所在地
千葉県市川市
1日平均乗車人員
JR東日本(2021年)約48,600人
快速線は上下線の外側に通過線を持つ。成田エクスプレスや特急しおさいは当駅を通過するため通過線を走行する。2022年3月のダイヤ改正まであった通勤快速も通過線を走行していた。当駅に快速列車が到着及び出発する際は分岐器を通過し、列車が揺れるため車内では注意喚起の放送が流れる。
総武快速線は「東京」〜「千葉」間において通過待ちができる駅は当駅と津田沼駅のみで快速は特急と通勤快速の通過待ちを行うことが多い。これのせいで快速と各駅停車の所有時間がほぼ同じだったり各駅停車が快速より早かったりするなんてことも。
北口から京成線「市川真間駅」まで約600mとそれなりに近い。乗り換え駅には指定されていないが、総武線のダイヤが乱れると振替輸送として市川真間駅を利用するよう案内されることがある。
北口の菅野・八幡地区は静かなたたずまいの高級住宅街として知られておりお屋敷街が形成されている。かつては多くの文化人や著名人が邸宅を構えていた場所でもあった。
SPOT
総武線快速
(上り) |
(下り) |
中央・総武線
(西行) |
(東行) |
約700m
設置場所 | 改札窓口 |
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備考 | 廃止 |
市川駅駅舎と花火、E217系。市川駅南口は再開発地区で各施設を結ぶ2層のペデストリアンデッキが市川駅の駅舎のように見える。花火は市川駅から徒歩約15分の江戸川で開かれる市川市民納涼花火大会。E217系は総武快速線の車両で当駅で特急の通過待ちを行うことがある。
設置場所 | 改札窓口 |
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花火、E235系
設置場所 | 改札外 |
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備考 | JR東日本懐かしの駅スタンプラリー(2023)による限定設置 |
江戸川の花火が楽しめる街
総武線快速駅名標
総武線快速縦型駅名標
ホーム
改札外
みどりの窓口とジャポー市川
Welcome tou ichikawa!
イルミネーション
北口駅舎
I-linkタウンいちかわ ザ・タワーズウエスト
駅の看板
アイ・リンクタウン展望施設
アイ・リンクタウンてんぼうしせつ
市川駅南口
市川駅南口にある複合施設「I-linkタウンいちかわ」にあるザ・タワーズ・ウエスト45階にある無料の展望施設。市川市の観光名所となっている。高さ150mから東京スカイツリーから富士山などを見渡すことができ、ここから見る夜景は日本の夜景100選や日本夜景遺産に選ばれている。
江戸川の向こうは東京都江戸川区、こちら側は千葉県市川市
東京スカイツリー
江戸川を渡る総武線
京成線「江戸川駅」
江戸川を渡る京成線
京成線「国府台駅」
京成線「市川真間駅」
幕張新都心
夕暮れの東京都心とスカイツリー
夜のスカイツリー
夜景
満月
JR東日本 | ||
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駅構造 | 高架駅 | |
ホーム |
2面4線 |
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開業日 |
1894年(明治27年) |
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運営形態 | 直営駅 | |
路線 | ||
総武線快速 |
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駅番号 | JO24 | |
キロ程 |
15.4km |
|
新小岩 |
船橋 |
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中央・総武線 |
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駅番号 | JB27 | |
キロ程 |
15.4km |
|
小岩 |
本八幡 |
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年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 62,800 | |
1995年 | 59,700 | |
2000年 | 57,000 | |
2005年 | 57,300 | |
2010年 | 59,000 | |
2015年 | 59,900 | |
2019年 | 61,600 | |
2020年 | 46,200 | |
2021年 | 48,600 |
※2021年7月現在の配線図です。
番線 | 路線 | 行き先 | 有効長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 中央・総武線 | 錦糸町・秋葉原・新宿方面 | - | |
2 | 中央・総武線 | 西船橋・船橋・千葉方面 | - | |
3 | 総武快速線 | 錦糸町・東京・横浜方面 | - | |
4 | 総武快速線 | 船橋・千葉・成田空港方面 | - |
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総武本線は路線上だと「東京」〜「銚子」間の約120kmに渡る路線で、その内の「錦糸町」〜「千葉」間は総武快速線と中央・総武線の2路線が並走する複々線区間となっている。日々東京都心への通勤路線として多くの乗客を運んでいる。
中央・総武線は各駅停車、総武快速線は停車駅の少ない快速として運転され、速達性は当然快速のほうが早い・・・と思ったら大間違いである。
中央・総武線は各駅停車の1種類しかないが、快速線のほうは快速に加えて特急と通勤快速というより速達性の高い列車が運行されている。
当然だが、特急と通勤快速は快速より高い速達性が求められるため、停車駅をさらに少なくしている。これにより前を走る快速列車との間隔が縮まり、追い付いてしまう。
前の列車と間隔が縮まればスピードは出せない、こうならないために駅の設備を利用して速い列車は前を走る遅い列車より先に行く「追い越し」、前を走る遅い列車は後ろを走る速い列車を先に行かせる「通過待ち」をする。
ここで実際に追い越しと通過待ちが行われる市川駅の配線図を見てみよう。
こんな感じである。快速線には上下線ともに2本ずつ線路が敷かれ、ホーム側にある1本で乗降と通過待ち、そして外側の1本で通過待ちをしている列車を追い越す。
市川駅は特急と通勤快速が通過となっている。停車の必要がなく、駅の設備上追い越しが可能な駅は「東京」〜「千葉」間で市川駅と津田沼駅しかない。しかし大半は市川駅で追い越しするように設定されている。
ここからが大事なポイント。
通過待ちする列車は4分程停車する。この時間のせいで快速が各駅停車との所有時間がほぼ同じだったり、快速が各駅停車に抜かれたりするなんてことも。
待っている快速を横目に各駅停車が追い付いたり抜かしたりする姿はまるでウサギ(快速)とカメ(各駅停車)のようだ。
総武快速線は「速い」というよりも目的地が異なり主要駅のみに停車する中央・総武線の並走路線、と見たほうがいいのかもしれない。
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