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発車標レア表記集

成田線

初日の出号





場所 成田
撮影日 2019年1月


元旦の初詣や犬吠埼の初日の出を見るために臨時列車が運行された。「犬吠初日の出号」は銚子行きの指定席の特急列車。「快速初日の出号」は成田発で佐原と銚子に停車する快速列車。

 

2020年1月現在の犬吠初日の出1号の停車駅は高尾・新宿・銚子で所有時間は約2時間50分。2号は大宮・新宿・銚子で約2時間55分。3号は新宿・銚子で約2時間25分。使用列車は2020年1月現在全てE257系500番台。成田線の終夜運転銚子方面は銚子駅にて銚子電気鉄道線と接続する。2021年度は新型コロナウイルスの影響で全ての終夜運転は取り止めになった。

 

2022年度は成田線銚子方面は運転されず成田線は「千葉」〜「成田」間のみの運行だったが、新宿と銚子を結ぶ特急「犬吠初日の出号」は運行された。2023年度も同様である。

成田山初詣伊東号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。停車駅は2021年1月現在、伊東・熱海・小田原・平塚・茅ケ崎・藤沢・大船・横浜・武蔵小杉・品川・成田。伊東駅から成田駅まで約3時間。「品川」〜「成田」間はノンストップであり伊東線・東海道線・横須賀線・総武快速線・総武本線・成田線を経由する。

 

使用車両は2021年1月現在185系。2022年度は運行されなかった。

 

2023年度も運行はなし。因みに成田山初詣号シリーズは2022年度まで快速だったが、2023年度から特急に格上げされている。また格上げに伴い停車駅に変更があり、少なくなっている。

成田山初詣ぐんま号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。停車駅は2021年1月現在、前橋・新前橋・高崎・新町・神保原・本庄・深谷・熊谷・吹上・鴻巣・北本・桶川・上尾・宮原・大宮・成田。前橋駅から成田駅まで約3時間30分。「大宮」〜「成田」間は停車駅がない。両毛線・上越線・高崎線・武蔵野線・常磐線・成田線を経由する。

 

2021年度の使用車両はE257系500番台、2022年度はE257系5500番台。

 

2023年度からは名称をそのままに特急に格上げされている。

場所 成田
撮影日 2023年1月


2023年度から特急に格上げされ停車駅が変わった。前橋・新前橋・高崎・本庄・熊谷・鴻巣・大宮・我孫子・成田。前橋駅から成田駅まで約2時間40分。新町・神保原・深谷・吹上・北本・桶川・上尾・宮原が停車駅から外され、我孫子が停車駅に加わった。

 

使用車両はE257系5500番台。

成田山初詣横須賀号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。停車駅は2021年1月現在、横須賀・逗子・鎌倉・大船・戸塚・横浜・武蔵小杉・品川・成田。横須賀駅から成田駅まで約2時間30分。「品川」〜「成田」間は無停車。横須賀線・総武快速線・総武本線・成田線を経由する。

 

使用車両は2021年1月現在185系。2022年度は運行されなかった。横須賀・総武快速線の成田線直通と同じルートを辿っており、従来の快速で行くと横須賀駅から成田駅まで約2時間40分。

 

2023年度の運行はなし。横須賀線末端区間に乗り入れる数少ない臨時列車だったのだが、運行ルートが横須賀・総武快速線と全く同じなため不要と判断されたか。

早春成田初詣号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。停車駅は2021年1月現在、宇都宮・雀宮・小金井・小山・古河・久喜・白岡・蓮田・東大宮・大宮・南浦和・南越谷・我孫子・成田。宇都宮駅から成田駅まで約3時間10分。宇都宮線・武蔵野線・常磐線・成田線を経由する。

 

2020・2021年度の使用車両は185系、2022年度はE257系5500番台。成田山初詣臨時列車で唯一「成田山」と名乗らない臨時快速である。

 

2023年度は運行ルートをそのままに停車駅を少なくした「成田山初詣とちぎ号」に名称を変え、快速から特急に格上げされた。

成田山初詣とちぎ号

場所 成田
撮影日 2023年1月


早春成田初詣号が2023年度から特急に格上げされたもの。停車駅は宇都宮・大宮・南浦和・南越谷・我孫子・成田。宇都宮駅から成田駅まで約1時間50分。雀宮・小金井・小山・古河・久喜・白岡・蓮田・東大宮が停車駅から外された。

 

使用車両はE257系5500番台。

成田山初詣青梅号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。停車駅は2021年1月現在、青梅・河辺・羽村・拝島・昭島・立川・国分寺・三鷹・成田。青梅駅から成田駅まで約2時間40分。「三鷹」〜「成田」間は停車駅がない。青梅線・中央快速線・総武快速線・総武本線・成田線を経由する。

 

2020・2021年度の使用車両はE257系0番台。2022年度はE257系5500番台。

 

2023年度から運行ルートをそのままに停車駅を少なくした「早春成田山おうめ号」になった。また快速から特急になった。

早春成田山おうめ号

場所 成田
撮影日 2023年1月


成田山初詣青梅号が2023年度から特急に格上げされたもの。停車駅は青梅・河辺・羽村・拝島・昭島・立川・新宿・成田。青梅駅から成田駅まで約2時間。国分寺・三鷹が停車駅から外れ、新たに新宿に停車するようになった。

 

使用車両はE257系5000番台。

成田山初詣やまなし号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。停車駅は2021年1月現在、小淵沢・韮崎・竜王・甲府・石和温泉・山梨市・塩山・大月・上野原・高尾・八王子・立川・国分寺・三鷹・成田。小淵沢駅から成田駅まで約5時間。「三鷹」〜「成田」間はノンストップ。中央本線・中央快速線・総武快速線・総武本線・成田線を経由する。

 

所有時間、走行距離約240kmと成田山初詣号シリーズの中ではダントツ。2020・2021年度の使用車両はE257系0番台。2022年度はE257系5500番台。

 

2023年度からは運行ルートをそのままに停車駅を減らした「早春成田山やまなし号」に変わった。快速から特急に格上げされている。

早春成田山やまなし号

場所 成田
撮影日 2023年1月


成田山初詣やまなし号が2023年度から特急に格上げされたもの。停車駅は小淵沢・韮崎・甲府・石和温泉・山梨市・塩山・大月・八王子・立川・新宿・成田。小淵沢駅から成田駅まで約3時間20分。竜王・上野原・高尾・国分寺・三鷹が停車駅から外れ、新たに新宿が停車駅に加わった。

 

使用車両はE257系5000番台。

成田山初詣常磐号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。2020年3月まで常磐線の「富岡」〜「浪江」間が東日本大震災の影響で不通となっていたためか2020年度まで富岡行きだった。復旧後の2021年以降はいわき行きに短縮された。

 

「富岡」〜「成田」間の停車駅は富岡・広野・いわき・湯本・泉・勿来・磯原・高萩・日立・常陸多賀・大甕・東海・勝田・水戸・赤塚・友部・石岡・土浦・成田。富岡駅から成田駅まで約4時間、「土浦」〜「成田」は無停車。常磐線・成田線を経由する。

 

我孫子駅では客扱いしないが成田線我孫子支線に入るためにスイッチバックを行うので一度停車する。この際我孫子駅ではホームに接しない欠番の3番線に入りスイッチバックする。

 

2020・2021年度の使用車両はE653系。2022・2023年度の運行はなし。

成田山初詣むさしの号


場所 成田
撮影日 2020年1月


各地から成田山新勝寺への初詣を目的とした臨時列車。成田山初詣〇〇号シリーズのひとつ。停車駅は2021年1月現在、府中本町・西国分寺・新秋津・東所沢・成田。府中本町駅から成田駅まで約1時間50分。「東所沢」〜「成田」間は無停車。武蔵野線・常磐線・成田線を経由する。

 

2020・2021年度の使用車両はE257系500番台。2022年度はE257系5500番台。

 

2023年度から運行ルートをそのままに停車駅を少なくした「早春成田山むさしの号」に変わった。また快速から特急に格上げされた。

早春成田山むさしの号

場所 成田
撮影日 2023年1月


成田山初詣むさしの号が2023年度から特急に格上げされたもの。停車駅は府中本町・西国分寺・新秋津・我孫子・成田。府中本町駅から成田駅まで約50分。東所沢が停車駅から外れ、我孫子が停車駅に加わった。

 

使用車両はE257系5500番台。

北総江戸紀行




場所 千葉
撮影日 2020年3月


日本遺産「北総四都市江戸紀行」の成田・佐原と、成田ゆめ牧場へのアクセスに便利な特急列車。「新宿」〜「佐原」間で運行され所有時間は約2時間。

 

停車駅は2022年3月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河・下総神崎・佐原。中央快速線・総武快速線・総武本線・成田線を経由するルート。2018年度から運行されており、前身的な臨時列車として運行区間が同じ小江戸佐原号というものがあった。

 

2023年度の設定はない。同じルートで運行され停車駅がほぼ同じ特急「さわら・かしま」に置き換えられた?

場所 佐原
撮影日 2021年3月


帰りの新宿行き。ひな人形が表記されている。


場所 成田
撮影日 2019年2月


帰りの新宿行き。重箱の隅だが現在は普通列車の表記が以前は「各駅」だった。

場所 成田
撮影日 2021年3月


帰りの新宿行き。先ほどと微妙にフォントが異なる。

こうざき酒蔵まつり号


場所 成田
撮影日 2019年3月


下総神崎駅周辺で開催されるこうざき酒蔵まつりのアクセスに便利な臨時列車。停車駅は2020年3月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河・下総神崎・佐原。新宿駅から佐原駅まで約1時間50分。

 

下総神崎駅での下車を目的としているが佐原まで運行される。下総神崎止まりにするくらいなら主要駅である佐原駅まで行ってしまおうということなのだろうか。2021〜2023年度は新型コロナウイルスの影響で祭り自体が中止となりこうざき酒蔵まつり号も運休となった。

 

使用車両は2020年3月現在E257系500番台。こうざき酒蔵まつりはお酒のお祭りなため電車の利用客は多くなる。また混雑を想定し「成田」〜「下総神崎」間の区間列車が設定される。

 

以前は東京側の発着駅が新宿ではなく、両国だった時があったらしい。

下総神崎行き


場所 成田
撮影日 2019年3月


こうざき酒蔵まつりに合わせて下総神崎行きの臨時列車が運行された。下総神崎駅周辺で毎年3月に開催されるこうざき酒蔵まつりは約5万人が訪れ電車で来る人も多い。しかし成田線「成田」〜「銚子」間は1時間に1本しか電車が来ない。臨時特急が運行されてもこの本数では人を捌ききれないため「成田」〜「下総神崎」間の臨時列車を設定する。

 

下総神崎駅に着くと折り返しで成田行きになる。209系は「下総神崎」の行き先が設定されていないので「成田線各駅停車」になる。

 

下総神崎駅はごく普通の2面2線ホームだがどちらも上下線の発着が可能である。E131系は下総神崎の行き先がある模様。

特急あやめ祭り


場所 成田
撮影日 2019年6月


潮来駅周辺にある水郷潮来あやめ園で毎年6月に開催される水郷潮来あやめまつりに合わせ臨時列車が運行。停車駅は2021年6月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・佐原・潮来・鹿島神宮。新宿駅から鹿島神宮駅まで約2時間20分。

 

2020年度は新型コロナウイルスの影響で運転取り止めになっている。使用車両は2019〜2022年度がE257系500番台。

 

2021年度からは滑河駅が停車駅に加わった。単線区間がネックか?

場所 成田
撮影日 2022年6月


帰りの新宿行き。


場所 佐原
撮影日 2019年6月


帰りの新宿行きの列車。あやめの花が表記されている。

 

この臨時列車のルーツは2015年3月まで運行されていた特急あやめである。東京駅から総武線経由で成田線・鹿島線を運行する特急だった。この経歴から特急あやめで運転されていたE257系500番台は「特急あやめ」と表記できる。

佐原夏祭り号


場所 佐原
撮影日 2019年7月


毎年7月に開かれる佐原の大祭に合わせて「新宿」〜「佐原」間に臨時特急が運行された。帰りの新宿行きで発車標に「祭」と書かれた提灯が表記されている。停車駅は2019年7月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・佐原。新宿駅から佐原駅まで約1時間45分。

 

使用車両は2019年現在E257系500番台。2020・2021年度は新型コロナウイルスによる夏祭りの中止に伴い運転取り止めになっている。

 

2022年度から運行再開し、使用車両はE257系5500番台。因みに佐原の大祭は1年に夏と秋の2回開催されるため、秋には佐原秋祭り号が運行される。

佐原秋祭り号

場所 佐原
撮影日 2023年10月


毎年10月に開かれる佐原の大祭(秋祭り)に合わせて「新宿」〜「佐原」間に臨時特急が運行。こちらは帰りの新宿行きで夏祭り同様発車標に「祭」と書かれた提灯が表記されている。停車駅は2023年10月現在、新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・千葉・佐倉・成田・佐原。新宿駅から佐原駅まで約1時間45分。因みに2022年度まで津田沼駅が停車駅にあったが2023年度から外された。

 

使用車両は2023年現在E257系500番台。2020・2021年度は新型コロナウイルスによる秋祭りの中止に伴い運転取り止めになっている。

場所 成田
撮影日 2023年10月


成田駅バージョン。

お正月


場所 千葉
撮影日 2019年1月


正月にちなんで門松や日の丸が表記された。日の丸の下には「I hope you will have a great year.(素晴らしい年になりますように)」と書かれている。この頃はコロナのコの字も知らなかった。

節分


場所 千葉
撮影日 2019年2月


節分にちなんで豆まきや恵方巻などが表記された。限られたスペースの中に節分という節分要素を詰め込んだ愛のある作品。

房総休日


場所 千葉
撮影日 2019年3月


1月から3月にかけて開催された房総休日キャンペーンにちなむ表記、駅長犬とチーバ君。日本語表記の時はない。重箱の隅だが駅長犬とチーバ君表記の時は列車種別がないため日本語表記の時に「普通/LOCAL」と出している。

子どもの日



場所 千葉
撮影日 2019年5月


子どもの日にちなんでかぶとやこいのぼりなどが表記された。フルカラーの発車標でこれができるのはすごいと思う。

成田空港・鹿島神宮行き



場所 千葉
撮影日 2019年11月


1日1本しか運行されない。佐倉駅にて前11両が成田空港行き、後ろ4両が鹿島神宮行きとして列車を切り離す。千葉駅のATOS更新前は成田空港鹿島神宮と一緒に表記していたが更新後は最初に成田空港と表記して後から鹿島神宮を表記するようになった。

 

佐倉駅での切り離し作業は約10分。前11両の成田空港行きを先に行かせた後に後ろ4両の鹿島神宮行きが発車する。

 

E235系が始めて鹿島神宮行きになったのは2022年12月5日の事。デビューから2年かかった。







場所 千葉
撮影日 2020年10月


ATOS導入後。

成田空港始発各駅停車千葉行き

場所 成田空港
撮影日 2022年1月


成田線空港支線は大半が総武快速線からの直通列車である中、1日3本だけ各駅停車の千葉行きがある。209系が成田空港駅まで乗り入れる数少ない運用。空港第2ビル駅と成田空港駅は昇降式ホーム柵が採用されているが、車両によってドアの位置が大きく異なるためである。

 

2023年3月18日のダイヤ改正から総武快速線の成田空港行きが1時間1〜2本から1時間1本に減便され、新たに「千葉」〜「成田空港」間の209系を用いた各駅停車が日中に設定される。

場所 成田空港
撮影日 2023年4月


発車標更新後。「各駅停車」が「普通」になった。

鹿島神宮始発快速東京行き


場所 佐原
撮影日 2019年6月


1日1本しか運行されない鹿島線鹿島神宮始発の東京行き。鹿島神宮駅から東京駅まで約2時間15分。2020年3月のダイヤ改正からは土休日に限り大船行きになった。「鹿島神宮」〜「佐倉」間は通過駅がなく4両編成、佐倉駅にて後ろに11両を増結する。

 

昨晩の総武快速線車両による鹿島神宮行きが鹿島サッカースタジアム駅まで回送。夜間留置したものが翌朝になると鹿島神宮駅まで回送される事でこの列車になる。

 

この列車は2015年3月12日まで運行されていた特急あやめの代替列車である。

 

2023年7月現在、土休日の大船行きは東京行きになっている。因みに鹿島線に発車標が設置されているのは佐原駅しかない。

ワンマン潮来行き

場所 佐原
撮影日 2023年10月


佐原の大祭(秋祭り)の開催に伴い増発された臨時列車。佐原始発の潮来行きである。潮来駅到着後は折り返しで佐原行きになった。

 

秋祭りの時間は夜の22時までのため、帰る客が多くなる時間帯であることを見据えて設定されたのだろう。一方成田線は特急の佐原秋祭り号が運行された以外は1本も増発されていない。

我孫子支線の品川行き


場所 成田
撮影日 2020年11月


我孫子支線の行き先で2021年9月現在1日3本の運行。我孫子から先は後ろに5両増結し上野方面の常磐線快速に直通する。成田駅から品川駅まで約1時間40分。ちなみに成田駅から品川駅まで総武線経由だと約1時間30分。やはり我孫子駅での増結作業で時間がかかる。

 

成田線内では案内されないが最終的に東海道線に直通するため上野東京ラインとなり、車両の行き先には常磐・東海道線直通と表記される。

 

快速と表記されているが成田線内は各駅停車。快速線に直通する意味合いで快速なのだろう。

通勤快速大船行き

場所 成田
撮影日 2021年9月


2021年9月現在、平日朝に成田始発が1本設定。従来の快速より停車駅を少なくした通勤通学客のための列車。しかし朝の上り通勤快速は先行列車を市川駅で追い抜きしないため快速と所有時間は対して変わらない。

 

2022年3月12日のダイヤ改正で総武線通勤快速全てが廃止されることとなり、通勤快速は快速に格下げとなってしまった。快速に格下げされたものの通過駅では本数増加の恩恵を受けた。

通勤快速逗子行き

場所 成田
撮影日 2021年9月


2021年9月現在、平日朝に成田空港始発が1本設定。帰りの通勤快速成田空港行きはない。通勤快速として通過駅が多くなるのは錦糸町までで錦糸町からは各駅に停車する。そのためか新小岩を通過した時点で通勤快速という表示を取り止める。

 

ダイヤ改正で通勤快速が廃止されると逗子行きは東京行きになった。

場所 成田
撮影日 2021年9月


通勤快速逗子行き成田空港駅バージョン。

成田エクスプレス高尾行き



場所 成田空港
撮影日 2020年12月


大船行きと併結し前6両が大船行き、後ろ6両が高尾行きとして運行され、東京駅に着くと切り離し作業が行われる。成田空港駅から高尾駅まで約2時間20分。高尾行きは2021年3月のダイヤ改正により八王子行きに短縮され、消滅した。さすがに高尾は需要が少ないと判断したのか。

 

高尾駅に着くと豊田駅にある豊田車両センターまで回送される。翌朝になると再び高尾駅まで回送されて高尾始発の成田エクスプレス成田空港行きになる。

 

余談だがかつて土休日の新宿発着1往復が高尾以西に乗り入れ、富士急行線の河口湖まで臨時列車として延長運転されていた。停車駅は新宿・立川・八王子・大月・都留文科大学前・富士山・富士急ハイランド・河口湖となっている。

成田エクスプレス大宮行き

場所 成田空港
撮影日 2022年1月


大船行きと併結し前6両が大船行き、後ろ6両が大宮行きとして運行され東京駅に着くと切り離し作業が行われる。成田空港駅から大宮駅まで約2時間。大宮駅に着くと大宮総合車両センター東大宮センターまで回送される。

 

大宮行きは2022年3月12日のダイヤ改正により池袋行きとともに新宿発着になり、消滅した。

 

大宮行きは成田→千葉→東京→品川→新宿→池袋→大宮と都心をほぼ一周してから向かうようなルートになっているため所有時間が長い。乗り換えなしで行けるのはいいのだが・・・。成田空港駅から大宮駅まで成田エクスプレスを利用するよりも一度東京駅で下車し、上野東京ラインに乗り換えたほうが20分程早く大宮駅に着くほどである。

成田エクスプレス池袋行き

場所 成田空港
撮影日 2022年1月


大船行きと併結し前6両が大船行き、後ろ6両が池袋行きとして運行され、東京駅に着くと切り離し作業が行われる。成田空港駅から池袋駅まで約1時間30分。池袋行きは2022年3月12日のダイヤ改正により大宮行きが新宿発着になったことにより、途中にある池袋行きも廃止になった。

 

池袋駅に着くと池袋運輸区の留置線に回送され、折り返しで池袋始発の成田エクスプレス成田空港行きになる。

 

この廃止と同時に千葉駅の停車が下り4回・上り3回から下り16回・上り13回と4倍ほどに増加し、成田エクスプレスは成田空港へのアクセス列車から日常使い特急の色が濃くなった。

開運初詣号

場所 成田
撮影日 2022年1月


2022年度から新たに設定された臨時特急で新宿から鹿島神宮への初詣を目的とする。帰りの新宿行き。停車駅は新宿・秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・成田・香取・鹿島神宮。佐原駅が通過なのは個人的に意外。

 

新宿駅から鹿島神宮駅まで約3時間20分、使用車両はE257系5500番台。E257系5500番台はこの運用で鹿島線初入線となった。

 

上に表記されている団体は読売旅行の貸し切り列車である「新春!成田山新勝寺初詣号」のことである。停車駅は高崎・新町・深谷・籠原・熊谷・北本・上尾・大宮・成田。高崎駅から成田駅まで約3時間。13:20〜15:20は成田山新勝寺の初詣や散策時間であり、帰りの団体列車が成田15:58発で運行された。

場所 成田
撮影日 2023年1月


行きの鹿島神宮行き。2023年度の使用車両はE257系500番台であり、1月2日は偶然にもわかしお・さざなみ運行開始50周年記念ラッピング編成で運行された。

場所 成田
撮影日 2023年1月


帰りの新宿行き。先ほどと表記が異なっているが、2023年は1月7日から初詣臨時列車が運行開始されたためそれに合わせて表記も変わったと思われる。

TRAIN SUITE 四季島

場所 成田
撮影日 2022年1月


1泊2日コース/冬。2021年12月4日〜2022年3月26日(1月1日と3月12日除く)の毎週土曜日に運行された。停車駅は1日目が上野・鹿島神宮・佐原。2日目は佐原駅から車中泊して根府川・小田原・上野。行き先の表記が「到着」なのが何とも特別で異質である。

 

スケジュールは1日目が9:40分頃に上野駅を出発してから車内で昼食、14:00頃に鹿島神宮駅に到着後、鹿島神宮と佐原の観光、17:20頃に佐原駅を出発してから車内で夕食、車中泊。2日目が5:20分頃に根府川駅に到着してから日の出を楽しむ、7:20頃に小田原駅に到着後、車外で朝食、小田原の観光、11:40頃に小田原駅を出発後、車内で昼食、17:40頃上野駅に到着する。

 

旅行代金は2名1室利用で1人370,000円、1名1室利用で555,000円となっている。

185系で行く大宮〜成田日帰りの旅

場所 成田
撮影日 2023年1月


クラブツーリズムの主催で2023年1月9日に運行された団体臨時列車。その名の通り185系で「大宮」〜「成田」間で運行された。運行ルートは武蔵野線・常磐線・成田線我孫子支線経由。

 

スケジュールは行きが大宮9:23発、成田11:07着。帰りが成田15:58発、大宮18;46着。

 

運行日が1月9日なのは「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」であるため。何事を始めるのにも縁起が良いとされる。