田んぼアート
たんぼあーと
Tambo Art (Paddy Field Art)
田んぼアートを見るための駅
青森県南津軽郡田舎館村
弘南鉄道(2017年)約30人
弘南線
上り
弘前方面
下り
黒石方面
弘南鉄道
弘南線(弘前起点)13.4km
開業日 2013年(平成25年)7月27日
当駅所在地の田舎舘村はキャンバスに見立てた水田に色の異なる稲を植えて巨大な絵を描く「田んぼアート」が観光の一環として行われている。そして当駅は田んぼアート第2会場へのアクセスのため開業したという経緯を持つ。
1面1線ホームの無人駅。駅至近の弥生の里展望所から田んぼアートを眺めるのを目的とした駅なため、朝と夕方以降の普通列車と12〜3月の全普通列車は当駅を通過する。
設置場所 | 道の駅いなかだて弥生の里 |
---|---|
田んぼアートPR特命係長米こめくん
駅名標。田んぼアートを見るため設置した駅という経緯から駅名がユニークなものに
1つのホームで上下線の電車が発車する棒線駅。無人駅なため乗降は先頭車両1番前のドアで行う形式。田んぼアートが見頃の8月中旬に訪問し、当駅の乗降は10人ほど見られた
ホーム上の時刻表。朝晩の電車は当駅を通過するため始発と終電時刻が早い。弘前方面から当駅で下車して弘前方面に戻るなら田んぼアートを見る時間は約30分。田んぼアートだけ見るなら余裕だが、道の駅いなかだてを合わせて見るならちとキツイ
ホーム眼前は津軽平野の田園地帯が美しい。田んぼアートはこっちじゃない
津軽富士の異名を持つ岩木山がよく見える。標高は約1625mと青森県最高峰
駅前は道の駅いなかだて弥生の里に隣接した場所。田んぼアートは画像左にある弥生の里展望所に上って上から楽しむ
田んぼアート駅だけにアートな待合室
弥生の里展望所
やよいのさとてんぼうじょ
田んぼアート駅前
道の駅いなかだて弥生の里内にある第2田んぼアートの展望所で、地上14mの高さから田んぼアートを見おろす事ができる場所。田んぼアートの見頃は例年7月中旬〜8月中旬頃とされている。展望所に上がる際は有料(2025年現在300円)。また展望所から見る石アートや津軽平野、津軽富士(岩木山)の風景も美しい。
田舎館村名物田んぼアート。7色の稲を使いこなし絵を描く。2025年度は「おいしい給食 炎の修学旅行」
「おいしい給食 炎の修学旅行」とは映画で前代未聞の給食スペクタクルコメディ。舞台の一つに青森が含まれており、こちらは主演の市原隼人氏を描いている
田んぼアートと一緒に見ることができる石アート。2025年度は青森県青森市出身の板画家「棟方志功(むなかたしごう)」
展望所から見る津軽平野の景色
展望所から見る田んぼアート駅
展望所から見る道の駅いなかだて方面