富士山下
ふじやました
Fujiyama-shita
群馬県のフジヤマ
あたかも日本の最高峰富士山の足元にありそうな駅名。しかしここにあるのは群馬県の標高160mの富士山(ふじやま)。こんな駅名なので外国人旅行客が日本の最高峰である富士山の最寄り駅と間違えて、富士山下駅を訪れる事例が年に数件発生している模様。
2013年に富士山が世界遺産登録されると当駅の存在も注目を浴び、上毛電鉄では注意喚起を行うとともに富士山下駅記念入場券セットを発売するなどの取り組みを行ったとか。
路線
上毛線
中央前橋起点
23.7km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業日 1928年(昭和3年)11月10日
運営形態 無人駅
駅名標。ひらがなだけ見れば、フジサンではない
縦型駅名標。東武鉄道と同じ?
ホーム。1面1線の無人駅
駅前。富士山(ふじやま)以外、特に目立つところなし
駅前にある「富士山(ふじやま)」。当駅の駅名の由来である
駅の看板
富士山
ふじやま
富士山下駅前
日本最高峰の山・・・ではなく群馬県桐生市の富士山(ふじやま)。富士山への憧れや富士信仰による「富士」の名を付けた山は日本全国に400あると言われており、別に珍しいものでもないらしい。この富士山は標高160mで、10分かからず登れる高さ。
登山口は富士山下駅の前にある
富士山と書かれた看板
標高160mしかないため散歩感覚で登れてしまう。山頂付近からの見晴らしは抜群
浅間神社。江戸時代は富士山に行く代わりに、近くにある小山や人工の塚を富士山に見立てて浅間神社を建て、そこにお参りすることで富士山に登ったのと同じご利益を得られると信じていた
浅間神社からさらに上へ
富士山山頂。石祠がある
山頂から見える渡良瀬川
富士山160m
頂上にあった置き土産