西小泉

にしこいずみ

Nishi-koizumi

ブラジルタウンの玄関口

所在地

群馬県邑楽郡大泉町

1日平均乗車人員

東武鉄道(2022年)約1,200人

Train line

東武小泉線

上り
東小泉・館林方面

 

どんな駅?

東武鉄道


小泉線(館林起点)13.2km


開業日 1941年(昭和16年)12月1日

 

小泉線の終着駅。日中は毎時1本の電車が当駅と館林駅の間を往復しており、この電車は途中の東小泉駅で赤城行き(太田方面)に接続する。

 

東武鉄道は大泉町が日本のブラジルであるということから、西小泉駅を「ブラジルタウンの玄関口」として整備する構想を掲げる。2017年9月16日よりブラジルの国旗に使われている黄色や緑色がまぶしい駅舎にリニューアルされた。ブラジルの国鳥トゥカーノをイメージしたシンボルサインも掲出されている。

 

貨物営業を行っていた名残として広い駅構内を持つ。かつて当駅から利根川に向かって仙石河岸線(せんごくがし)という貨物線が延び、新小泉駅と仙石河岸駅と呼ばれる貨物駅が設けられていた。仙石河岸駅は現在のいずみ総合公園辺りにあり、廃線跡はいずみ緑道という遊歩道になっている。

 

駅周辺

 

日本最大のブラジルタウンと呼ばれ、ブラジル料理店が多く立地している。パナソニックやSUBARUの企業城下町でもある。

 

その他

 

当駅のある大泉町は、1980年代から労働力不足を背景に日系人を積極的に誘致した結果、外国人の比率が群馬県一の約20%までに達した。その半数以上がブラジル人という特徴を持つ。日本のブラジルとも呼ばれる地である。

Tracks map

東武小泉線

 

出典「配線略図.net」https://www.haisenryakuzu.net/

Gallery

駅名標

駅名標2

ブラジルカラーの縦型駅名標。空と川を表す青色、金や鉱物資源を表す黄色、ブラジル皇帝と森林を象徴する緑色

縦型駅名標2。英語・日本語・中国語・韓国語・ポルトガル語(ブラジルの公用語)、スペイン語

ホーム。電車の本数はデータイム毎時1本

1番線の奥に使用停止されたホーム、線路

実にグローバル

駅舎の中、有人駅

ブラジルカラーのサイン

駅事務室も多言語対応

西小泉駅から主な駅までの運賃のご案内。意外にも浅草駅や北千住駅までここから1000円

各施設の案内。大泉町立図書館約0.9km、大泉町役場約1.5km、城之内公園約0.7km、いずみ緑道約0.7km、志部公園約0.7km

大泉町案内図

駅前のトイレ

ブラジルの国鳥「トゥカーノ(オニオオハシ)」をイメージしたシンボルサイン

トゥカーノのシンボルサインの旗

駅前。パナソニック大泉地区、SUBARU大泉工場

駅前はいずみ緑道に直結。城之内公園からていずみ総合公園まで続く2.8kmの緑道

駅の看板

西小泉駅の文字