所在地
東京都江東区
1日平均乗車人員
東京都交通局(2021年)約12,900人
当駅のホームは旧中川の真上にあり、旧中川は江東区と江戸川区の境目。そのためホーム上に行政区分標がある全国でも珍しい駅として関東の駅百選に選ばれている。駅長室は江東区側にあるので江東区の駅。
北に新宿線の車両基地である大島車両検修場を備えた東京都交通局大島総合庁舎が立地する。ただし車両基地の入出庫線は当駅ではなく隣の大島駅。こちらは乗務員基地も兼ねているため当駅で乗務員の交代が行われるが、当駅に急行は停車しないので各駅停車のみ交代を行う。
都営新宿線
(上り) |
(下り) |
各駅停車 | |
駅名標2。パラマウントベッド本社前と書かれている
待合室
8両編成はホーム中ほどに停車する
「駅エコ・プロジェクト」展示スペース。太陽光発電や風力発電・屋上緑化といった環境に配慮した事業
小松川口出入口
大島口。江東区に位置する
旧中川の真上にある駅舎。駅構内に江東区と江戸川区の境界がある珍しい構造
古めな駅の看板
江東区中川船番所資料館
こうとうくなかがわ
ふなばんしょしりょうかん
東大島駅から約350m
付近を流れる旧中川に設置されていた「中川番所」と水運に関わる展示を行う資料館。中川番所や船着き場を再現した実物大ジオラマや資料に加え、郷土の歴史や文化を紹介する展示室が設けられている。
中川番所は河川交通路上における江戸の出入口に設けられた関所のこと
旧中川が見える展望室。かつてこの辺りに中川番所があった
防災拠点再開発に伴い平成7年に発掘調査が行われると番所建物の礎石・漆器・陶器などが出土し、番所内での生活の一部がうかがえた
手軽な船遊びや江戸市中の移動に使われた日除船の模型
日本最古の魚拓(写真)。現在の墨田区で釣られたフナの魚拓で現在日本に残っている中では最古のもの
鮎箱。昔はクーラーがなかったため1匹ずつ並べて入れた
昭和20〜30年代の江東区の民家を再現
野菜のレプリカ。江東区周辺では江戸・東京向けの野菜栽培が盛んだった
コシタボ。腰巻を腰にひっかけて後ろ向きに進むと、アサリやシジミなどの貝を砂ごと籠でさらうというもの
昔の電気冷蔵庫はドアが一つしかなく、製氷室は今よりも氷が作りにくかった
資料館にほぼ隣接する旧中川・川の駅。土日祝に水陸両用バスが発着する
大島小松川公園にある旧小松川閘門。荒川と中川の水位調整を図るために昭和5年に完成した。現在は水上交通の衰退により廃止され、小松川公園内に保存されている
東京都交通局 | ||
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駅構造 | 地下駅 | |
ホーム |
2面2線 |
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開業日 |
1978年(昭和53年) |
|
運営形態 | 業務委託駅 | |
路線 | ||
都営新宿線 | ||
駅番号 | S16 | |
キロ程 |
14.1km |
|
大島 |
船堀 |
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年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 11,500 | |
1995年 | 12,200 | |
2000年 | 12,400 | |
2005年 | 14,400 | |
2010年 | 15,500 | |
2015年 | 15,900 | |
2019年 | 16,100 | |
2020年 | 12,300 | |
2021年 | 12,900 |
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