所在地
千葉県勝浦市
1日平均乗車人員
JR東日本(2006年)約20人
1面1線の棒線駅。外房線唯一のトイレ未設置駅である。行川アイランドを訪れる観光客のために設置された駅だったが2001年8月31日に行川アイランドが閉園、利用客が激減した。周囲に住宅などは少なく閑散としている。2001年に閉園してしまった行川アイランドは長らくの間廃墟として放置されていたが、2020年に勝浦シーサイドパークリゾートというホテルの建設が決まった。
行川アイランドとは勝浦市浜行川地区にあった動植物園を中心としたレジャー施設。1964年に開園しフラミンゴショーなどで人気を集め1970年には年間117万人もの入場者数を記録した。そして同年、外房線に行川アイランド駅が開業することになる。
外房線
(上り) |
(下り) |
縦型駅名標
行川アイランドが消されたご案内。ちゃんと消えていないが、月日が経って剥がれたか
駅周辺は寂れた雰囲気が漂う。国道128号線があり、車通りがそこそこ多い。行川アイランド跡、おせんころがしまで約300m。上総興津駅側に向かって少し歩くと住宅がある
勝浦市案内図。行川アイランドが描かれているが今はもうない。左にフラミンゴのレリーフがあり、行川アイランドはフラミンゴショーが有名だった
行川アイランド
行川アイランド跡
なめがわアイランドあと
行川アイランド駅から約300m
2001年8月に閉園となった行川アイランドの跡地。動植物園を中心としたレジャー施設であり、年間入場者数117万人を記録するほどの人気スポットだったが入場者数と売上の減少により閉園となる。閉園後は廃墟と化しており入口手前までしか行くことができない。跡地を利用して勝浦シーサイドパークリゾートというホテルが建設されることになったようだが・・・。
旧駐車場
旧駐車場は津波避難場所として活用されている
駐車場にある建物
駐車場にある建物2
トイレ
大破した何か
トンネルの中を覗く。鳥の形をした何かが見える
トンネル内にはハチの巣が出来てしまっているらしい
誰かが入ったような・・・気がする
枯れた木
おせんころがし
行川アイランド駅から約300m
「おせん(お仙)」と呼ばれる豪族の娘が身を投げた悲しい伝説が伝わる、勝浦市から鴨川市まで続く約4kmの崖の通称。豪族の娘のお仙は年貢に苦しむ領民を見て強欲な父を説得しようとしたが聞き入れず、ある日領民が父の暗殺を計画している事を知ったお仙は、父の変装をして身代わりとなり気付かなかった領民に断崖から夜の海に投げ込まれてしまった。
出入口前は広いスペースがあり車を止められる
途中道が二手に分かれるが、ホテル滑河とは反対方向へ
道は整備されているので歩きやすい
孝女お仙之碑
おせんころがしにまつわる話が書かれている
JR東日本 | ||
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駅構造 | 地上駅 | |
ホーム |
1面1線 |
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開業日 |
1970年(昭和45年) 7月2日 |
|
運営形態 | 無人駅 | |
路線 | ||
外房線 | ||
キロ程 |
80.5km |
|
上総興津 |
安房小湊 |
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年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 270 | |
1995年 | 160 | |
2000年 | 80 | |
2001年 行川アイランド閉園 | ||
2005年 | 20 | |
2006年 | 20 |
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