定光寺

じょうこうじ

Jokoji

山と川と崖と廃墟化した建物

所在地

愛知県春日井市

1日平均乗車人員

JR東海(2024年)約190人

Train line

中央本線

上り
名古屋方面

下り
多治見・中津川方面

普通

どんな駅?

JR東海


中央本線(東京起点)368.8km


開業日 1924年(大正13年)1月1日

 

庄内川沿いの切り立った崖に張り付くようにホームがある凄まじい立地の駅。ホームからの庄内川と山の景色は目を見張るものがある一方で建物はほとんど見当たらず、さらには廃墟化した建物が見られ辺りは寂れたような雰囲気に満ちている。秘境駅というか寂れた駅?

 

普通列車のみ停車だが中津川以南の名古屋通勤圏内にあるため本数に恵まれており、日中毎時2本は電車が来る。

 

定光寺とは当駅から徒歩約25分の寺院。定光寺駅は瀬戸市にあるが駅は春日井市にある。

 

駅周辺


名古屋駅から普通列車で約30分とは思えないほどの山中。川と山の景色を楽しむのはもちろん物好きな人は廃墟も見てどうぞ。

Stamp

設置場所 WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手

愛岐(あいぎ)トンネル群。愛知県春日井市の高蔵寺駅から岐阜県多治見市の多治見駅の間にあるJR中央本線の旧線トンネル群。国鉄は1900年に「名古屋」〜「多治見」間の開業に伴い約8km14基(13基現存)のトンネルを開通。うち4基は赤レンガ造りで、3基は国の登録有形文化財に指定。通常立入禁止だが春と秋の年に二回特別公開している。定光寺駅付近の一部トンネルが公開され、秋は赤レンガトンネルと紅葉が織り成す景色が美しい。公開期間中は中央線の一部快速が定光寺駅に停車する。

Gallery

駅名標。寺院の定光寺は駅前になく、少し歩く

縦型駅名標

ホーム。名古屋行きの列車から降りた時、うぉ〜っ!?なんだここは!?と頭で思った

1番線名古屋方面ホームのすぐ横に広がる庄内川の絶景。高低差がかなりあるため景色が良い

よくもまあこんな険しい所に鉄道を通したもんだ。しかも中央本線という幹線で

遠くに見える玉野堰堤(たまのえんてい)。灌漑と水力発電の役割を併せ持つ玉野用水の取り入れ口

山深いところにある駅だ。名古屋駅から約30分とは思えない

2番線中津川方面ホームを眺める

崖と川に挟まれた定光寺駅。土砂崩れでも起きたら大変そうだ

ホームから再び庄内川を眺める。城嶺橋が景観にアクセントを加えている

定光寺駅前から庄内川の対岸を結ぶ城嶺橋(しろがねばし)。庄内川から定光寺駅側が愛知県春日井市で対岸が瀬戸市となっている。1924年に定光寺駅が開業する前の1909年からある橋。現在の城嶺橋は京都四条大橋を模した3代目のコンクリートアーチ橋

1番線名古屋方面ホームの待合所。草に浸食されている。2番線ホームに待合所はない

待合所。人は皆無というわけではなく、少ないながらも利用客が見られる。自分のように観光目的で訪れる人の姿もちらほらいた

時刻表。平日のラッシュ時は名古屋方面の列車が1時間最大7本

1番線名古屋方面ホームから駅の外へ。駅前との高低差はかなりのもので長めの階段を降りる必要がある。エレベーターはない

駅前にはいくつか家が立ち並んでいる。川沿いギリギリだしよくこんなところに建物を建てようと思ったな・・

駅前。車が行き違えない一本道が川沿いに続いている。駅前のアーチで観光地感があり駅前に店舗が並んでいるかと思いきや喫茶店一軒のみ

駅前から名古屋方面ホームへの階段。中津川方面ホームはもう一つの階段から出入りする

中津川方面ホームへの階段から眺める景色

中津川方面ホームはトンネルで結ばれている。ここの横には階段があり、名古屋方面ホームにも行ける

トンネルを抜けて

中津川方面ホームの出口

駅周辺を散策。駅前のトイレ

ガイドマップ定光寺自然林養林

東海自然歩道。この歩道は東京から大阪まで美しい自然や文化を結んだ1343kmの道です。左手の庄内川に架る城嶺橋を渡れば定光寺自然休養林、右の山に登ればバンガロー村を経て玉野遊園地へと出られます。

 

城嶺橋へ。ここからいろんなものを見ることができる。正面の県道15号は車通りが多い。城嶺橋を渡る車は少ないが橋が特別広くはないため、撮影に夢中になって車の妨げにならないように

岐阜県と愛知県を流れる庄内川。最終的に伊勢湾に注ぐ

城嶺橋から眺める定光寺駅

定光寺駅の看板

定光寺駅前の建物。一部は草に浸食された廃墟と化している

 

城嶺橋横の廃屋?

庄内川対岸に見える廃屋

廃墟になった旅館の千歳楼(ちとせろう)。かつては名古屋の奥座敷と呼ばれ、政府系金融機関の総裁や、事業家、高僧、文人などが宿泊したという高級旅館。昔の定光寺は春の桜や秋の紅葉が楽しめる名古屋近郊の観光地として栄えていた。駅から近いという立地も魅力だったようだ

最盛期には年商10億円を記録していた千歳楼。モータリゼーションにより名古屋からの観光客は他の場所に移り来客数は減少、2003年10月に千歳楼は廃業となった。その後千歳楼は荒廃が進むも、所有者と連絡が取れないため取り壊しができずそのまま放置されている

従業員用の寮だったと言われる建物。放火で焼損しているらしい。廃墟となった千歳楼は不審火が相次いでいるとのこと

千歳楼へ。見るからに品のなさそうな若者がたむろしていたので去るまで待った。ここは不良のたまり場にでもなっているのか?

駐車場は普通に定光寺駅やその周辺の駐車場として使われているらしい。壁にはスプレーによる落書きが目立っていた

政府登録国際観光旅館千歳樓。当時は相当な地位の旅館だったことがうかがえる看板

廃墟になった千歳楼は心霊スポットとして知られるようになり不法侵入が相次いだため、現地の消防本部がバリケードで封鎖して中に入れないようにしている。防犯カメラも設置したようで物々しい雰囲気に包まれている。心霊スポットとしては愛知県最恐と言われている

外から見るだけなら良いが絶対に中に入ってはいけない。過去に身元不明の白骨死体が見つかる事件も発生している