所在地
千葉県八千代市
1日平均乗車人員
東葉高速鉄道(2019年)約20,500人
東葉高速線開業で急速な開発が進んだ地
この辺りは長年の間鉄道空白地帯だったが、1996年に東葉高速線が開業したことにより駅周辺は急速に開発が進んだ。東葉高速鉄道の本社や車両基地の最寄り駅でもある。
2面4線ホームで八千代中央寄りに八千代緑が丘車両基地の入出庫線を持つ。駅の構造上折り返しは同一ホームでできず、一度車庫側に引き上げてから反対側のホームに転線しなければならない。手間を要するためか当駅折り返しの列車は設定されていない。
東葉高速線
(上り) |
(下り) |
縦型駅名標
ホーム
改札
北口にはロータリーがある。商業施設の「公園都市プラザ」や高層マンションが立地
京成バラ園
けいせいバラえん
八千代緑が丘駅から約2km
1600品種、10000株のバラが咲く国内最大級のバラ園。
「世界に誇れるバラの作出と日本にバラの文化を広めたい」という思いから1959年に京成バラ園は設立され、世界のバラコンクールにおいて数多くの賞を受賞し、京成バラ園が作出したバラを世界に広めてきた。バラをポールなどで美しく見せる演出はファッション誌などの撮影に多く利用されている。
園内の広さは3万平方メートル。2020年11月
2022年5月21日、春バラが見頃
バラのアーチ
ベルばら(ベルサイユのばら)のテラス
ロザリー ラ モリエール
アンドレ グランディエ
フェルゼン伯爵
エデンの泉。2022年5月21日
エデンの泉に色とりどりのバラが浮かべられている
賛美(さんび)
バレンシア
ロイヤル ハイネス
結愛(ゆあ)
シュペールバルク
ディズニーランドローズ
ピーチ メイアンディナ
エクスプルワ
さらさ
ふれ太鼓
ゴールデン ボーダー
愛のローズガゼボ
自然風庭園
光とバラのインスタレーション
メリーゴーランド「ブリリアントツリー」
カフェパティオのバラのソフトクリーム
吉祥院大師堂
きちじょういんだいしどう
八千代緑が丘駅から約2.5km
八千代市吉橋を中心とした地域で行われていた「講」、吉橋大師講の札所1番となる場所。巡礼の際に巡る札所はこの場所を含む88か所が存在する。
現在、吉橋大師講は個人や小規模グループでの巡礼となりほとんど行われていないに等しい。
東葉高速鉄道 | ||
---|---|---|
駅構造 | 高架駅 | |
ホーム |
2面4線 |
|
開業日 |
1996年(平成8年) 4月27日 |
|
路線 | ||
東葉高速線 | ||
駅番号 | TR06 | |
キロ程 |
11km |
|
船橋日大前 |
八千代中央 |
|
年度別1日平均乗車人員 | ||
1996年 東葉高速線開業 | ||
1996年 | 5,900 | |
2000年 | 10,500 | |
2005年 | 13,800 | |
2010年 | 15,800 | |
2015年 | 18,100 | |
2018年 | 20,200 | |
2019年 | 20,500 |
※2021年7月現在の配線図です。
番線 | 路線 | 行き先 | 有効長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 東葉高速線 | 東葉勝田台方面 | - | |
2 | 東葉高速線 | 東葉勝田台方面 | - | 主に始発と回送 |
3 | 東葉高速線 | 西船橋・大手町・中野方面 | - | 主に始発と回送 |
4 | 東葉高速線 | 西船橋・大手町・中野方面 | - |
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東葉高速線は東京メトロ東西線と終日直通運転を行い、快速や通勤快速といった上位の列車種別が運行されている。が、快速運転を行うのは東西線内だけであって東葉高速線内は各駅に停車する。
実は1999年12月〜2014年3月までの間は東西線の快速運転に加えて東葉高速線内も快速運転を行う「東葉快速」なるものが存在していた。「東快」とも呼ばれていたようだ。
停車駅は東西線内が中野〜東陽町までの各駅、浦安・西船橋・北習志野・八千代緑が丘・東葉勝田台である。東葉高速線内の停車駅は4駅とかなり絞り、速達性を意識しているようだ。
東葉高速線内の東葉快速停車駅(赤太字に停車)
西船橋-東海神-飯山満-北習志野-船橋日大前-八千代緑が丘-八千代中央-村上-東葉勝田台
平日の朝の上り(西船橋)方面と夕方の下り(東葉勝田台)方面に設定され、西船橋駅から東葉勝田台駅まで約17分となっている。同区間を各駅停車(快速・通勤快速)で行くと約20分である。
うん?5駅も通過しているのに所有時間が3分ほどしか変わらない。なぜだろう?
これは東葉快速通過駅の通過速度が60kmに制限されていることが原因である。安全上の問題なのかはわからないが、この速度制限により通過駅に来たら減速しなけれならない。
これが原因で時短効果がほとんどないのだ。さらに通過駅では通勤時間帯なのに関わらず、次の列車まで10分以上間隔が空いてしまうという事態が発生していた。この通過で次の列車に利用客が集中する形となり、混雑や遅延を引き起こす原因となっていた。
東葉快速の設定本数は新設時の1999年が上下2本ずつ、2007年で上下4本ずつ。
2008年からは通過後の列車の集中により上下2本に削減、2009年には朝の上り東葉快速が廃止され夕方の下り4本に、2014年には下り東葉快速通過駅の利用客が増加していることからダイヤ改正で完全に廃止となったのだった。こうして東葉高速線は全て各駅停車の路線になった。
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