磐城塙

いわきはなわ

Iwaki-Hanawa

円錐状の屋根が並ぶ駅

所在地

福島県東白川郡塙町

1日平均乗車人員

JR東日本(2023年)約130人

Train line

水郡線

上り
常陸大子・水戸方面

下り
郡山方面

どんな駅?

JR東日本


水郡線(水戸起点)81.3km


開業日 1931年(昭和6年)10月10日

 

塙町唯一の鉄道駅。塙町は辺りを森林で囲まれ主要産業が林業であることから「木の町はなわ」と呼ばれており、林業の振興のため駅が近隣の山々の樹木をイメージした円錐状の屋根がいくつも並ぶユニークな外観をしている。駅はもちろん塙町コミュニティプラザや塙町立図書館などいくつもの施設が一体化している。

 

図書館をまず駅前に造り駅と合築、展示館を増築、その先に公園を伸ばしコミュニティセンターを構成したいという要望で現在の駅舎が造られることになったが、予算の都合でどこで終わるかわからなかったため、列車の連結にならってユニット(建物)を継ぎ足していったという。

 

1995年度のグッドデザイン賞、第6回ブルネル賞小駅部門奨励賞を受賞している。ブルネル賞に関しては建築として日本で最初に受賞した駅なんだとか。

 

駅周辺

 

塙町中心部に位置し町役場や病院、郵便局や銀行など生活に必要な施設が当駅周辺に集約する。

Stamp

設置場所 塙町コミュニティプラザ(改札外)

塙町コミュニティプラザ。駅のスタンプというか同施設のスタンプかもしれない。設置箇所も同施設である。当駅は塙町コミュニティプラザ、塙町立図書館と一体化した駅舎であり、円錐状の屋根が並ぶ特徴的な外観をしている。グッドデザイン賞を受賞するなどの功績を持つ。

Gallery

駅名標

駅名標2

駅名標3

縦型駅名標

駅舎側は1番線下り(郡山方面)ホーム。ローカル線にしては立派な駅舎

駅舎から跨線橋を渡った先が2番線上り(水戸方面)ホーム。ホームは千鳥配置になっている

水郡線はワンマン運転を行っている。ワンマン運転時の乗車口はドア1か所しか開かない

2番線ホームにある待合室

ホームから駅舎へ

駅舎の中。有人駅

天井を見上げる

併設の塙町コミュニティプラザ。各種展示、土産物の販売。塙町ゆかりの人物、富永一朗氏の原画を展示するはなわ漫画廊

展示スペース。塙町の特産品に加え、隣接する矢祭町のもある

喫茶店として喫茶ボカージュがあったようだが、閉店していた

駅前。当駅は塙町唯一の鉄道駅。久慈川、塙町役場、国道118号など

駅前から磐城塙駅を眺める

喫茶ボカージュ部分を眺める

塙町立図書館部分を眺める

駅横にある広場

丸太をくり抜いたベンチ。写真撮影に使えそう

水郡線のキハE130系

平成7年度 通商産業省選定グッド・デザイン施設

磐城塙駅の文字