国吉
くによし
Kuniyoshi
いすみ鉄道を代表する駅の一つ。急行停車駅。2面2線ホームで駅舎側が上り(大原方面)ホーム、構内踏切を渡った先が下り(上総中野方面)ホーム。当駅では列車交換が行われることがあり行き違いのためにしばらく停車する。
土休日に限り列車行き違いの停車時間にはいすみ鉄道のゆるキャラ(?)である「い鉄くん」がたこめしやポップコーンの立ち売りを行う。列車内に乗ってくることもある。
しめ縄といすみ鉄道。当駅出入口にあるしめ縄、桜、菜の花、あじさいをデザイン。当駅にあるしめ縄は千葉県いすみ市と島根県奥出雲町の地域おこし協力隊がローカル線活性化という共通の目的から出会い、奥出雲町のJR木次線「出雲横田駅」のしめ縄を参考にしいすみ鉄道も取り入れた。しめ縄は出雲大社のしめ縄作りに携わった経験のある住民が奥出雲町にいたため、実施に至った。
駅名標。ネーミングライツ「風そよぐ谷」入り。ムーミン列車が走っていた事、いすみ鉄道が自然と共生する事が理由。また上総出雲大社前の看板がある
駅名標2。ムーミンファミリーの姿がある
ホーム。2面2線で列車交換可能
番線表示
いすみのたこめし。マダコの水揚げが盛んないすみ市ならではの駅弁。「千葉ブランド」に認定されたいすみ市の港に水揚げされるマダコと地元産の野菜を使って作られる。国吉駅近くの「松屋旅館」が製造しており、週末になるといすみ鉄道国吉駅においていすみ鉄道応援団が駅弁の立ち売りを行っている
美味しそうだ
側線にいすみ鉄道開業時から運行されていたいすみ200型、久留里線で2012年まで運行されていたキハ30形が留置されている
キハ28が営業運転終了後、国吉駅に留置されている
ホームに咲くあじさい
ホームに咲くあじさい2
国吉神社と出雲大社上総教會は国吉駅から徒歩約10分
待合所。1番線大原方面ホームにある。2番線上総中野方面ホームにはない
2番線上総中野方面ホームの後ろから開放感のある広場「風そよぐひろば」に行ける
ステージでも作るのだろうか?
わんこのひろば
風そよぐひろば整備前
リトルミイとニョロニョロ
ようこそいすみへ
駅舎の中。無人駅で元から駅事務はない。券売機設置駅
暖炉
宇宙ポスト。短冊に願いを書いて投函するとデータ化して10cm四方の小型人工衛星に搭載、国際宇宙ステーションに届けられる物資と一緒に打ち上げられる。国際宇宙ステーションから宇宙に放出されると地球の周回軌道に乗り、時間がたつと人工衛星が大気圏に突入して流れ星になる
駅舎併設の観光案内所「ハートフルステーションくによし」。土日祝のみの営業。当駅にあったムーミングッズなどを販売するショップの跡地を活用。古い駅名標などが展示されている
方向幕
ホーロー駅名標
ホーロー駅名標2
きんしちょう
2019年1月31日まで当駅にはいすみ鉄道やムーミンのグッズ販売するショップ「VALLEY WINDS(ヴァレーウインズ)」があった
駅前を進むと国道465号線。国道沿いにセブンイレブンとファミリーマートあり。国吉神社まで徒歩約10分、いすみ市郷土資料館まで徒歩約12分
後に鳥居と国吉駅のしめ縄が設置された。いすみ鉄道利用促進、夷隅地域と国吉神社への観光客誘致を目的する
いすみ市商工会館
駅の看板
トイレ
国吉神社
くによしじんじゃ
国吉駅から約900m
大山咋命・天之御中主命など計28柱を祭神とする神社。国吉神社に隣接する形で出雲大社(上総出雲大社)が立地しており、縁結びの神と福の神で知られる「大国主大神(おおくにのぬしのおおかみ)」が島根県の出雲大社から分霊され祀られている。
鳥居
出雲大社上総教会
あじさい
金毘神社
日御碕神社
いすみ市郷土資料館
いすみしきょうどしりょうかん
国吉駅から約850m
いすみ市の歴史資料や美術工芸品などの展示を行う資料館。田園風景と調和するような古民家風の建物が特長であり、「田園の美術館」の愛称がある。入館料は無料。館内の写真撮影は禁止されている。
屋外にある昔の農具あれこれ
足踏脱穀機。足踏みの力を動力として、麦の穂を扱いて籾にするもの
荒木根ダム
あらきねダム
国吉駅から約6km
特殊な役割を持つアースダム。夷隅川は渇水期にになると地中から塩分を含んだ水(かん水)が湧き出てくる。この水は稲にとって有害であるため、渇水期になるとダムから水を流し、有害成分を中和するという役割を担っている。
ダム湖
堤体からの景色
いすみ鉄道 | ||
---|---|---|
駅構造 | 地上駅 | |
ホーム |
2面2線 |
|
開業日 |
1930年(昭和5年) 4月1日 |
|
運営形態 | 無人駅 | |
路線 | ||
いすみ鉄道線 | ||
キロ程 |
8.8km |
|
新田野 |
上総中川 |
|
年度別1日平均乗車人員 | ||
1988年 JR木原線を引き継ぎいすみ鉄道線開業 | ||
2007年 | 110 | |
2010年 | 110 | |
2015年 | 140 | |
2018年 | 130 | |
2019年 | 100 |
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