある事から片瀬を冠して差別化した
縦型駅名標。江ノ島線は藤沢駅にて運行形態が分かれており、特急ロマンスカーに乗らない場合は藤沢駅での乗り換えがほぼ必須
終着駅らしい頭端式ホーム。奥の方に行くと屋根がない
10両編成の乗降口があるが、2023年現在朝1本の急行新宿行きでしか使われない
小田急ロマンスカー乗降口。小田急が運行する特急えのしま(ロマンスカー)は新宿駅から片瀬江ノ島駅まで乗り換えなし。土休日ダイヤは観光需要を見据えて本数が増える
1・2番線ホーム中程にある待合室
ロマンスカーのMSE(60000形)ラッピング自動販売機
駅舎の天井を見上げる。当駅のコンコースやトイレの天井に神奈川県産の杉やヒノキ材を使用している
空から見た江の島のジオラマ。江の島は鎌倉市ではなく藤沢市の島
竜宮城らしい駅を演出するため、新江ノ島水族館の協力でクラゲ水槽を設置。駅に降り立った際から海中にいるような気分を味わい、よりワクワクした気持ちで江の島観光に出発
約40個体のミズクラゲが水槽内をふよふよと漂っている
水槽を改札外から見ると貝殻の装飾がある
改札。風情ある江ノ電、ジェットコースターな湘南モノレール、新宿駅から乗り換えなし(特急利用)が小田急。3駅は乗り換えの関係はない
駅前。江ノ電の江ノ島駅と湘南モノレールの湘南江の島駅よりも江の島に近く、徒歩約13分ぐらい。新江ノ島水族館までは徒歩約5分。片瀬海岸はほぼ駅前
竜宮城モチーフの当駅の駅舎は細かいところまでこだわった装飾が見どころ。コチラはカメ
しゃちほこの代わりにイルカ。しゃちほこのように頭が下になる予定だったが、新江ノ島水族館の意見によりこのポーズに
龍。江の島に伝わる「五頭龍と天女の伝説」に因むもの
龍2。潮風の当たる場所に当駅はあるため、塗装ではなく金箔仕上げ
駅舎てっぺんの龍
窓
天女
駅の看板
夜の片瀬江ノ島駅駅舎。ライトアップされて映える
帰る時も楽しい気分になれる
夜の改札