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小岩井
こいわい
Koiwai
小岩井農場と詩人の駅
JR東日本
田沢湖線(大曲起点)65.1km
開業日 1921年(大正10年)6月25日
橋場軽便線(はしばけいべんせん)時代の面影を残し、築100年を超える貴重な木造建築の鉄道遺産である駅本屋、「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」などで知られる詩人の宮沢賢治が小岩井農場へ向かうため下車した歴史的背景を持つ駅。国土の歴史的景観に寄与しているものとして2025年に「JR田沢湖線小岩井駅本屋」の名称で国登録有形文化財に登録を受けた。岩手県内の駅舎で登録を受けたのは当駅が初の事例となる。
1921年開業当時からの駅舎を創業当時の姿にリニューアルしたものが現在の小岩井駅。リニューアル後は駅舎がJR東日本から滝沢市に譲渡されている。
秋田新幹線は止まらず普通列車のみ停車する。
駅周辺
一度は耳にした事があるだろう小岩井農場は当駅が最寄り駅。駅前から路線バスで結ばれている。
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| 設置場所 | 駅舎内 |
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小岩井駅国登録有形文化財登録記念。1921年開業当初からの木造平屋駅舎をリニューアルしたものが今の小岩井駅。立て替えの話もあったが小岩井農場をはじめとする多くの人の声が挙がった事からリニューアルに至った。リニューアルに至っては切符売り場はそのまま残すなど、当時のレトロな空間を保ちながらも行われている。建材や色合いの選定は過去のモノクロ写真を基にAIが活用されている。駅舎は2025年8月6日に国登録有形文化財(建造物)に指定された。
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| 設置場所 | WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手 |
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小岩井農場。総面積約3000ヘクタールに及ぶ日本最大規模の農場。その内40ヘクタールは東北・岩手県有数の観光レジャースポット「まきば園」となっている。創業は小野義眞(おのぎしん)、岩崎弥之助(いわさきやのすけ)、井上勝(いのうえまさる)という人物らが携わり、小岩井農場の名は3人の名字の頭文字が由来である。小岩井農場の経営は小岩井農牧という会社で、牛乳やコーヒーなどの乳業事業はキリンホールディングスの子会社に分社化された小岩井乳業が行っている。

駅名標
駅名標2
縦型駅名標
2面2線相対式ホーム
2番線ホームから1番線ホーム側にある駅舎を眺める。あちらは盛岡方面ホーム
ローカルな駅を駆け抜けていく秋田新幹線
田沢湖・大曲・秋田方面。大曲駅までが田沢湖線で秋田駅は奥羽本線。当駅から一本で秋田駅に行くことは不可能
名所案内。小岩井農場、繋(つなぎ)温泉、手づくり村、御所湖
国登録有形文化財 JR田沢湖線小岩井駅本屋。宮沢賢治は当時の小岩井停車場を「つつましく肩をすぼめた停車場」と長篇詩に記している
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駅舎の中。盛岡駅に近いこともあって利用客は多く、小岩井農場からの路線バスから多くの人が運ばれてきた。駅舎内のベンチは樹齢100年の小岩井農場産の木材を使用して製作
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窓上部のステンドグラスがオシャレだ
レトロな雰囲気の灯り
ようこそ小岩井駅へ
時計とのりば案内。一番右の板には「大正十年六月二十五日開業 海抜二一一米七一三」
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駅舎リニューアルはJR東日本、滝沢市、小岩井農場3者の協力により実現した。2023年12月3日に改修完了
駅周辺は住宅地。小岩井農場に近いからなのか、時折そういうにおいが吹き抜ける。駅前から発着する小岩井農場行きの路線バスは1日4本(2026年現在)。この路線バスは盛岡駅にも向かっているようだ
小岩井農場の南に位置し、農場の玄関口となった駅舎。木造平屋建切妻造平入で、北西寄りに切妻造の車寄せを張り出している。官鉄の標準設計平面とほぼ一致する小規模な駅舎で、橋場軽便線開業当時の賑わいを今に伝える建物である。
「汽車からおりたひとたちは さつきたくさんあつたのだが みんな丘かげの茶褐部落や 繋(つなぎ)あたりへ往くらしい 西にまがつて見えなくなつた」。宮沢賢治の詩集「春と修羅」の中の詩「小岩井農場」パート一の一節
大正十一年五月、宮沢賢治は盛岡から汽車に乗り小岩井駅で降りました。小岩井農場まで約5kmの道を歩く途中の心象をメモし、長編詩「小岩井農場(春と修羅・第一集)」を作りました。ここから北へ300mくらいまでの様子がパート一に描かれています。
小岩井駅周辺MAP。小岩井農場一本桜、小岩井農場まきば園、盛岡手づくり村
滝沢市案内MAP。岩手県の中ほどにある滝沢市は、北西に岩手山をいただき、雫石川、北上川が流れています。
重厚で歴史を感じさせる駅の看板
小岩井農場を意識したイラストのある駅前のトイレ。中は清掃が行き届いておりとても綺麗
