所在地
千葉県千葉市
1日平均乗車人員
JR東日本(2021年)約5,830人
2面3線ホーム。1番線は下り(安房鴨川方面)、2番線は上下兼用、3番線は上り(千葉方面)という構造。一つ前の鎌取駅の利用客増加に伴って千葉方面から当駅折り返しの列車が平日を中心に設定されている。2番線には連結及び切り離し作業用の誘導信号設備を持ち、京葉線直通列車が使用する。駅員の手旗信号の誘導の元、作業が行われる。
千葉方面からの普通誉田行き及び、平日夕方にある京葉線からの快速誉田行きは2番線に入り折り返しで始発列車となる。また非常時には当駅で折り返すことがある。総武快速線直通列車の当駅折り返しは定期列車では存在しないが、蘇我駅を最寄りとする千葉市蘇我スポーツ公園(フクダ電子アリーナ)でのイベント開催時に運行される臨時列車(主にロッキン臨)が当駅折り返しになることがある。
当駅で朝の京葉線直通通勤快速(土休日は快速)東京行きは列車の連結、夜の成東・勝浦行きは列車の切り離し作業を行う。外房線と東金線の分岐点となる大網駅は両路線のホームがY字の分かれた先にあること、土気駅は併結作業に必要な誘導信号がなく作業ができないため当駅で作業を行う。
外房線
(上り) |
(下り) |
京葉線通勤快速 | |
京葉線快速 | |
京葉線各駅停車 | |
総武線快速 | |
普通 | |
駅名標2
ホーム。中央の2番線は下り列車の折り返し、京葉線車両の連結・切り離し作業に使われる
改札
南口は県道20号線「大網街道」。住宅街で特に目立った場所はない
誉田駅の文字
JR東日本 | ||
---|---|---|
駅構造 | 地上駅・橋上駅 | |
ホーム |
2面3線 |
|
開業日 |
1896年(明治29年) 1月20日 |
|
運営形態 | 業務委託駅 | |
路線 | ||
外房線 | ||
キロ程 |
12.6km |
|
鎌取 |
土気 |
|
年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 8,060 | |
1995年 | 8,770 | |
2000年 | 8,000 | |
2005年 | 7,160 | |
2010年 | 6,710 | |
2015年 | 6,740 | |
2019年 | 7,030 | |
2020年 | 5,480 | |
2021年 | 5,830 |
※2021年7月現在の配線図です。
番線 | 路線 | 行き先 | 有効長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 外房線 | 大網・茂原・安房鴨川方面 | 15 | |
2 | 外房線 | 千葉・東京方面(大網方面) | 15 | 連結・切り離し作業可 |
3 | 外房線 | 千葉・東京方面 | 15 |
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夜の時間帯に京葉線には「成東・勝浦行き」という行き先が1本だけある。列車種別だが平日は通勤快速、土休日は快速として運行される長距離利用者向けの行き先となっている。
成東駅は東金線の終着駅で、勝浦駅は外房線にある。2つ行き先が設定されているから1本の電車で2ヶ所に行く。言葉としては間違ってはいない。
正しくは1本の電車を2本に切り離して1本は成東行き、もう1本は勝浦行きになる。
この成東・勝浦行きの電車は10両で前4両が成東行き、後ろ6両が勝浦行きとして運転され、始発は京葉線の東京駅。蘇我駅からは外房線に直通する。
そして外房線の誉田駅に着くと前4両の成東行き、後ろ6両の勝浦行きを切り離す。切り離した車両はそれぞれの行き先に向かう。誉田駅で切り離し作業を行うのは専用の信号設備があるから。
翌朝になると切り離した車両は成東駅と勝浦駅から平日は通勤快速、土休日は快速の東京行きとして運行され、それぞれの車両が誉田駅で合流する。合流した車両同士は連結され10両の東京行きになるのだ。
以上が成東・勝浦行きの詳細となる。ちなみに一部界隈では「ナルカツ」と呼ばれているようだ。
所有時間のほうは通勤快速だと東京駅から成東駅まで約1時間20分、同じく勝浦駅まで約1時間50分。快速だと東京駅から成東駅まで約1時間30分、同じく勝浦駅まで約2時間となっている。長時間運行となるがナルカツに使用される京葉線の車両にはトイレがないので注意されたし。
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